「港南 (東京都港区)」の版間の差分
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*アクセス:品川駅よりバス([[都営バス]] 品99系統)「港南大橋」バス停下車。 |
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=== 港南緑水公園=== |
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港南緑水公園(こうなんりょくすいこうえん)は、四丁目内にある公園。2010年よりリニューアル工事が予定されている。 |
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2010年1月16日 (土) 16:04時点における版
港南(こうなん)は、東京都港区南部の町名。現在の住居表示では港南一丁目から港南五丁目まである。当地域の人口は、17,878人(2009年4月1日現在、住民基本台帳による。港区調べ)。
郵便番号 108-0075
概要
港区西部の東京港に面した沿岸に位置する。ほぼ全域が埋立地であり、「隅田川口改良計画」の東京湾埋立3号地、「東京港修築事業計画」の埋立9号地、品川埠頭埋立地からなる。隣接する地域は北が海岸、南が品川区東品川、西は高輪、東は東京港を挟んで対岸に台場である。内陸側に港南一丁目と港南二丁目、高浜運河を挟んで海側に港南三丁目と港南四丁目、さらにその海側に京浜運河を挟んで港南五丁目が所在する。港区の台場の飛び地を除けば港区の最南端に位置し、東京港の重要埠頭の一つである品川埠頭を擁する。
町域内には戦前より東京市・東京都の施設(芝浦汚水処分場・都建設局の倉庫・都再生油工場・都家畜飼育場・都芝浦屠場など)が立ち並び、品川駅に接しているわりには長いこと人通りのほとんどない寂しい場所であった。しかし、貨物ターミナルや新幹線車両基地(旧東京第一車両所、1992年移転)の跡地再開発がはじまってからは品川インターシティ、2003年に品川グランドコモンズがオープンし、オフィスビルや商業施設が建ち並ぶようになり、また東海道新幹線品川駅が開業したことで名古屋・関西地区とのアクセスが向上したこともあって、企業が次々と本社を移転し、現在では都内でも有数のビジネス街となった。
近年、再開発によるタワーマンションの建設ラッシュが進んでいて、湾岸戦争とまで言われるようになった。これは昨今の不景気により企業が負債圧縮のため、数多く所有していた倉庫などの敷地を手放し、不動産業者などに売却したためだと言われている。このため、現在では人口の増加が著しい地域となっている。
朝のラッシュ時は駅から港南口方面の企業へと出社するたくさんの会社員で駅通路や歩道が埋まり、港南口側から駅を利用する場合、日中に比べると改札口に到達するだけで数分ほど余計に時間が掛かることがある。
歴史
- 嘉永6年(1853年)、ペリー来航により危機感を抱いた江戸幕府が、江戸防衛のため現在の港南にあたる地区に台場(品海砲台)を建設する。(台場の歴史についてはお台場を参照のこと)
- 明治45年(1912年)、隅田川口改良工事が始まり、そのとき浚渫された土砂を使って芝浦一帯(現在の港南)の埋め立てが開始される。
- 昭和8年(1933年)11月16日、高輪海岸埋立地に高浜町が起立され、東京市芝区の所属となる。
- 昭和18年(1943年)4月1日、高浜町地先の埋立地に海岸通五丁目と海岸通六丁目が起立される。
- 昭和22年(1947年)3月15日、芝区が赤坂区・麻布区と合併して港区が成立したため、高浜町と海岸通に「芝」の冠称がつき、それぞれ東京都港区芝高浜町・芝海岸通となる。
- 昭和40年(1965年)3月1日、港南地区に住居表示が実施され、芝高浜町と芝海岸通五丁目、芝海岸通六丁目の地域が現在の港南一~四丁目となる。また、品川埠頭埋立地と芝品海砲台(台場)が港南五丁目となる。
- 平成8年(1996年)、臨海副都心開発により新たに港区台場が成立したのにともない、第三台場・第六台場の帰属が港南五丁目から台場一丁目に変更される。
住居表示実施前後の町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
---|---|---|
港南一丁目 | 1965年3月1日 | 芝高浜町 |
港南二丁目 | 芝高浜町 | |
港南三丁目 | 芝海岸通五丁目 | |
港南四丁目 | 芝海岸通六丁目 | |
港南五丁目 | 1967年8月1日 | 品川埠頭埋立地 |
施設
- 政府施設
- 都施設
- 区施設
- 品川職業安定所
- 港湾
- 教育
- 港区立港南小学校
- 港区立港南中学校
- 東京都立港特別支援学校
- 東京海洋大学品川キャンパス
- 東海旅客鉄道東京本社(JR東海品川ビルA棟)
- アトレ品川
- 品川グランドコモンズ
- 品川イーストワンタワー(大東建託本社・ストリングスホテル東京インターコンチネンタル)
- 太陽生命品川ビル(太陽生命本社・他にもバンダイナムコホールディングス等が入居)
- 品川グランドセントラルタワー(旧・品川三菱ビル、三菱商事品川本社等))
- 三菱重工ビル(三菱重工本社)
- キヤノンSタワー(キヤノンマーケティングジャパン本社)
- 京王品川ビル(電通国際情報サービス本社・他にもくら寿司品川駅前店等が入居)
- 品川インターシティ(A棟・B棟・C棟)
- ソニーシティ(ソニー本社)
- NTT品川TWINS - NTT品川TWINSアネックス
- (NTT東日本東京支店、NTTコムウェア本社、NTT東日本-東京南本社他、NTTグループの企業が入居)
- アレア品川
- NTTドコモ品川ビル
- 大林組東京本社(本店は大阪)
- 東洋水産(マルちゃん)
- 品川インターシティパーキング
- 報知新聞社(スポーツ報知)
- 中日新聞社(東京新聞)品川分室
- 東京都下水道局港南水再生センター
- 東京都中央卸売市場食肉市場
- 東京海洋大学海洋科学部
- 宿泊施設
公園
品川北ふ頭公園
品川北ふ頭公園(しながわきたふとうこうえん)は、五丁目内にある公園。野球広場が主体の公園になっている。(利用に関しては港区スポーツセンターに問い合わせ)
港南緑水公園
港南緑水公園(こうなんりょくすいこうえん)は、四丁目内にある公園。2010年よりリニューアル工事が予定されている。
交通
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- 首都高速1号羽田線
- 国道15号(第一京浜)
- 東京都道316号日本橋芝浦大森線
- 東京都道480号品川埠頭線(旧海岸通り・海岸通り)