大航海時代 (ゲーム)

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大航海時代
ジャンル リコエイションゲーム
対応機種 PC-8801mkIISR
PC-9801
MSX2
FM TOWNS
X68000
ファミリーコンピュータ[FC]
スーパーファミコン[SFC]
メガドライブ[MD]
Macintosh
Windows 98-XPコーエー定番シリーズ
携帯電話
ブラウザゲーム
Windows7Windows8.1Windows10[Steam]
開発元 光栄
発売元 光栄
人数 1人
メディア 3.5インチFD[PC88,PC98,MSX2,X68]
ROMカセット[MSX2,FC,SFC,MD]
CD-ROM[TOWNS,Win]
ダウンロード[携帯電話、ブラウザゲーム、Steam]
発売日 [PC88]1990年5月
[PC98]1990年7月26日
[MSX2]1990年9月11日(ROM版)
[MSX2]1990年9月27日(FD版)
[TOWNS][X68]1990年12月
[FC]1991年3月15日
[MD]1992年4月29日
[SFC]1992年8月5日
[ブラウザゲーム]2012年12月20日
[Steam]2017年4月19日
売上本数
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大航海時代』(だいこうかいじだい)は、1990年に光栄(現コーエーテクモゲームス)から発売されたシミュレーションゲーム(同社はリコエイションゲームと呼称)。後に「大航海時代シリーズ」としてシリーズ化された作品の第1作でもある。便宜上、「大航海時代I」「初代」と呼ぶこともある。

PC-8801mkIISR以降、パソコン各機種で発売後、ファミリーコンピュータスーパーファミコン(『スーパー大航海時代』として)、メガドライブ、携帯電話(『mobile大航海時代』として)などで移植された。また、「コーエー25周年記念パック」のVol.3にはPC-9801版の復刻版が収録され、「コーエー定番シリーズ」として単品発売もされている。 さらに「my GAMECITY クラシックゲーム館」でのブラウザゲーム版、Steamでのダウンロード販売版がリリースされている。

概要[編集]

プレイヤーは主人公の16世紀ポルトガルの没落貴族であるレオン・フェレロとなり、失われた爵位を取り戻すことが目的である。レオンの父の副官であったロッコ・アレムケルとともに船に乗り、冒険や交易、海戦を行いながら「名声」ポイントを上げていく。「名声」ポイントが高くなるに従ってより高い爵位を得るとともにイベントが進行するシステムとなっており、最終的にはポルトガル王女との結婚も目的の一つとなる。音楽は信長の野望シリーズなどを担当した菅野よう子が担当している。イベントの数が続編に比べて少ないが、そのぶん自由度は高い。テンキーもしくはマウスでプレイできる。

名声の上げ方[編集]

名声を上げるには以下の方法がある。

港を発見する
ヨーロッパの最初から発見されている以外の港、外洋の港、補給港の発見でわずかながら上がる。外洋の港の方が発見した時の名声が高い。
同盟港を増やす
港の施設に投資をすることで支持率を上げることができ、支持率が80%以上になると同盟港になる。すでに他国の同盟港になっている港の場合、その国の敵対心が上昇し、狙われやすくなる。
港の人からの依頼の達成
ギルドや交易所で交易品購入や財宝入手の依頼を受ける場合があり、達成すると名声が上がる。
ポルトガル以外の艦隊との戦闘で勝利
装備の揃ってくる中盤以降の手段となる。
勅命を果たす
名声が一定値まで上昇すると勅命を受ける。港の依頼と異なり、断ると名声が下がる。達成後は爵位が得られる。

港の施設[編集]

港には様々な施設がある一般港と、補給のみ可能な補給港がある。以下一般港の施設について解説する。

出航、物資の補給、編成が可能。
造船所
船の建造、改造、修理、売却、造船所への投資が可能。投資により工業価値が上がり、建造できる船の種類が増える。船には新造と中古があり、新造は中古に比べ高いかわりに建造時に一部のスペックを設定できる。
酒場
情報収集をしたり、乗員・航海士を雇用/解雇する場所。イベントが進行することもある。
交易所
交易品の売買及び交易所への投資ができる。投資で商業価値が上昇し、交易品の種類が増えたり、造船所で船首像が買えるようになったりする。
宿屋
無料で情報を見ることができる。
王宮      
リスボンセビリアイスタンブールにある。リスボンの王宮では、謁見して勅命を受ける以外にも、姫との密会、貯金が可能で、資金や乗員を援助してもらうこともできる。セビリア、イスタンブールでは謁見のみ可能で、それぞれの国の情報として同盟港を教えてもらえることがある。
ギルド
アイテムや財宝の売買ができる。有料だが国の情報も見ることができる。
寺院
セーブをすることができる。家庭用移植版には存在しない。
埠頭
ここへ行くと1日が過ぎる。

補給港はマップ画面上では一般港と同じで見分けられないが、施設は港と埠頭のみしかないため物資の補給目的にしか利用できず、どこかの国の同盟港となることもない。

登場人物[編集]

レオン・フェレロ
ポルトガルの若き航海士。嵐で死んだ父の跡を継いで貿易商人となる。
ロッコ・アレムケル
本編中では名前が登場せず「老航海士」と表記される。パソコン版のサブマニュアルである「海洋見聞録」では名前が登場していた。(パソコン版ハンドブック、ファミリーコンピュータ版ガイドブックでもロッコという名前で紹介されている。)父の代から仕える水夫[1]。仲間が1人もいない時に案内役を務める。
クリス
ポルトガル王マヌエルの一人娘。レオンとは密かに惹かれあう仲だが、身分の壁により隔てられている。
マルコ
最初期にリスボンの酒場にいる航海士。レオンの勇気が80以上なら無条件で仲間になってくれるため、最初のキャラクターメイキングで勇気を80以上にして仲間に加えておくとよい。 アプリ版では3番目の主人公になる。
フェルナンド
リスボンの酒場にいる航海士。 アプリ版では2番目の主人公となり、イスパニアの士爵、および私掠艦隊の提督として登場する。その際、フェルディナンド・マゼランをモデルにしている(フェルナンドはフェルディナンドのスペイン語読みである)。もと探検隊であったフェルナンドはアルメイダらポルトガル貴族の讒言で王宮を追放され、ポルトガルに復讐するため、イスパニアの海賊となる。
ファスコ
ヴァスコ・ダ・ガマがモデルの航海士。
クリストフ
クリストファー・コロンブスがモデルの航海士。家庭用では各航海士のグラフィックが新たに描き直され、上記3人はパッケージイラストを基にした顔となった。
ディアス
バルトロメウ・ディアスがモデルの航海士。ペルナンブーゴの酒場にいる。仲間になる全航海士中最大の航海レベル・戦闘レベルを持つ。
その他の人物
アメリクス(アメリゴ・ヴェスプッチ)、フランシスコ(フランシスコ・ザビエル)などが歴史上の人物をモデルとして登場している。

音楽[編集]

CD[編集]

  • 大航海時代 KECH-1002
  • 光栄オリジナルBGM集Vol.4 大航海時代+グレードアップ・ヴァージョン KECH-1005
  • 光栄オリジナルBGM集Vol.6 提督の決断/スーパー大航海時代 KECH-1031(※スーパーファミコン音源をそのまま使用)

脚注[編集]

  1. ^ アプリ版では、フェルナンド編だと王から与えられるベテラン航海士、マルコ編では父親から派遣された召使いになっている。

外部リンク[編集]