嫦娥3号
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嫦娥3号 | |
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所属 | 中国国家航天局(CNSA) |
国際標識番号 | 2013-070A |
カタログ番号 | 39458 |
状態 | 計画 |
打上げ場所 | 西昌衛星発射センター(予定) |
打上げ日時 | 2013年(予定) |
物理的特長 | |
軌道要素 | |
周回対象 | 月 |
搭載機器 |
嫦娥3号(じょうが3ごう、英: Chang'e 3)は中国の月探査機。ランダーと月面ローバーを搭載し、2013年に打上げ予定。
ランダー
月の赤道付近にある虹の入江地域に着陸する予定になっている[1]。
ランダーは7種類の装置を搭載し、その1つであるの天体望遠鏡では世界初となる月面からの天体観測を実施する[2]。
月面ローバー
月面ローバーは6つの車輪によって移動し、総行動範囲は3平方キロメートル程度[1]。ローバーの底に取り付けられたレーダー装置により、月の内部の構造変化を移動しながら観測できる[2]。月面の土壌採取なども行い、活動期間は約90日。
月の夜で温度が下がると、放射性同位体熱電気転換器(RTG)も電力源とする計画[3][4]。
2010年4月、中国月探査計画総指揮者と総設計者である叶培建は、嫦娥3号の月面ローバーについて、開発・製造がすでに完了したことを述べた[1]。
関連項目
参考文献
- ^ a b c “嫦娥3号の月面ローバーが完成、打上げは2013年”. sorae.jp. 2010年10月5日閲覧。
- ^ a b “中国の月面探査「嫦娥3号」搭載の月面車「わが国最高の知能ロボ」”. サーチナ. 2010年10月5日閲覧。
- ^ “China considering manned lunar landing in 2025-2030”. Xinhua News Agency. (24 May 2009) 1 October 2010閲覧。
- ^ “登月车构造原理”. 新华网 (24 April 2008). 24 April 2008閲覧。