山古志 (長岡市)

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山古志地域
やまこし
日章旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方信越地方
北信越地方上信越地方
広域関東圏
都道府県 新潟県
自治体 長岡市
旧自治体 山古志村
面積
39.83km²
世帯数
412世帯
総人口
937
登録人口、2019年7月1日現在)
人口密度
23.52人/km²
隣接地区 市内:
長岡地域、栃尾地域
市外:
魚沼市
長岡市役所山古志支所
北緯37度19分35.7秒 東経138度53分24秒 / 北緯37.326583度 東経138.89000度 / 37.326583; 138.89000座標: 北緯37度19分35.7秒 東経138度53分24秒 / 北緯37.326583度 東経138.89000度 / 37.326583; 138.89000
所在地 〒947-0204
新潟県長岡市古志郡山古志村竹沢乙461
リンク 山古志支所公式ページ
山古志地域の位置
特記事項:2005年長岡市へ編入
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長岡市における平成の大合併。当村は南東部に位置する。

山古志(やまこし)は、新潟県の中越地方に位置する地域。2005年4月1日に長岡市に編入合併された旧山古志村に相当する。

概要[編集]

丘陵地の斜面に広がる森林と棚田ニシキゴイの養殖、そして「牛の角突き」と呼ばれる闘牛など「日本の原風景が残る村」を観光資源としてPRしている[1]

2004年10月23日に発生した新潟県中越地震により甚大な被害を受けた山古志村は全村避難となり[2]、隣接する長岡市などでの避難生活を余儀なくされた。避難指示はその後解除されたが、震災以降に地域外へ生活拠点を移した世帯が多く、域内の高齢化は深刻である。

地理[編集]

  • 山:金倉山
  • 河川:芋川
  • 湖沼:小規模な沼がいくつか点在する。

歴史[編集]

  • 2004年 10月23日 - 新潟県中越地震により甚大な被害を受け、全村民が避難を余儀なくされる。道路が寸断されたため路線バスも運休。
  • 2005年 4月1日 - 山古志村長岡市に編入合併
  • 2006年
  • 2007年
    • 12月14日 - コミュニティバスが廃止される[4]
    • 12月15日 - バス廃止の翌日[注釈 1]、希望する村民の帰村が完了する
    • 12月31日 - 運休の続いていた越後交通グループの路線バスが廃止となる
  • 2008年
    • 7月 - クローバーバス運行開始[5]。当初は5年間の期間限定を予定していたがその後も運行が続けられている(2019年現在)。
    • 9月 - 天皇皇后両陛下(現・上皇上皇后両陛下)が地域を訪問、闘牛や錦鯉の養殖場を視察。[6]
  • 2009年 11月 - アルパカ3頭がコロラド州より寄贈される[7]
  • 2013年 10月23日 - やまこし復興交流館 「おらたる」 開館[8]

行政[編集]

旧・山古志村役場が山古志支所となり、市民サービス窓口を開設している。

合併後、山古志地域のすべての地名には「古志」が冠されたが、2006年7月、NHKドラマ『こころ』や中越地震などで知名度が高くなった「山古志」の地名を復活させたいという多くの地域住民・旧村民の声を受けて、長岡市議会に提議された町名変更の議案が可決された。これにより同年11月1日から山古志地域の住所表記に「山古志」の名が1年8か月ぶりに復活することとなった(例:長岡市古志虫亀→長岡市山古志虫亀)。

経済[編集]

産業[編集]

  • 主な産業
    • 錦鯉、米、肉牛[9]

金融機関[編集]

教育[編集]

村域内には小学校中学校分校が各1校所在し、山古志竹沢に両校を併設した校舎が設けられている。

交通[編集]

公共交通[編集]

NPO団体「中越防災フロンティア」によるコミュニティバスクローバーバスが地域内の運行を継続している[10]。 2019年に至るまで地域内を経由する鉄道路線は無いため、域外から訪れる場合は路線バスとクローバーバスの乗り継ぎ、タクシーもしくは自家用車でのアクセスとなる。

最寄り駅は長岡駅宮内駅小千谷駅越後川口駅越後広瀬駅など。

道路[編集]

旧・中山隧道

村域内には高速道路が経由する箇所は無い。最寄りのインターチェンジは関越自動車道小千谷ICとなる。 現在も国道352号など未成区間が残存している道路や、一部県道には冬季間全面通行止となる区間がある。 中越地震では村域内の多くの幹線道路が寸断された。

観光[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

錦鯉の品評会

祭事・催事[編集]

  • 古志の火まつり - 3月
  • 山古志闘牛大会 - 冬季を除く通年

イベントカレンダー - 山古志ポータルサイト

出身有名人[編集]

その他[編集]

2009年からは東洋大学陸上部が山登り対策で練習した。柏原竜二が1年生のときだった。その結果東洋大は箱根駅伝往路4連覇を成し遂げた。2018年に至るまで山古志合宿が毎年恒例になっている。

現在の行政区分としては山古志地域ではなく長岡地域に属するが、旧・太田村の蓬平集落なども旧山古志村として紹介される場合がある[11]。約半年間という短い間ではあるが山古志村に属したのは事実なので間違いではない。(蓬平も同様に中越地震で甚大な被害を被っている。)

テレビ番組[編集]

映画[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ただし6月15日に廃止届が提出されていた

出典[編集]

  1. ^ 河北新聞、2007年1月3日付
  2. ^ “新潟県中越地震から15年 震災で全村避難した山古志村はいま”. ウェザーニューズ. (2019年10月23日). https://weathernews.jp/s/topics/201910/210115/ 
  3. ^ 沿革”. 県立長岡農業高等学校 (2018年). 2019年7月15日閲覧。
  4. ^ 中山間地の持続可能な公共交通についての考察”. 北陸地域づくり協会 (2008年). 2019年7月15日閲覧。
  5. ^ 地域全員参加で走るクローバーバス”. 総合交通メールマガジン 第12号. 国土交通省 政策統括官 (2009年6月30日). 2019年7月15日閲覧。
  6. ^ 両陛下 復興進む旧山古志村訪問”. NHK (2008年). 2019年7月15日閲覧。
  7. ^ 山古志アルパカ牧場”. 新潟県観光協会 (2009年). 2019年7月15日閲覧。 - にいがた観光ナビ
  8. ^ やまこし復興交流館 オープンします。” (2013年10月21日). 2019年7月15日閲覧。
  9. ^ 平成14年度市町村要覧(新潟県) - ウェイバックマシン(2004年2月2日アーカイブ分)
  10. ^ 4月1日よりクローバーバスの時刻が改定になります”. NPO法人中越防災ボランティア (2019年3月25日). 2019年7月15日閲覧。
  11. ^ 小林幸子「また新潟が…」旧山古志村の人々へ気遣い”. 日刊スポーツ (2019年6月19日). 2019年7月16日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光・総合