神秘の法

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神秘の法』(しんぴのほう、: The Mystical Laws)は、

  • 幸福の科学グループ創始者兼総裁大川隆法の著作による書籍。
    • 上記書籍をもとにして作成された漫画。月刊誌『ヤング・ブッダ』連載。
    • 上記書籍をベースに、新たなストーリーで製作されたアニメーション映画。2012年10月6日公開。

概要[編集]

神秘の法』 (The Mystical Laws) とは、幸福の科学グループ創始者 兼 総裁・大川隆法が著した、幸福の科学の書籍。副題は「次元の壁を超えて」。

法シリーズの第10巻目である。

2005年年間ベストセラー、総合8位[1](トーハン調べ)(日販調べ)出版科学研究所2007出版指標より。

書籍情報[編集]

神秘の法
次元の壁を超えて
THE MYSTICAL LAWS
著者 大川隆法
発行日 2005年1月7日
発行元 幸福の科学出版
ジャンル 宗教書
日本の旗 日本(原著)
言語 日本語(原著)
形態 上製本
ページ数 297
前作 成功の法 (法シリーズ
次作 希望の法
公式サイト http://www.irhpress.co.jp/detail/html/H0206.html [リンク切れ]
コード ISBN 978-4-87688-527-5 (日本語 原著)
ISBN 978-986-6271-33-5 (中国語版 繁体字
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外国語翻訳版[編集]

  • 英語翻訳版
    • The Mystical LAWS
      教団非公式経典として存在する。
  • 中国語翻訳版(繁体字)
    • 『神秘之法』繁体字版、台湾にて刊行[2]
      出版社:華滋出版
      出版日期:2011年 1月14日
      語言:繁體中文
      ISBN 978-986-6271-33-5
      裝訂:精裝

漫画[編集]

マンガ
神秘の法
ジャンル 宗教思想
漫画
原作・原案など 原著 大川隆法
脚本:橋本和典
マンガ『神秘の法』シナリオプロジェクト
作画 辻篤子
出版社 幸福の科学出版
掲載誌 月刊「ヤング・ブッダ」
発売日 2006年4月1日
発表号 VOL.16(2005年4月号) - VOL.27(2006年3月号)
巻数 全1巻
話数 12話
その他 ISBN 978-4-87688-545-9
マンガ「神秘の法」[リンク切れ]
テンプレート - ノート

書籍『神秘の法』をもとに、2005年4月に漫画版の『マンガ 神秘の法』が作成され、月刊雑誌『ヤング・ブッダ』に連載された。この製作は、「マンガ『神秘の法』シナリオプロジェクト」チームで行われ、新たなストーリーを構成し、脚本:橋本和典、漫画作画:辻篤子により作成された。

あらすじ[編集]

女子大生の十和野智美は、ある日、大学教授の父親が行方不明となったことを知る。智美は、霊能力を持つ従兄弟の十和野真とともに、父親の後を追ってイギリスへ飛んだ。

登場人物[編集]

十和野 智美(とわの ともみ)
この物語のヒロイン。22歳の女子大生。謎のメッセージを残して行方不明となった大学教授の父親を探すことで、霊的世界の様々な体験をすることになる。
十和野 孝之(とわの たかゆき)
智美の父。大学の物理化学の教授。イギリスで行方不明になる。
十和野 真(とわの まこと)
智美のいとこ。霊的能力を持っており、十和野孝之の救出のために、智美と行動する。

アニメ映画[編集]

神秘の法
The MYSTICAL LAWS
監督 今掛勇
脚本 「神秘の法」シナリオプロジェクト
原案 大川隆法
原作 大川隆法
製作総指揮 大川隆法
出演者 子安武人
音楽 水澤有一
主題歌 " It's a Miracle World "
撮影 原田勉之
製作会社 幸福の科学出版
配給 日活
公開 日本の旗 2012年10月6日
中華民国の旗 台湾 2012年10月5日
韓国の旗 韓国 2012年10月6日
香港の旗 香港 2012年12月
イギリスの旗 2012年10月6日
アメリカ合衆国の旗 2012年10月6日
カナダの旗 カナダ 2012年11月
ブラジルの旗 ブラジル 2012年11月
オーストラリアの旗 オーストラリア 2012年11月3日
上映時間 119分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語英語 ほか
興行収入 7億円[3]
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映画『神秘の法』は、幸福の科学出版製作のアニメーション映画。2012年10月6日公開。幸福の科学出版の8作目の劇場用作品である。書籍『神秘の法』と、大川隆法の様々な講演会法話をベースにして、新たなストーリーで脚本化され、製作された。アニメ映画としては6作目。2012年6月2日に公開された『ファイナル・ジャッジメント』同様に近未来を描いた映画である。作中では、日本が他国の軍隊から侵略され、占領下で言論の自由・信仰の自由を奪われている。

日本での劇場公開のほかアメリカ、イギリス、香港、台湾、韓国で世界同時公開が行われた[4]

全国208の劇場で公開され、2012年10月6、7日の初日2日間で1億5,925万8,000円、動員12万4,423人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位となった[5]。11月以降も上映が続いている。

2012年11月3日、現地時間2日、第85回アカデミー賞長編アニメ賞の審査対象作品が発表され、21作品の中の一つにエントリーされた[6][7]アカデミー長編アニメ映画賞#日本からの出品とその結果 参照)。

2013年1月10日、審査結果が発表されたが、ノミネート5作品から落選となった。

2013年4月12日 - 21日、ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭でスペシャル・ジュリー・アワード(REMI SPECIAL JURY AWARD)を受賞[8]

物語[編集]

202X年、経済的・軍事的に超大国となった東アジア共和国でクーデターが発生。軍部出身のタターガタ・キラーを皇帝とする「帝国ゴドム」が誕生した。この国は、ある貿易会社の謎の女社長、張麗華(チャン・レイカ)が提供する、地球のものとは思えない秘密技術によって圧倒的な軍事力を手に入れ、周辺国を次々と占領してゆく。日本もあっけなく占領されてしまい、アメリカや国連も何も対抗策がとれないままであった。そうしたなかで唯一、帝国ゴドムに抵抗するのは、国際秘密結社「ヘルメス・ウィングス」であった。そのメンバー獅子丸翔は、「神秘的な能力」を持つ若者であり、帝国ゴドムに対し挑んでいく。しかし力及ばず追い詰められて、絶体絶命の危機に陥ってしまう。そうした獅子丸翔らを救ったのは、インド人の同志たちであった。その彼らは、インドの古代遺跡で発見された「救世主」再臨の予言を翔に伝えて新たな戦略を導き出した[9]

登場人物[編集]

獅子丸 翔(ししまる しょう)
声 - 子安武人
主人公。31歳。国際秘密結社「ヘルメス・ウィングス」のメンバーとしてジェネラルから後継者に指名され、帝国ゴドムの行う様々な人民弾圧に対抗してゆく。
張 麗華(チャン・レイカ)/シータ
声 - 藤村歩
ある貿易会社の謎の女社長。帝国ゴドムに対し地球のものとは思えない秘密技術による軍事兵器を開発させる。実は宇宙人で、こと座のベガの惑星から来たシータが東洋人女性に変身し、「張 麗華」と名乗っている。彼女だけはタターガタ・キラーに反することをしても処刑されていない。
なお、中国語読みと日本語読みが混じった設定になっている。中国語読みなら「チャン・リーフア」、日本語読みなら「チョウ・レイカ」である。
また、帝国ゴドムでは簡体字が使用されていることが映像から見て取れる(ゴドム侵略後の渋谷駅前の場面、最終兵器時限装置の場面)。よって、ゴドム内では「张丽华」の表記と推定される。
タターガタ・キラー
声 - 平川大輔
東アジア共和国の軍部出身。元々は軍の科学部の部長だったが、クーデターを起こして軍事大国・帝国ゴドムを起こし、皇帝の座に就いた。少なくとも科学部長の頃から仮面を着けている。自らを「世界最高の頭脳」と評する科学者でもある。世界統一を掲げ、軍事開発に力を入れ近隣諸国を実効支配し、ついには日本を侵略・占領し人民弾圧を行う。自前の電撃鞭で部下を容赦なく処刑する他、念動力といった超能力を使うこともできる。その世界統一の邁進にはある理由が…。
名前のタターガタ・キラーとは「如来殺し」の意。本名は不明。
木花開耶姫(このはなのさくやびめ)
声 - 柚木涼香
古事記』や『日本書紀』に登場する女神。帝国ゴドムによる日本侵略を防ごうと、神獣ヤマタノオロチを遣い、嵐(神風)を起こした。獅子丸翔の救世主としての自覚を促す役をし、霊的な覚醒を与える。
当作品では日本書紀での表記が採用されている。漢字の当て方は「木花耶姫」など、他にもある。詳細はコノハナノサクヤビメ参照。
ユチカ
声 - 三木眞一郎
UFOを引き寄せる秘儀により獅子丸翔の前に現れた宇宙人。宇宙連合の監査役も務めている。
ジェネラル
声 - 家中宏
「ヘルメス・ウイングス」の総督(ジェネラル)。氏名は不詳。帝国ゴドムに攻撃・占領された南台の負傷者救援活動にて初めて会った獅子丸翔に対し、あるものを感じとり、後日彼をヘルメス・ウイングスの次期総督に指名する。
浦野(うらの)
声 - 土田大
「ヘルメス・ウイングス」の日本メンバーで、東京オフィスのチーフの男性。獅子丸翔の先輩であったが、組織を裏切り、ジェネラルの暗殺を行い、さらに翔をも…。
ジュリア
声 - 雪野五月
「ヘルメス・ウイングス」のメンバーで、翔の同僚。ブラジル人の女性で、医師免許を持つ秀才。
シータの父
声 - 銀河万丈
宇宙人シータの故郷の星、ベガの国王。
学園の先生
声 - 伊藤美紀
映画冒頭に登場する修学旅行の高校生を引率する先生。声の伊藤美紀は、物語後半にてゴドムに立ち向かう日本の代表の演説にも登場する。
保守系政治家
声 - 真山亜子
帝国ゴドムによる暗殺から「ヘルメス・ウイングス」のメンバーが護衛を行う。日本の独立を守るため、発言・行動する気概のある政治家。
トムバックス大統領
声 - 堀内賢雄
202X年のアメリカの大統領。武力による世界侵略を進める帝国ゴドムに対し、国内不安と危機的財政を抱え、窮地に立ち狼狽する。オバマ大統領を示唆するが、風貌は監督の今掛勇を彷彿とさせる。
レプタリアン
声 - 新田英人
爬虫類型の宇宙人。獰猛な性格で地球侵略を企んでいる。地球人類を自分たちの食料の家畜にしようとしている。

用語・アイテムなど[編集]

台北市台北國際金融センター
(Taipei 101) - 帝国ゴドムが最初に軍事攻撃を行う南台の象徴的存在として登場する。
東アジア共和国
前作「ファイナル・ジャッジメント」のオウラン国と同様、中国を示唆する国。
帝国ゴドム
タターガタ・キラーが軍部の兵器増強から軍事革命により、東アジア共和国に興した独裁国家。
最終破壊兵器
チャン・レイカがもたらした科学技術をタターガタ・キラーが応用し、製作させた兵器。6兆℃の高熱ボールを敵国に発射するもの。大陸を一瞬で破壊するほどのエネルギーを持つが、地球の核(コア)にも多大な影響を与え、生物の住めない死の星としてしまう恐れもある。
南台(なんたい)
帝国ゴドムが東アジア共和国時代から自国の領土と主張してきた島国。台湾(中華民国)を示唆する。
ヘルメス・ウィングス
世界200ヶ国にメンバーがいる国際的秘密結社。宗教活動や学校事業・政治活動・「地球医師団」など、多岐にわたる活動をしている。思想の自由・真の民主主義のため帝国ゴドムに抵抗してゆく存在。
宇宙協定
宇宙人同士の間で結ばれている協定。宇宙人は、まだ他の惑星に進出するだけの技術を持たない発展途上中のほかの星の文明に対して接触してはならないという協定。ただし、核戦争などでその文明が自ら滅びるときはその限りではない、というもの。
作中、レプタリアン達がこの協定の穴を突いて、自ら人類が滅びるように仕向け、その隙を突いて食料としての乱獲をもくろんでいる。

スタッフ[編集]

主題歌・挿入歌[編集]

  • " It's a Miracle World "
    映画『神秘の法』テーマ曲、エンディング曲
    作詞・作曲:大川隆法
    編曲 : 水澤有一
    歌 : CORUSPICE
  • 木花開耶姫のテーマ
    映画『神秘の法』イメージ曲
    作詞・作曲:大川隆法
    編曲 : 水澤有一
    歌 : 日比野 景

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 『映画「神秘の法」が明かす近未来シナリオ 公式ガイドブック(1)』監修:大川隆法/幸福の科学出版 編、2012年8月29日発刊、ISBN 978-4-86395-223-2
  • 『映画「神秘の法」完全ガイド 公式ガイドブック(2)』「神秘の法」シナリオプロジェクト 編、2012年10月3日発刊、ISBN 978-4-86395-247-8

外部リンク[編集]