河合雅司

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河合 雅司
(かわい まさし)
生誕 1963年????
日本の旗 日本愛知県名古屋市
国籍 日本の旗 日本
別名 産経新聞論説委員
教育 中央大学
職業 ジャーナリスト

河合 雅司(かわい まさし、1963年昭和38年) - )は、日本ジャーナリスト産経新聞論説委員

来歴[編集]

名古屋市生まれ。中央大学を卒業後、産経新聞社入社[1]山形支局整理部政治部、経済部などを経て、2007年平成19年)12月から論説委員[2]。政治部記者歴が長く、人口政策社会保障政策を専門としており、内閣官房有識者会議、厚生労働省検討会、農林水産省第三者委員会の各委員、日本医師会赤ひげ大賞」の選考委員を務める。大正大学客員教授。

2011年平成23年)6月から「少子高齢時代」について毎月、産経新聞に連載。日本政府の社会保障・税一体改革の「2025年問題」への対策や、団塊ジュニア世代が高齢者となる「2042年問題」を伝える著書「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」を、「政府のデータや推計値を用いて日本の先行きを展望した“予言書”」[3]として執筆。同書は38万部のベストセラーとなり、河合は英国テレビ局チャンネル5から取材を受ける[4]

2014年平成26年)9月18日には、優れた医療医学記事を表彰する「ファイザー医学記事賞」大賞を受賞した(ファイザー主催)。産経新聞に連載した「世界に挑む 日の丸医療」で、日本の医療貢献が世界に果たした役割を紹介。安倍晋三政権の推進する「国際医療」の進むべき方向性を示した点が評価され、「着眼点と啓発性に優れており、勉強になる記事」(日本医師会の石川広己常任理事)と評価された(道丸摩耶山口暢彦の両記者との連名で受賞)[5]

少子高齢の影響について、河合は「2040年代初頭に低年金、無年金という人がたくさん出てくる」と予測。根拠として、「就職氷河期」と重なり、収入の面など思うような職に就けなかった団塊ジュニア世代が高齢者となり、高齢者人口が2042年に3878万人とピークを迎えるが、団塊の世代に比べ結婚数・出産数は多くなく未婚者も多い結果、団塊ジュニアを支える次世代の数が少なくなる点を挙げている。この「2042年問題」は、「2025年問題」よりも深刻かつ危機的であり、対策として「年金の支給開始年齢の引き上げ」「出生率目標を掲げた少子化対策」「2042年に社会の中心となる現在の10代、20代に問題意識を持たせる」ことを提案している[6]。また、少子化対策を実行しなければ、2017年の日本の総人口1億2656万人[7]が、100年経たぬうちに約5000万人、300年後には約450万人に激減し、日本人が“絶滅危惧種”になる、と主張している[8]

著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ 河合雅司 | 著者プロフィール | 新潮社
  2. ^ 産経新聞2007年平成19年)12月1日
  3. ^ 産経ニュース2017年7月7日 【話題の本】『未来の年表』の著者が伝えたい人口減少の危機
  4. ^ 産経ニュース2017年12月5日 本紙・河合雅司論説委員が英TVから取材 38万部ベストセラー『未来の年表』著者
  5. ^ 産経新聞2014年9月19日「ファイザー賞大賞に本紙連載 途上国に寄り添う日本医療紹介」
  6. ^ 産経新聞2015年1月18日「日曜講座 少子高齢時代」2042年問題 対策へ「残り時間」少ない 貧しい高齢者が増大
  7. ^ 統計局ホームページ/人口推計(平成29年(2017年)9月確定値,平成30年(2018年)2月1日概算値)
  8. ^ 産経ニュース2017年7月7日 【話題の本】『未来の年表』の著者が伝えたい人口減少の危機

外部リンク[編集]