大山峻護

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大山 峻護
基本情報
本名 大山 利幸
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1974-04-11) 1974年4月11日(44歳)
出身地 栃木県那須郡
所属 フリーランス
身長 178cm
体重 85kg
階級 ミドル級ライトヘビー級
バックボーン 柔道
テーマ曲 HEART OF ASIA(Des Mitchell Edit)
(Watergate)
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大山 峻護(おおやま しゅんご、1974年4月11日 - )は、日本男性総合格闘家栃木県那須郡出身。フリーランス。初代ROAD FCミドル級王者。

本名は、大山 利幸(おおやま としゆき)であるが、総合格闘技デビュー時に改名。

妻は、アイドル歌手の河田純子[1]。妹は、ミュージカル女優劇団四季)からシャンソン歌手ヨガインストラクターに転じた大山奈緒。

戦場のメリークリスマス」のトランス・リミックスバージョンが毎試合の入場曲。

来歴[編集]

5歳から柔道を始め、中学2年で講道学舎に入った。前述の総合格闘技道場Fightnessでともに講師を務める吉田善行のほか、瀧本誠小斎武志らと同期。当時の講道学舎生徒は、世田谷区立弦巻中学校世田谷学園高等学校に通っており、大山らも同様であった。作新学院高等学校を卒業した。

国際武道大学に進学し、卒業後、プロデビューまでは柔道選手として京葉ガスに所属。1998年8月、第28回全日本実業柔道個人選手権大会・男子81kg級優勝などの実績を残す。

柔道サンボをバックボーンに持ち、2000年3月のアブダビコンバット出場・同年9月10日の第7回全日本アマチュア修斗選手権大会ライトヘビー級優勝などの実績を重ね、2001年2月24日にアメリカの総合格闘技大会「King of the Cage」でプロデビューを果たし、開始17秒カウンターの右フックでKO勝ちを収めた。試合後に、「PRIDEハイアン・グレイシーと対戦したいです!」と発言した。

PRIDE[編集]

2001年5月27日、PRIDE初参戦となったPRIDE.14桜庭和志を破ったヴァンダレイ・シウバと対戦するも、シウバにスタンドパンチ連打でTKO負け。

2001年7月29日、PRIDE.15ヴァリッジ・イズマイウと対戦するも肩固めで失神し敗北した。直後に大山は右目の網膜剥離を発症し、長期欠場を余儀なくされた。

2002年6月23日、大山の復帰戦となったPRIDE.21ヘンゾ・グレイシーと対戦し、判定勝ちを収める。大山にとってはこれがPRIDE初勝利で、勝利宣告時に歓喜の余りうずくまって号泣する程であったがファン・関係者の評価は手厳しいものとなった。またこの試合がヘンゾの弟であるハイアン・グレイシーの怒りを買う結果を招き、同年9月29日にハイアンと対戦。腕ひしぎ十字固めで一本負け、右腕肘関節脱臼骨折に追い込まれた。レフェリーが試合を止めた後、ハイアンは大山の顔面を蹴飛ばした上に「Mother fucker!」(「クソ野郎!」の意)と罵声を浴びせた。

2003年3月6日、右腕の状態が不完全ながらも復帰戦を行ない、ダン・ヘンダーソンと対戦するもパウンドでKO負けした。さらに、大山はこの試合の直後に左目の網膜剥離を発症し、またしても長期欠場となった。

2004年7月19日、1年4か月ぶりの復帰戦となったPRIDE 武士道 -其の四-ミルコ・クロコップと対戦したが、開始1分パンチラッシュでKO負け。大山はこの試合を最後にPRIDEを離れることになった。

K-1・HERO'S[編集]

K-1と契約し、2004年11月20日にハワイの総合格闘技大会Rumble on the Rockショーン・オヘアと対戦し、開始30秒でKO負け。試合後に引退を示唆。

2005年3月6日のHERO'S旗揚げ戦でヴァレンタイン・オーフレイムアンクルホールドで一本勝ち。

同年9月7日のサム・グレコ戦ではKO負けを喫するが、11月5日のカク・ユンソブ戦、12月31日のピーター・アーツ戦で得意の足関節技で2連勝。

2006年3月15日、HERO'Sでメルヴィン・マヌーフと対戦し、左瞼カットによるドクターストップでTKO負け。

2006年8月15日、HERO'Sライトヘビー級(-85kg)トーナメント準々決勝でホドリゴ・グレイシーと対戦し、判定勝ち。2度目のグレイシー狩りとなった。

2006年10月9日、HERO'Sライトヘビー級トーナメント準決勝でメルヴィン・マヌーフと再戦するも、パンチの連打を受けKO負け。雪辱を果たすことはできなかった。

2007年3月3日から始まった舞台『双頭の鷲』(演出:美輪明宏)で俳優デビューを果たした。

2007年10月28日、HERO'S KOREA 2007カーロス・ニュートンと対戦。パウンドでタップアウト勝ち。

2008年4月29日、DREAM.2のミドル級グランプリ1回戦でユン・ドンシクと対戦し、判定負け。

2009年4月5日、DREAM.8アンドリュース・ナカハラと対戦し、右フックでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負けを喫した。ドクターストップにより欠場となったゼルグ・"弁慶"・ガレシックの代役としての出場となった。

2010年1月30日、日本初開催となったKing of the Cageでマイク・ワイマーと対戦し、ヒールホールドで一本勝ち。

2010年9月16日、シンガポールで開催されたMartial Combat 10のメインイベント・Martial Combatライトヘビー級王座決定戦でブライアン・ガサウェイと対戦し、左フックでガサウェイをぐらつかせるとそのままがぶると横三角絞めで絞め落とし一本勝ちを収め王座獲得に成功した。当初、ガサウェイと対戦予定であった高瀬大樹が内転筋挫傷での欠場による代理出場となり、高瀬はセコンドについた。試合後にケージ内で河田にプロポーズし、9月22日に入籍した[2][3]

パンクラス[編集]

2011年9月4日、初参戦となったパンクラスでソン・ギュソクと対戦し、開始11秒、右フックによるKO勝ち。当初はパク・ジョンギョと対戦予定であったが、対戦相手が変更となった[4]

ROAD FC[編集]

2011年12月3日、韓国の団体ROAD FCの初代ミドル級王座決定トーナメント1回戦でデニス・カーンと対戦。先にダウンを奪われたものの、そこから盛り返し膝蹴り連打でカーンを失神させTKO勝ち[5]

2012年2月5日、ミドル級王座決定トーナメント準決勝でキム・ジョンデに一本勝ちし[6]、続く決勝戦ではソン・ヘソックにTKO勝ちを収め王座獲得に成功すると共に、勝敗を五分に戻した[7]

2014年12月6日、引退試合となったパンクラスで桜木裕司と対戦し、タオル投入によるTKO負けを喫した。

人物・エピソード[編集]

  • 実直な性格であり、すぐに泣く「泣きキャラ」の一面を持つ(試合に勝つと歓喜の余り号泣し、敗れると悔しさの余り号泣する)。
  • 座右の銘は、"ALL INTO POWER"(「すべてを力に」)。
  • 現役の傍らゴールドジム東中野東京内にある総合格闘技道場Fightnessで講師を務めている。

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
33 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
14 3 9 2 0 0 0
19 15 3 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 桜木裕司 2R 1:03 TKO(タオル投入) PANCRASE 263 2014年12月6日
× 一慶 2R 1:01 KO(右フック) PANCRASE 260 2014年8月10日
孔韓冬 1R 3:26 ヒールホールド PANCRASE 257 2014年3月30日
× ジョーダン・カリー 1R終了時 TKO(肩固め) PANCRASE 252 2013年9月29日
× イ・ウンス 1R 2:48 KO(スタンドパンチ連打) ROAD FC 10: Monson vs. Kang
【ROAD FCミドル級タイトルマッチ】
2012年11月24日
× アシフ・タギエフ 1R 4:44 TKO(跳び膝蹴り→パウンド) RINGS vol.2 〜CONQUISITO 探索〜 2012年9月23日
× 川村亮 1R 4:19 TKO(サッカーボールキック) PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR 2012年6月2日
ソン・ヘソック 1R 2:19 ギブアップ(パウンド) ROAD FC 6: The Final Four
【ミドル級王座決定トーナメント 決勝】
2012年2月5日
キム・ジョンデ 1R 1:44 ヒールフック ROAD FC 6: The Final Four
【ミドル級王座決定トーナメント 準決勝】
2012年2月5日
デニス・カーン 1R 3:40 TKO(膝蹴り) ROAD FC 5: Night of Champions
【ミドル級王座決定トーナメント 1回戦】
2011年12月3日
ソン・ギュソク 1R 0:11 KO(右フック) PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR 2011年9月4日
ブライアン・ガサウェイ 1R 1:59 横三角絞め Martial Combat 10
【Martial Combatライトヘビー級王座決定戦】
2010年9月16日
× ビタリー・シュメトフ 1R 1:31 KO(パウンド) X-1: Nations Collide 2010年6月4日
マイク・ワイマー 1R 1:07 ヒールホールド King of the Cage in 沖縄 2010 登竜門 2010年1月30日
× アンドリュース・ナカハラ 1R 2:00 TKO(右フック→パウンド) DREAM.8 ウェルター級グランプリ2009 開幕戦 2009年4月5日
× ユン・ドンシク 2R(10分/5分)終了 判定0-3 DREAM.2 ミドル級グランプリ2008 開幕戦
【ミドル級グランプリ 1回戦】
2008年4月29日
カーロス・ニュートン 3R 2:42 ギブアップ(パウンド) HERO'S KOREA 2007 2007年10月28日
× メルヴィン・マヌーフ 1R 1:04 KO(スタンドパンチ連打) HERO'S 2006 ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦
【ライトヘビー級トーナメント 準決勝】
2006年10月9日
ホドリゴ・グレイシー 2R(10分/5分)終了 判定2-0 HERO'S 2006 ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝
【ライトヘビー級トーナメント 準々決勝】
2006年8月5日
× メルヴィン・マヌーフ 1R 2:51 TKO(ドクターストップ) HERO'S 2006 2006年3月15日
ピーター・アーツ 1R 0:30 ヒールホールド K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!! 2005年12月31日
カク・ユンソブ 1R 1:14 アキレス腱固め HERO'S 2005 in SEOUL 2005年11月5日
× サム・グレコ 1R 2:37 KO(右膝蹴り) HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝 2005年9月7日
ヴァレンタイン・オーフレイム 1R 1:28 アンクルホールド HERO'S 2005年3月6日
× ショーン・オヘア 1R 0:31 TKO(パンチ連打) Rumble on the Rock 6 2004年11月20日
× ミルコ・クロコップ 1R 1:00 KO(スタンドパンチ連打) PRIDE 武士道 -其の四- 2004年7月19日
× ダン・ヘンダーソン 1R 3:27 KO(右フック→パウンド) PRIDE.25 2003年3月6日
× ハイアン・グレイシー 1R 1:37 腕ひしぎ十字固め PRIDE.22 2002年9月29日
ヘンゾ・グレイシー 3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0 PRIDE.21 2002年6月23日
× ヴァリッジ・イズマイウ 2R 4:44 肩固め PRIDE.15 2001年7月29日
× ヴァンダレイ・シウバ 1R 1:30 TKO(スタンドパンチ連打) PRIDE.14 2001年5月27日
× フィリップ・ミラー 2R 3:00 TKO(パウンド) KOTC 8: Bombs Away 2001年4月29日
マイク・ボーク 1R 0:17 KO(右ストレート) KOTC 7: Wet and Wild 2001年2月24日

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]