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「海州連絡所」の版間の差分

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南浦連絡所は、[[清津連絡所]]([[咸鏡北道]][[清津市]])・[[元山連絡所]]([[江原道 (北)|江原道]][[高城郡 ()|高城郡]])・[[南浦連絡所]]([[南浦特別市]])とならぶ海上処の連絡所のうちの1つで、[[大韓民国]]の西海岸への侵入を担当している<ref name="shimizu46" />。
南浦連絡所は、[[清津連絡所]]([[咸鏡北道]][[清津市]])・[[元山連絡所]]([[江原道 (北)|江原道]][[高城郡 (江原道 1952年)|高城郡]])・[[南浦連絡所]]([[南浦特別市]])とならぶ海上処の連絡所のうちの1つで、[[大韓民国]]の西海岸への侵入を担当している<ref name="shimizu46" />。


ここでは、海州連絡所の戦闘員と偵察局要員が7〜16人がチームとなって[[魚雷]]などを帯同し、潮流の干満を利用して目標地点に到達し、爆破するという潜水訓練が頻繁になされている<ref name="KII2010">{{Cite web |url=http://www.koreaii.com/nknews/nk20100523.html/ |author=|title=天安艦沈没事件は北朝鮮の犯行|publisher=コリア国際研究所|date=2010年5月23日|accessdate=2021年11月4日}}</ref>{{refnest|group="注釈"|このような訓練は、仮に最新鋭の探知機に探知されたとしても、海上を漂流する無数の漂流物と誤認される確率が高く、低速で移動するため確認手段がないので有効であるとされる<ref name="KII2010" />。}}。北朝鮮[[社会安全省|人民保安省]](社会安全省)の[[将校]]だった「鄭意成(チョン・ウィソン)」(仮名)は、[[2010年]][[3月26日]]の[[天安沈没事件]]は朝鮮人民軍偵察局が企画し、作戦を遂行した「海上狙撃旅団」の犯行ではないかと推察している<ref name="KII2010" />{{refnest|group="注釈"|人民軍部隊で唯一、[[大韓民国国軍]]の海軍基地と港、艦隊を目標に攻撃する訓練を受けているのが「海上狙撃旅団」であり、なかでも第1大隊は、[[潜水艦]]、[[潜水艇]]、または[[人間魚雷]]のような水中爆破を専門とする訓練を[[黄海南道]][[龍淵郡]][[長山串]]で受けている<ref name="KII2010" />。}}。
ここでは、海州連絡所の戦闘員と偵察局要員が7〜16人がチームとなって[[魚雷]]などを帯同し、潮流の干満を利用して目標地点に到達し、爆破するという潜水訓練が頻繁になされている<ref name="KII2010">{{Cite web |url=http://www.koreaii.com/nknews/nk20100523.html/ |author=|title=天安艦沈没事件は北朝鮮の犯行|publisher=コリア国際研究所|date=2010年5月23日|accessdate=2021年11月4日}}</ref>{{refnest|group="注釈"|このような訓練は、仮に最新鋭の探知機に探知されたとしても、海上を漂流する無数の漂流物と誤認される確率が高く、低速で移動するため確認手段がないので有効であるとされる<ref name="KII2010" />。}}。北朝鮮[[社会安全省|人民保安省]](社会安全省)の[[将校]]だった「鄭意成(チョン・ウィソン)」(仮名)は、[[2010年]][[3月26日]]の[[天安沈没事件]]は朝鮮人民軍偵察局が企画し、作戦を遂行した「海上狙撃旅団」の犯行ではないかと推察している<ref name="KII2010" />{{refnest|group="注釈"|人民軍部隊で唯一、[[大韓民国国軍]]の海軍基地と港、艦隊を目標に攻撃する訓練を受けているのが「海上狙撃旅団」であり、なかでも第1大隊は、[[潜水艦]]、[[潜水艇]]、または[[人間魚雷]]のような水中爆破を専門とする訓練を[[黄海南道]][[龍淵郡]][[長山串]]で受けている<ref name="KII2010" />。}}。

2023年9月24日 (日) 03:00時点における版

海州連絡所(ヘジュれんらくじょ)は、朝鮮民主主義人民共和国黄海南道海州市に所在する情報機関で、朝鮮労働党作戦部(現、朝鮮人民軍偵察総局)に所属する工作員侵入基地[1]。別名、第301連絡所(301れんらくじょ)、第755軍部隊(だい755ぐんぶたい)[1]。4か所ある海上連絡所のうちの1つ[1]。高速スパイ船を配置している[2]

概要

南浦連絡所は、清津連絡所咸鏡北道清津市)・元山連絡所江原道高城郡)・南浦連絡所南浦特別市)とならぶ海上処の連絡所のうちの1つで、大韓民国の西海岸への侵入を担当している[1]

ここでは、海州連絡所の戦闘員と偵察局要員が7〜16人がチームとなって魚雷などを帯同し、潮流の干満を利用して目標地点に到達し、爆破するという潜水訓練が頻繁になされている[3][注釈 1]。北朝鮮人民保安省(社会安全省)の将校だった「鄭意成(チョン・ウィソン)」(仮名)は、2010年3月26日天安沈没事件は朝鮮人民軍偵察局が企画し、作戦を遂行した「海上狙撃旅団」の犯行ではないかと推察している[3][注釈 2]

脚注

注釈

  1. ^ このような訓練は、仮に最新鋭の探知機に探知されたとしても、海上を漂流する無数の漂流物と誤認される確率が高く、低速で移動するため確認手段がないので有効であるとされる[3]
  2. ^ 人民軍部隊で唯一、大韓民国国軍の海軍基地と港、艦隊を目標に攻撃する訓練を受けているのが「海上狙撃旅団」であり、なかでも第1大隊は、潜水艦潜水艇、または人間魚雷のような水中爆破を専門とする訓練を黄海南道龍淵郡長山串で受けている[3]

出典

  1. ^ a b c d 清水(2004)pp.46
  2. ^ 全(2002)p.216
  3. ^ a b c d 天安艦沈没事件は北朝鮮の犯行”. コリア国際研究所 (2010年5月23日). 2021年11月4日閲覧。

参考資料

  • 清水惇『北朝鮮情報機関の全貌―独裁政権を支える巨大組織の実態』光人社、2004年5月。ISBN 4-76-981196-9 
  • 全富億『北朝鮮のスパイ戦略』講談社講談社プラスアルファ文庫〉、2002年10月(原著1999年)。ISBN 4-06-256679-6 
  • 崔銀姫申相玉『闇からの谺(こだま) - 北朝鮮の内幕(上)』文藝春秋文春文庫〉、1989年3月(原著1988年)。ISBN 4-16-716202-4 

関連項目