夏への扉
夏への扉 The Door into Summer | ||
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著者 | ロバート・A・ハインライン | |
訳者 | 加藤喬(福島正実) | |
発行日 |
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発行元 |
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ジャンル |
長編小説 サイエンス・フィクション | |
国 |
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言語 | 英語 | |
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『夏への扉』(なつへのとびら、原題:The Door into Summer)は、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説。『ザ・マガジン・オヴ・ファンタジイ・アンド・サイエンス・フィクション』(The Magazine of Fantasy & Science Fiction)誌に同年10月から12月まで連載され、ダブルデイ(Doubleday and Company)社から1957年に刊行された[1]。
日本では加藤喬(福島正実)訳で講談社S・Fシリーズにて1958年に刊行[2]、また小尾芙佐訳による新訳版が早川書房から2009年に刊行されている。さらに、福島正実訳の訳語や表現をアップデートした「新版」がハヤカワ文庫SFから2020年に刊行されている。
タイムトラベル小説の名作として世界的に支持され、「時間旅行もの」のジャンルを確立させ後世の作品に大きく影響を与えた古典的作品とされる[3][4]。特に日本では福島正実による名訳により人気が高く[3]、2011年に演劇集団キャラメルボックスにより世界初舞台化[5]、2021年公開で三木孝浩監督、山﨑賢人主演により初実写映画化された[3]。
概要[編集]
タイムトラベルを扱ったSF小説が直面する一般的な問題である、「自分自身との遭遇」、「未来からのタイムトラベルによる過去の変更」、「タイムトラベルを使って『将来の出来事』を変えることが倫理的かどうか」などを扱った初期のSF小説の一つである。また、「猫SF(あるいは猫小説)」の代表作としても知られる。
ハインラインが飼っていた愛猫「ピクシー」にちなんで執筆された。
そのロマンティックなストーリーが日本のSFファンに愛され、日本のSFファンが海外の長編SFのベストを選ぶ企画では、しばしば1位に選出されている(評論家・作家などが選ぶベストでは、そこまでの高い評価はされていない)。
タイムトラベル以外に扱われているガジェットとして、家庭用ロボットが一般への普及だけでなく、動作のプログラミングや特殊な機能・頻繁に利用する機能を登録する外部記憶媒体の概念(「メモリー・チューブ」)など、利用法についても現実的な設定が施されている。このほか、ワードプロセッサ(もしくはCAD)に酷似した製図用タイプライターなど、個人用端末も登場する。また、1952年にジェフリー・ダマーによって考案・発表されたばかりの集積回路の原型(現在の集積回路と異なり、配線はプリントされず後付けでキルビー特許に相当する)が登場する。
あらすじ[編集]
- 1970年の世界
- 舞台は1970年のロサンゼルス(原作発表時の近未来)。そこでは人工冬眠が実用化され、未来への片道旅行が流行っていた。
- 主人公ダンの愛猫ピートは、冬になると家中の扉を開けてくれとせがむ。ピートは、扉のどれかが明るく楽しい夏へ通じていると信じて疑わず、「夏への扉」を探しつづけ、決して諦めないのだ。そして、ダンもまた「夏への扉」を探していた。
- ダンは親友のマイルズと会社を興し、ダンは開発を、マイルズは営業を担当し、業績は順調に伸ばしていく。ダンは、マイルズの義娘で、リッキィというあだ名の少女とも仲が良かった。そして株式会社設立のために美人秘書ベルを仲間に加え、ダンはベルと結婚話を進めるなど幸福の絶頂にあった。
- ダンは既存の技術をこねくり回し、家事用ロボット「文化女中器(ハイヤード・ガール、Hired Girl、福島正実による訳語)」を発明。しかし、質のいい商品を送り出したいダンは、企業をいち早く大きくさせたいマイルズと運営方針をめぐって対立。さらに、ベルの裏切りによって会社を追い出され全てを失う。
- 失意のまま、ピートと共に冷凍睡眠で30年間の眠りにつく決意をするダンだったが、直前で考えを改め、2人に復讐しようとする。しかし返り討ちにあい、ピートは行方不明、ダンは麻薬を打たれて人事不省のまま冷凍睡眠に送り込まれる。
- 2000年の未来へ
- そして西暦2000年、ダンは目覚める。保険会社が倒産していたため財産をすっかりなくしていたダンは、自動車解体の職を経験しながら失った30年の知識を蓄え、文化女中器製造会社に転職する。その過程で自分の頭の中で思い描いていた新型の製図器がそっくりそのまま世の中に普及していることを知る。偶然と考えたダンだったが、特許の記録を調べてみれば自分と同姓同名の人物が1970年に特許を取得している。さらにかつての会社は文化女中器で成功しているものと思われたが、倒産していた。そしてダンが手を下すまでもなくマイルズは若死にし、ベルは老醜の生き恥をさらしていた。
- 自分の記憶と事実の不整合に悩むダンは、同僚のチャックから軍事機密とされているタイムマシンの存在を知る。そのタイムマシンは、過去と未来のどちらに跳ぶのかわからない未完成の代物であったが、ダンは2分の1の確率に賭け、発明者の物理学者トウィッチェル教授を半ば騙す形で時間旅行に挑戦し、無事2001年から1970年に跳ぶことに成功する。
- 再び1970年の過去へ
- 過去の世界へ着陸する様子をサットン夫妻に目撃されてしまうが、事情を説明したダンはサットン夫妻に助けられながら、製図器の開発などに力を注ぐ。そして自分が未来に送り込まれた日になるとマイルズの家に赴き、ピートを保護、さらに彼らが奪い取った自分の発明品の新型ロボットを密かに奪還した上で破壊してしまう。そして、それよりも更に高性能なロボットを開発して、新企業設立計画とともにサットンに1970年で開発したものを託し、新企業を設立するよう勧める。
- 冷凍睡眠の予定日、ダンはリッキィのいるサマー・キャンプ地へ行くと、「もしまた会いたいと思えば21歳になったら冷凍睡眠をするように」と言い残しお別れをする。
- 再び2000年の未来へ
- ピートと共に再び冷凍睡眠で2001年の世界へ舞い戻ったダンは、善人サットン夫妻が返してくれた自分の会社と愛猫を取り戻し、真に自分を想ってくれる恋人リッキィを手に入れるのだった。
登場人物[編集]
- ダニエル・ブーン・デイヴィス(通称 ダン、愛称 ダニー)
- 主人公。機械技師で文化女中器の発明者。根っからの技術者肌で世事には疎いところがある。名前の由来はダニエル・ブーンで、父親が名づけた。
- 護民官ペトロニウス(ピート)
- 主人公の愛猫。オス。ダンの親友で喧嘩が強い。名の由来は古代ローマ帝国のネロの側近から。なお、日本語訳では「護民官」とされているラテン語「Arbiter」は本来「審判者」ほどの意味で、「護民官」の意味はない。
- マイルズ・ジェントリイ
- 主人公の親友。元弁護士。主人公と一緒に会社を興すが裏切る。肥満のようだ。
- ベリンダ・ダーキン(ベル)
- 主人公の会社に雇われた女性事務員。マイルズを唆して主人公を裏切らせる。実は詐欺師。
- 「Belle S. Darkin」は『美人・美しい』に引っ掛けてある。
- フレドリカ(愛称 リッキィ、リッキィ・ジェントリイ)
- マイルズの義理の娘(ただし籍は入っていない)。ピートと仲が良い。ダンとも仲がよかった。
- 『六週間戦争』が始まるまではダンととても仲が良かったが、ダンが六週間戦争で家族と妹を失ったショックからダンとリッキィは疎遠になってしまった。
- チャック・フロイデンバーグ(愛称 チャック)
- 技師。西暦2000年の世界で主人公の友人となる。かつてトウィッチェルの助手をしていた。
- ヒューバート・トウィッチェル(トウィッチェル博士、トウィッチェル教授)
- 西暦2000年の大学教授で天才物理学者。タイムマシンの発明者だが、そのタイムマシンは「二つの同質量の物体を同時に過去と未来に飛ばす。ただし、どっちの物体が過去と未来のどっちに行くかはわからない。その上、送り出すことはできても連れ戻すことはできない。」という実用性を欠く物だったため世に認められず、現在は酒で身を持ち崩している。
- 「Dr. Hubert Twitchell 」Twitchellは 『なじるひと』『愚かなひと』に引っ掛けてある。
- サットン夫妻
- 過去に舞い戻ったダンと最初に出会った。夫は現役弁護士で夫婦ともに主人公を疑わない誠実な人柄。ヌーディスト。ダンの新たな親友となり彼の計画に従って新会社を設立する。
書誌情報[編集]
- 初出 - 『ファンタジー・アンド・サイエンス・フィクション』誌 1956年10月号 - 12月号掲載
- ハードカバー版刊行 - 1957年
日本語訳[編集]
- 『夏への扉』 加藤喬訳、"講談社S・Fシリーズ"IV(1958年)
- 『夏への扉』 福島正実訳、"ハヤカワ・SF・シリーズ"(1963年)
- 『未来への旅』 福島正実訳、講談社"世界の科学名作"13(1965年)
- 『夏への扉』 福島正実訳、早川書房"世界SF全集"12(1971年)
- 『夏への扉』 福島正実訳、ハヤカワ文庫SF(1979年)
- 『夏への扉 [英語版ルビ訳付]』 講談社インターナショナル"ルビー・ブックス"(2000年)
- 『夏への扉 [新訳版]』 小尾芙佐訳、早川書房(2009年) ISBN 978-4-15-209059-1
- 『夏への扉』 福島正実訳、ハヤカワ文庫SF (2010年)[6](1979年版の新装版) ISBN 978-4-15-011742-9
- 『夏への扉 [新版]』 福島正実訳、ハヤカワ文庫SF (2020年)(2010年の新装版から訳語や表現をアップデートした新版) ISBN 978-4-15-012309-3
楽曲[編集]
この作品をモチーフとした難波弘之の同名楽曲(『センス・オブ・ワンダー』(1979年・キングレコード SKS(S)-1032) 収録:吉田美奈子作詞/山下達郎作曲)がある。また、山下も自身のアルバム『RIDE ON TIME』(1980年)にセルフカバーを収録している。
ラジオドラマ[編集]
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NHKーFM『青春アドベンチャー』の「ダミーヘッド・シリーズ」にてラジオドラマ化され、1995年8月28日から9月8日まで全10回で放送されている。
キャスト(ラジオドラマ)[編集]
スタッフ(ラジオドラマ)[編集]
舞台[編集]
演劇集団キャラメルボックスが公演権を獲得し、世界初舞台化[5]、2011年2月から3月に「キャラメルボックス2011スプリングツアー」として初演。脚本・演出は成井豊+真柴あずき。東日本大震災により3月11日 - 13日の東京公演が中止された[7]。
2018年3月に、同じく演劇集団キャラメルボックスで「キャラメルボックス2018スプリングツアー」として再演された[5][8]。
上演日程[編集]
- キャラメルボックス2011スプリングツアー(初演)
-
- 2011年2月22日 - 27日、大阪・サンケイホールブリーゼ
- 2011年3月5日 - 27日、東京・ル テアトル銀座 by PARCO
- キャラメルボックス2018スプリングツアー(再演)
-
- 2018年3月14日 - 25日、東京・サンシャイン劇場
- 2018年3月28日 - 29日、兵庫・明石市立市民会館(アワーズホール) 大ホール
出演者[編集]
- ダニエル・デイヴィス - 畑中智行(2011年・2018年)
- ピート - 筒井俊作(2011年・2018年)
- リッキイ・ジェントリイ - 実川貴美子(2011年)/木村玲衣(2018年)
- マイルズ・ジェントリイ/他多数 - 大内厚雄(2011年・2018年)
- ベル・ダーキン/他多数 - 岡田さつき(2011年)/原田樹里(2018年)
- ジョン・サットン/ 他多数- 西川浩幸(2011年)/井俣太良(2018年)
- ジェニイ・サットン/他多数 - 坂口理恵(2011年)/百花亜希(2018年)
- チャック・フロイデンバーグ/他多数 - 多田直人(2011年)/竹鼻優太(2018年)
- マクビー/他多数 - 渡邊安理(2011年)/元木諒(2018年)
- ハイヤード・ガール/他多数 - 稲野杏那(2011年)/石川彩織(2018年)
- 勤勉ビーバー/他多数 - 林貴子(2011年)/金城あさみ(2018年)
- 万能フランク/他多数 - 森めぐみ(2011年)/島野知也(2018年)
- 製図屋ダン/他多数 - 小笠原利弥(2011年)/矢野聖(2018年)
スタッフ(舞台)[編集]
- 原作 - ロバート・A・ハインライン
- 翻訳 - 福島正実(ハヤカワ文庫刊)
- 脚本 - 成井豊+真柴あずき
- 演出 - 成井豊+真柴あずき(2011年)/成井豊(2018年)
映画[編集]
夏への扉 -キミのいる未来へ- | |
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The Door into Summer | |
監督 | 三木孝浩 |
脚本 | 菅野友恵 |
原作 |
ロバート・A・ハインライン 『夏への扉』 |
製作 |
小川真司(企画・プロデュース) 村田千恵子(企画・プロデュース) 松橋真三 里吉優也 |
製作総指揮 |
Vince Gerardis Takenari Maeda |
出演者 |
山﨑賢人 清原果耶 夏菜 眞島秀和 浜野謙太 田口トモロヲ 高梨臨 原田泰造 藤木直人 |
音楽 | 林ゆうき |
主題歌 | LiSA『サプライズ』 |
撮影 | 小宮山充 |
編集 | 和田剛 |
制作会社 | CREDEUS |
製作会社 | 「夏への扉」製作委員会 |
配給 |
東宝 アニプレックス |
公開 |
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上映時間 | 118分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(なつへのとびら キミのいるみらいへ)のタイトルで初めて実写映画化され、2021年6月25日に公開された[9][10]。監督は三木孝浩、主演は山﨑賢人[3][4]。当初は同年2月19日に公開予定[11]だったが、1月26日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公開の延期が発表された[12]。
製作[編集]
原作から時代設定と舞台が1995年および2025年の日本へ変更され[13]、ロボット科学者が未来を取り戻す冒険物語として翻案される[3]。
「1979年の初読以来、映画化はずっとずっと個人的な夢」だったと語る企画・プロデュースの小川真司により、「時間旅行もの」のジャンルを確立させ後世の作品に大きな影響を与えた古典中の古典の映画化という高いハードルを越えるには強力な監督脚本コンビが不可欠として、以前に『陽だまりの彼女』で組んだ三木と菅野友恵の2人を起用。主演には「ピュアさ誠実さの表現に関しては当代随一」として山﨑が起用された[4]。
撮影は2020年初旬に行われ、1995年のシーンの撮影では当時使用されていた小道具を収集し、また新たに制作することで当時を詳細に再現している[3][4]。
あらすじ(映画)[編集]
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1995年の東京でロボット開発に携わる科学者・高倉宗一郎は、愛猫・ピートと尊敬する偉大な科学者だった亡き父の親友・松下の娘・璃子との平穏な日常生活の中で、完成間近となった松下の遺志を継ぐプラズマ蓄電池の開発に没頭していた。しかし、宗一郎は信頼する共同経営者・松下和人と婚約者・鈴の裏切りによって会社と開発中のロボットや蓄電池をすべて奪われ、さらにコールドスリープに入れられてしまう。
2025年の東京で目覚めた宗一郎は、ピートや璃子の死を知ってすべてを失ったことを悟り、変えられてしまった運命を取り返すため、30年の時を超えたリベンジを誓う[3]。
宗一郎は、彼と行動をともにすることになったヒューマノイドロボット・PETE(ピート)の動力源がプラズマ蓄電池であることを手がかりに、科学者・坪井と面会した。坪井は30年前に宗一郎と会ったと言い、その時に物理学者の遠井教授とも出会っていたことを告げる。さらにPETEの発明者が自身であることを知った宗一郎はひとつの仮説を確かめるために遠井の研究所を尋ねる。遠井は宗一郎の名を聞くなり、研究を完成させた時間転移装置で彼を30年前に送ると言った。
仮説通り自分自身が過去を書き換えていたことを悟った宗一郎はPETEとともに1995年に戻り、再びコールドスリープに入るまでの9日間で研究を完成させ、璃子を救う計画を進める。時間転移してきた彼を助けた弁護士・佐藤太郎に、PETEの特許と、鈴を訴えてリベンジを果たすこと、そして璃子の保護を託した宗一郎は、計画を成し遂げると璃子にすべてを打ち明け、再び30年の眠りにつく。
30年後。コールドスリープから目覚めた宗一郎は、佐藤からの手紙で璃子のその後を知る。開発者の道へ進んだ莉子はPETEとプラズマ蓄電池の改良に携わっていた。そして、20年前、莉子は宗一郎と同じ冷凍場で眠りについていたのだ。宗一郎が見守る中、目を覚ました莉子は「おはよう、宗ちゃん」とやさしく微笑むのであった。
登場人物(映画)[編集]
- 高倉宗一郎
- 演 - 山﨑賢人、南出凌嘉(少年期)
- 科学者。ロボット開発に携わる。
- 松下璃子
- 演 - 清原果耶[14]
- 高校生。宗一郎の養父・松下の娘。
- 白石鈴
- 演 - 夏菜[11]
- 宗一郎の婚約者。
- 松下和人
- 演 - 眞島秀和[11]
- 宗一郎が経営する会社の共同経営者。璃子の父方の叔父。
- 坪井剛太
- 演 - 浜野謙太[11]
- 宗一郎にヒントを与える科学者。
- 遠井潤之助
- 演 - 田口トモロヲ[11]
- 2025年の世界で宗一郎を待ち続けた物理学者。
- 佐藤みどり
- 演 - 高梨臨[11]
- 佐藤太郎の妻。
- 佐藤太郎
- 演 - 原田泰造[11]
- 謎の鍵を握る男。
- PETE(ピート)
- 演 - 藤木直人[14]
- ヒューマノイドロボット。
- ピート
- 演 - パスタ / ベーコン[15]
- 宗一郎の愛猫。
スタッフ(映画)[編集]
- 原作:ロバート・A・ハインライン(著) / 福島正実(訳)『夏への扉』(ハヤカワ文庫刊)
- 監督:三木孝浩
- 脚本:菅野友恵
- 音楽:林ゆうき
- 主題歌:LiSA『サプライズ』(SACRA MUSIC)[16]
- 挿入歌:Mr.Children『CROSS ROAD』
- 企画・プロデュース:小川真司[4]、村田千恵子
- プロデューサー:松橋真三、里吉優也
- エグゼクティブ・プロデューサー:Vince Gerardis、Takenari Maeda
- アシスタント・プロデューサー:新宅洋平
- ライン・プロデューサー:齋藤悠二
- 撮影:小宮山充
- 照明:木村匡博
- 録音:久連石由文
- 美術:井上心平
- 装飾:遠藤善人
- 編集:和田剛
- スクリプター:古保美友紀
- 音響効果:松浦大樹
- VFXスーパーバイザー:荻島秀明
- モーショングラフィックス:吉田孝侑
- スタイリスト:望月恵
- ヘアメイクデザイン:倉田明美
- 音楽プロデューサー:北原京子
- 宣伝プロデューサー:平下敦子
- キャスティング:梓菜穂子
- 助監督:清水勇気
- 制作担当:甲斐恵美理
- 配給:東宝、アニプレックス
- 制作プロダクション:CREDEUS
- 製作幹事:アニプレックス、東宝
- 製作:「夏への扉」製作委員会(アニプレックス、東宝、ハピネット、ベンチャーバンクエンターテインメント、日本出版販売、サイバーエージェント、早川書房、ローソンエンタテインメント、ブリッジヘッド、CREDEUS)
脚注[編集]
- ^ Heinlein, Robert A. (1957). The Door Into Summer, Doubleday, New York. ISBN 0-330-02516-3
- ^ 国立国会図書館書誌ID:000000984414
- ^ a b c d e f g “伝説的タイムトラベル小説『夏への扉』が山﨑賢人の主演で映画化決定!”. Hayakawa Books & Magazines. 早川書房 (2020年6月29日). 2020年9月17日閲覧。
- ^ a b c d e トライワークス (2020年6月29日). “ハインラインの名作SF「夏への扉」が初実写映画化!山崎賢人が科学者役で主演”. MOVIE WALKER PRESS (ムービーウォーカー) 2020年9月17日閲覧。
- ^ a b c “キャラメルボックス「夏への扉」7年ぶりの再演、ゲストに井俣太良&百花亜希”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年12月16日) 2020年9月17日閲覧。
- ^ 主にハヤカワ文庫・2010年版解説を参照
- ^ “「演劇集団キャラメルボックス」、観客動員数の落ち込みで破産を決意”. 東京商工リサーチ. (2019年6月27日) 2020年9月17日閲覧。
- ^ “夏への扉 キャラメルボックス2018スプリングツアー”. 演劇集団キャラメルボックス. 2017年12月17日閲覧。
- ^ "山崎賢人×清原果耶、イヤホンを共有する場面写真も『夏への扉』新公開日は6月25日に". シネマカフェ. イード. 5 April 2021. 2021年4月6日閲覧。
- ^ "『夏への扉 -キミのいる未来へ-』新公開日が6月25日に決定 山崎賢人&清原果耶がイヤホンを共有する場面写真も". ぴあエンタメ情報. ぴあ. 5 April 2021. 2021年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g “山崎賢人主演、映画『夏への扉』 夏菜、眞島秀和、原田泰造らフルキャスト発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年10月5日) 2020年10月5日閲覧。
- ^ “『夏への扉 -キミのいる未来へ-』公開延期のお知らせ”. 映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』公式サイト. (2021年1月26日) 2021年1月26日閲覧。
- ^ “山崎賢人主演、三木孝浩監督のタッグで実現 ハインラインのSF小説『夏への扉』実写映画化決定”. Real Sound (株式会社blueprint). (2020年6月29日) 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b “清原果耶、運命に翻弄される女子高生役で山崎賢人主演『夏への扉』出演 藤木直人はロボット役に”. Real Sound (株式会社blueprint). (2020年9月17日) 2020年9月17日閲覧。
- ^ “山崎賢人主演『夏への扉』にゃんともかわいい<ピート>版特別ポスター”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年5月22日) 2021年5月22日閲覧。
- ^ “LiSA、新曲「サプライズ」が映画「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」主題歌に決定”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年12月18日) 2020年12月18日閲覧。
関連項目[編集]
- 甘辛しゃん - 『夏への扉』がモチーフとして用いられている。
- ピートのふしぎなガレージ - 猫の「ピート」の名前は本作が由来。
外部リンク[編集]
- 夏への扉 - ハヤカワ・オンライン
- 夏への扉(新訳版) - ハヤカワ・オンライン
- 夏への扉 - ウェイバックマシン(2013年7月18日アーカイブ分) - 演劇集団キャラメルボックス
- 映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』オフィシャルサイト
- 夏への扉 - 映画・映像 - ウェイバックマシン(2020年12月9日アーカイブ分) - 東宝WEB SITE
- 映画『夏への扉』公式 (@natsu_doormovie) - Twitter
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