蒲原神社 (新潟市)
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蒲原神社 | |
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所在地 | 新潟県新潟市中央区長嶺町3-18 |
位置 | 北緯37度54分53.219秒 東経139度04分13.019秒 / 北緯37.91478306度 東経139.07028306度座標: 北緯37度54分53.219秒 東経139度04分13.019秒 / 北緯37.91478306度 東経139.07028306度 |
主祭神 | 椎根津彦命 |
神体 | 木造伝畠山重宗夫妻坐像 |
別名 | 五社神社 |
例祭 | 6月30日夜から7月3日まで |
地図 |
蒲原神社(かんばらじんじゃ)は、新潟県新潟市中央区長嶺町にある神社。本社は金鉢山に鎮座していた「青海の社」(おおみのやしろ)で、椎根津彦命を主祭神、五行の神(火の神、水の神、木の神、金の神、土の神)の他、学業の神さま、菅原道真公なども合祀されている。鎌倉時代初期の武士 畠山六郎重宗が言い伝えによって祭られていることから、別名「六郎さま」とも呼ばれている[1][2][3]。
祭神
[編集]もしくは
配祀
[編集]歴史
[編集]創設期は大化の改新後律令によって神社制度が定められた時代と推定される[4]。1979年越後国蒲原郡の青海神社は延喜式に二座と記録されており、現在の加茂市の賀茂山にある青海神社(加茂大明神)と、現在の新潟市長嶺にある蒲原神社(五社神社)などとされている[5]。平安朝時代、椎根津彦が蒲原の港に土着して総鎮守として金鉢山(現在の新潟市中央区万代島付近[6])に鎮座し、青海神社と呼ばれた。南北朝時代、南北戦争の折に金鉢山に蒲原津城が建設され、[4]敗者側の山にあった青海神社は解体となり、神官も追放された。追放された神官は五行の神を祀り、五社宮として生き延びた。戦国時代末期、青海神社の生き残りがいると知った新発田重家が新たに社殿を建造し、五社宮は廃社のところを復興することができた。
1688年(元禄元年)の信濃川決壊により、元禄元年金鉢山から現在の場所に移転した。
1968年(昭和43年)には「蒲原まつり」の俗称が有名になったため「五社神社」から「蒲原神社」へと社名が変わった[7]。
境内
[編集]- 言魂の欅
- 大鳥居をくぐり神楽殿に向かう右手にはケヤキの大木が鎮座している[8]。
境内の主な建物
[編集]-
本殿に飾られている藩主直温公奉納の大額。(2019年4月撮影)
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本殿前にある牛。(2019年4月撮影)
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蒲原神社の鳥居。(2019年4月撮影)
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蒲原神社の言魂の欅。(2019年4月撮影)
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蒲原神社もう一つの鳥居。(2019年4月撮影)
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本殿側から見た2つの鳥居。(2019年4月)
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神楽殿。(2019年4月撮影)
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農民の彫刻(2019年4月)
文化財
[編集]- 木造仏畠山重宗夫妻坐像2躯
年中行事
[編集]- 御託宣(おたくせん)
- 梅まつり
- 菅原神社梅の木会の有志が梅の植樹と生育を蒲原神社境内で始め、春に見頃を迎えることから毎年4月3日に行われる[16]。
- 菊まつり
- 1986年(昭和61年)9月に神社の氏子や菊作りをする人々で菅原神社菊花会を設立し、同年11月に第一回菊花祭を開催し、毎年11月23日に行われる[17]。
現地情報
[編集]- 所在地
- 交通アクセス
- 鉄道
- 自家用車
- 北陸自動車道新潟西インターチェンジまたは磐越自動車道新潟中央インターチェンジより車で20分(国道7号新潟バイパス紫竹山インターチェンジ経由)[18]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 山下隆吉『蒲原神社史』蒲原神社、1981年
- ^ 新潟事業出版部 『にいがた歴史紀行』1新潟市、1994年
- ^ 蒲原神社 にいがた観光ナビ
- ^ a b 『蒲原の変遷と蒲原神社』新潟市蒲原神社、1979年
- ^ 『蒲原神社』p.1
- ^ [1]
- ^ 長嶺地域コミュニティ協議会 蒲原まつり実行委員会 ミニコミ紙『蒲原まつり』2019年
- ^ 五十嵐敏雄『ふらり気ままに新潟大人の遠足Refine(リファイン)』2010年6月30日、p.78
- ^ a b 山下隆吉『蒲原神社史改訂』金子隆弘、1993年、p.234
- ^ “新潟市(内の新潟県指定文化財一覧)”. 2019年4月13日閲覧。
- ^ 伊藤鼎『沼垂定住三百年記念誌 ぬったり』沼垂定住三百年祭実行委員会、1984年10月27日、123頁。
- ^ 新潟市『新・新潟歴史双書1 新潟市の伝説』2006年,p.33
- ^ 山下隆吉『蒲原神社史改訂』金子隆弘、1993年、510頁。
- ^ 山下隆吉『蒲原神社史改訂』金子隆弘、1993年、152頁。
- ^ 新潟市『新潟市史 資料編11』1994年,p.680
- ^ 山下隆吉『蒲原神社史改訂』金子隆弘、1993年、498頁。
- ^ 山下隆吉『蒲原神社史改訂』金子隆弘、1993年、499頁。
- ^ a b 新潟観光ナビ