徳次郎町

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徳次郎町
—  町丁  —
徳次郎町の位置(栃木県内)
徳次郎町
徳次郎町
徳次郎の位置
座標: 北緯36度39分1.77秒 東経139度50分38.38秒 / 北緯36.6504917度 東経139.8439944度 / 36.6504917; 139.8439944
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 Flag of Tochigi Prefecture.svg 栃木県
市町村 Flag of Utsunomiya, Tochigi.svg 宇都宮市
地区 富屋地区
人口 (2017年(平成29年)7月31日現在)[1]
 - 計 2,724人
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 321-2116
市外局番 028(宇都宮MA)
ナンバープレート 宇都宮
※座標は徳次郎交差点付近

徳次郎町(とくじろうまち)は栃木県宇都宮市の地名である。宇都宮市富屋地区の中心部であり、旧河内郡富屋村大字徳次郎(とくじら)にあたる。郵便番号は321-2116(徳次郎郵便局管区)。

概要[編集]

徳次郎は、栃木県宇都宮市の北西部、篠井富屋連峰の南西麓を流れる田川の西岸一帯、半蔵山東麓部の地名である。明治初期までの徳次郎六ヶ郷(上徳次郎村、中徳次郎村、下徳次郎村、門前村、田中村、西根村)の地域で、平安時代以後戦国時代までは旧日光街道(古道)沿道の西根、田中、門前が、また江戸時代には日光街道宿場町徳次郎宿が栄えた。その後大網村、上横倉村、下横倉村、上金井村、下金井村と合併し富屋村大字徳次郎となるが、太平洋戦争終結後は宇都宮市に統合されている。東端を南流する田川の沖積平野部(田原台地)と宝木台地東端部から成る。

奈良時代日光の久次良一族によって日光二荒山神社を遷したとされる智賀都神社や、戦国時代に宇都宮氏家臣の新田氏(新田徳次郎)によって築城された徳次郎城、江戸時代に二宮尊徳によって設けられた二宮堰などといった歴史的構造物も残されている。

付近の半蔵山一帯は徳次郎石の採石場であったと云われ、当時は大谷石と並びこの地の特産品であったが、埋蔵量が少なく現在は廃れている。

奈良時代に日光の久次良氏(久次郎氏)の領地となり、平安時代末期に宇都宮氏が勃興するとその支配下に入るが、たびたび久次良氏との勢力抗争の舞台となり、戦国時代には宇都宮国綱家臣の新田徳次郎により徳次郎城が築かれる。安土桃山時代に宇都宮氏が改易されると没落するも、江戸時代には日光街道が整備されその宿場町として大いに栄えたが、徳次郎宿は江戸末期に天領化されて真岡代官所の管轄となる。この時代に二宮尊徳や吉良八郎の手により西原治水事業が進められ、田川に堰が設けられ宝木台地に引水された(宝木用水(現在の新川))。

地名の由来[編集]

徳次郎の地名の由来には諸説在る(以下に列記)。延喜式倭名類聚抄には河内郡の郷名等としてその名は無く、初出が宇都宮氏時代であることから、平安時代後期以降、江戸時代までに一般化した地名と考えられている。読みに『とくじら』と『とくじろう』の二通りがある。現在の行政による住所地としては『とくじろうまち』と規定されている。経緯としては、当初は『外久次良』(とくじら)の地名だったが新田徳次郎昌言がこの地に徳次郎城を築いたことに因んで漢字を当てて『徳次郎』(とくじら)としたため、後世に『徳次郎』の文字だけが一人歩きし『とくじろう』と誤読されたと云われる。

  1. 日光の久次良氏(久次郎氏)の外領ということで、外久次良(外久次郎=とくじら)とされた。
  2. 宇都宮氏家臣の新田徳次郎がこの地に徳次郎城を築いたことから徳次郎と書くようになった。

「徳次郎」の読みについては、富屋村が宇都宮市に編入された際に漢字の音読みに合わせ「とくじろう」に変更されたが、その後も「とくじら」「とくじろう」が混用された状態であり、日光宇都宮道路徳次郎インターチェンジの読みが2008年まで「とくじら」であるなど現在に至るまで「とくじら」の読みが一般的に流通している。

地理[編集]

宇都宮市の北西部に位置する。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
徳次郎町 1,273世帯 2,724人

地域[編集]

観光[編集]

  • 名所
    • 二宮堰親水公園

交通[編集]

路線バス[編集]

道路[編集]

徳次郎町地内の「徳次郎」交差点で国道119号・国道293号の2つの国道が交差する。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 人口 -宇都宮市統計データバンク-”. 宇都宮市 (2017年7月31日). 2017年9月3日閲覧。

参考資料[編集]