福島春樹

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福島 春樹
名前
愛称 ハルキ
カタカナ フクシマ ハルキ
ラテン文字 FUKUSHIMA Haruki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1993-04-08) 1993年4月8日(31歳)
出身地 愛知県瀬戸市[1]
身長 183cm
体重 78kg
選手情報
ポジション GK
利き足 左足
ユース
2000-2005 瀬戸NFC
2006-2008 カワムラFC(瀬戸市立水無瀬中学校)
2009-2011 静岡学園高等学校
2012-2015 専修大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2021 浦和レッズ 1 (0)
2016 ガイナーレ鳥取(loan) 14 (0)
2021 京都サンガF.C.(loan) 0 (0)
通算 15 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

福島 春樹(ふくしま はるき、1993年4月8日 - )は、愛知県瀬戸市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはゴールキーパー(GK)既婚

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

静岡学園で2011年に全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に準優勝[2][1]、優秀選手に選ばれる[1]。同学年には伊東幸敏長谷川竜也木本恭生がいた[2]

2012年に進学した専修大学では1年目の春からレギュラーに定着し[3]、2014年までの関東大学1部リーグ4連覇に貢献[3]、2013年、2014年と2年連続でリーグベストイレブンに選ばれた[1][3]

2013年にはU-20日本代表に選出され東アジア競技大会で2試合に出場[1]。全日本大学選抜の主将を務めた2014年のデンソーカップチャレンジサッカーでは、GKとして2008年の東口順昭以来となるMVPを受賞した[4]ユニバーシアード日本代表の一員として出場した2015年のユニバーシアードでは銅メダルを獲得[5]

浦和レッズ[編集]

2015年1月29日、2016年シーズンからの浦和レッズ加入内定が同クラブより発表された[1][6]。正式加入に先立ち2015年は特別指定選手として同クラブに帯同[7]

2016年に浦和に加入[8]

ガイナーレ鳥取

2016年6月27日、J3リーグガイナーレ鳥取への育成型期限付き移籍が発表された。移籍期間は2016年7月1日から2017年1月31日まで[9]。7月3日のJ3第15節グルージャ盛岡戦にてJリーグ公式戦に初出場した。9月7日、天皇杯二回戦大宮アルディージャ戦にてカップ戦初出場した。10月30日に行われたJ3リーグ第27節・ガンバ大阪U-23戦にて負傷し、11月11日に右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷で全治約8カ月の診断と発表された[10]

浦和復帰

2016年12月7日、2017シーズンからの浦和復帰が発表された[11]

2018年4月4日、ルヴァン杯グループステージサンフレッチェ広島戦で浦和での公式戦初出場。この試合では好セーブを連発し無失点に抑えた。

2019年11月1日、第30節鹿島アントラーズ戦でJ1初出場を果たした。11月10日のACL決勝1stレグアル・ヒラル戦で、ACL初出場を飾る。同試合では元イタリア代表セバスティアン・ジョヴィンコの決定的なシュートを防ぐなど好セーブを連発したが、ペルー代表アンドレ・カリージョに決められそのまま0-1で1stレグを終えた。試合後にはサウジアラビアのメディアに好セーブを称賛された[12]。ただ、ACL決勝2ndレグでは出場停止から復帰した西川周作が出場したため、ベンチから見守る形となった。

2020シーズンは飛躍の昨季から一転。怪我などもあってベンチから外れる試合も増え、自身の負傷中に台頭した鈴木彩艶と第2GKを争ったが、シーズン通してリーグ戦の出場は無かった。

京都サンガ

2020年12月28日、京都サンガに期限付き移籍で加入[13]。しかし若原智哉清水圭介太田岳志に次ぐ4番手であり、シーズン終了まで立場は変わらず、シーズン通しての出場は無かった。2021年11月、契約満了により浦和を退団した[14]。12月29日には京都からの退団も発表された[15]

2022年2月8日、現役引退、並びに浦和レッズのプレミアムパートナーである文化シヤッター株式会社に3月から入社することが発表された[16]。福島はクラブを通じ「昨年度を持って引退する決断をしました。7年という短い間でしたが、浦和の選手としてプレーできたことに誇りを持っています。どんなときも応援してくださったファン・サポーターのみなさまには感謝しかありません。本当にありがとうございました。これからは文化シヤッター株式会社にて、第二の人生を歩んで行きたいと思います。サラリーマン福島春樹として頑張ります!」とコメントした。

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 浦和 28 J1 0 0 0 0 - 0 0
鳥取 39 J3 14 0 - 2 0 16 0
2017 浦和 28 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2018 0 0 3 0 0 0 3 0
2019 25 1 0 0 0 1 0 2 0
2020 0 0 1 0 - 1 0
2021 京都 1 J2 0 0 - 0 0 0 0
通算 日本 J1 1 0 4 0 1 0 6 0
日本 J2 0 0 - 0 0 0 0
日本 J3 14 0 - 2 0 19 0
総通算 15 0 4 0 3 0 25 0
  • 2015年は特別指定選手
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2016 浦和 28 0 0 -
2017 0 0 0 0
2019 25 1 0 -
通算 AFC 1 0 0 0

タイトル[編集]

クラブ[編集]

専修大学
浦和レッズ

個人[編集]

代表・選抜歴[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 福島春樹選手 2016シーズン新加入内定のお知らせ”. 浦和レッドダイヤモンズ (2015年1月29日). 2016年7月4日閲覧。
  2. ^ a b 専修大GK福島春樹、順天堂大FW長谷川竜也、福岡大MF木本恭生…静岡学園OB 3選手が大学からプロ入り”. サッカーキング. フロムワン (2015年8月26日). 2016年7月4日閲覧。
  3. ^ a b c 【浦和】未来の守護神候補を青田買い! 専修大GK福島春樹の2016年新加入を発表”. サッカーダイジェストweb. 日本スポーツ企画出版社 (2015年1月29日). 2016年7月4日閲覧。
  4. ^ [MOM293]全日本大学選抜GK福島春樹(専修大2年)_現G大阪・東口以来となるGKでのMVP獲得!”. ゲキサカ. 講談社 (2014年3月4日). 2016年7月4日閲覧。
  5. ^ 専修大GK福島春樹がユニバーシアードを振り返る「1年8カ月分の想いを乗せて蹴りました」”. サッカーキング. フロムワン (2015年8月6日). 2016年7月4日閲覧。
  6. ^ 浦和“異例の早さ”で発表!専大3年GK福島の来季加入が内定”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2015年1月30日). 2016年7月4日閲覧。
  7. ^ 16シーズン加入内定の専修大GK福島が浦和の特別指定に、背番号は28”. ゲキサカ. 講談社 (2015年2月5日). 2016年7月4日閲覧。
  8. ^ 2016シーズン加入記者会見および新ユニフォーム発表会”. 浦和レッドダイヤモンズ (2016年1月13日). 2016年7月4日閲覧。
  9. ^ 福島春樹 ガイナーレ鳥取へ育成型期限付き移籍のお知らせ”. 浦和レッドダイヤモンズ (2016年6月27日). 2016年7月4日閲覧。
  10. ^ “J3鳥取 GK福島春樹が全治8カ月の重傷 浦和からレンタル移籍中”. スポニチアネックス. (2016年11月11日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/11/kiji/K20161111013703880.html 2016年11月11日閲覧。 
  11. ^ 福島 春樹選手 浦和レッズへ復帰のお知らせ』(プレスリリース)ガイナーレ鳥取、2016年12月7日http://www.gainare.co.jp/news/detail/35186/2016年12月9日閲覧 
  12. ^ 「非常に優秀だった」アウェーで敗れた浦和、敵国サウジのメディアが称賛したのは?【ACL】 サッカーダイジェスト 2019年11月10日
  13. ^ 浦和レッズ、武富孝介が京都サンガへ完全移籍。福島春樹と荻原拓也も期限付きで京都へ”. フットボールチャンネル (2020年12月28日). 2020年12月28日閲覧。
  14. ^ 福島春樹選手 契約満了に関するお知らせ』(プレスリリース)浦和レッズ、2021年11月24日https://www.urawa-reds.co.jp/static/ttt/180917.html2021年12月8日閲覧 
  15. ^ 福島春樹選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ』(プレスリリース)京都サンガF.C.、2021年12月29日https://www.sanga-fc.jp/news/p/16544/2021年12月29日閲覧 
  16. ^ 福島春樹選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)浦和レッズ、2022年2月8日https://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/182784/2022年2月8日閲覧 

外部リンク[編集]