三宅洋平

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池袋にて (2016年)

三宅 洋平(みやけ ようへい、Yohei Miyake、1978年7月24日 - )は、日本音楽家政治活動家・社会活動家。ベルギー生まれ[1][2]早稲田大学第一文学部卒、元リクルート社員[3][4]政治団体「日本アーティスト有意識者会議」代表[5]

履歴:音楽家として[編集]

1998年頃から2009年の解散に至るまで、レゲエロックバンド「犬式 a.k.a. Dogggystyle」のボーカル・ギターとして活動[6][7]。4枚のミニアルバム、3枚のアルバム、1枚のベストアルバムをリリース[1]

犬式解散後は"中積み時代"と自称するソロ活動を行った[8]。Cro-magnon、GAGLEHIFANAなどの作品にゲストMCとして参加[8]。ソロ名義では、2枚の弾き語りライブアルバムを限定的にリリースしている[1]。自身の新聞『ANTA MEDIA』(不定期発行/タブロイド12P)を発行[9]。また、Latyr Syと合同で行ったパリ・コレクションでのLimi Feuのショーやロシアで行われたイベント「ARTFOOTBALL」[10]など、各地でライブを行う[8][1][9]

2010年、マネジメントをJazzySportに移籍[9]。バンド「(仮)ALBATRUS」[メンバー:三宅洋平(Vocal/g)、元晴(Sax:SOIL & PIMP SESSIONS)、 小林眞樹(b)、Peace-K (Dr/Perc)、越野竜太(g:らぞく)]を結成[8]。各地フェスへの出演や、 東京コレクション山本耀司ショーにて、バンド形態の生演奏を行った[9]

2011年、DJ MKYとして1st Mix CD『Mr.Dramatik』をリリース[11]

2012年、「(仮)ALBATRUS」の1st アルバム『ALBATRUS』を発表[12]。「TOUR ALBATRUS 2012」と称し、国内24カ所でツアーを行う[1]

アルバム[編集]

ALBATRUS[編集]

  1. ALL BLUES
  2. WELCOME TO THE ALBATRUS
  3. 祝島帰り
  4. コーヒー・ルンバ
  5. ミエナイチカラ
  6. 1/470 PARTY PEOPLE
  7. FEEL SO GOOD
  8. ジプシーソング

プロデュースした音楽イベント[編集]

  • 2002年 - 2010年、徹頭徹尾(吉祥寺)
  • 2003年 - 2010年、nbsa+×÷(東京・神奈川・愛知・大阪・福岡)
  • 2011年 - 、ZANPAJAM(沖縄)

政治活動、社会活動[編集]

デビュー時よりライブやネットを通じて社会に対する主張を行い、国内の原発問題にも事故以前から発言していた[13]。衆議院選挙で立候補の打診を受けたことを切っ掛けに、「政治に参加し、政治をアート」する姿勢を打ち出す、としている[1]。また、アーティストが政治を語るネット番組「NAU(日本アーティスト有意識者会議)」の配信を行なっており[1]、過去にはDELIHibikilla難波章浩安部芳裕想田和弘Kダブシャインらがゲストとして参加した[14]

2011年3月、東日本大震災を機に、東京から沖縄北部の本部町に避難[15]。「自然農法やエネルギー自給を取り入れながら「新しくて懐かしい」ライフスタイルの模索に入る」としている[1]

2012年12月、脱原発候補として衆議院選挙に立候補した山本太郎の街頭演説をプロデュースした[1]

2013年3月、「日本アーティスト有意識者会議(略称 NAU)」を政治団体として登録[1]。その後、「”日本社会の価値観を多様にひらく”必要を感じ」[16]第23回参議院議員通常選挙緑の党からの推薦を受け、比例代表で立候補[5]。連日「選挙フェス」と称する集会を展開し、176,970票の個人票を得たが、緑の党が当選枠を獲得できず落選した[17][18]。なおこの票数は、落選した候補の中で最多の個人得票数であった[18]

この選挙戦の様子はNHKのテレビ番組『クローズアップ現代』において「新たなうねり」として紹介され、保守派の学者、御厨貴は相手方と同じ目線で訴えかける積極性があったとし、佐藤哲也は若者を中心に共感を生んだことが成功につながったとしてそれぞれ論評を加えた[19]。また、この番組によると三宅は積極的にTwitterを利用しており、選挙期間中、選挙関連ツイートを978件投稿した[19]。リツイートされた件数34,000回は全候補者、党首の中で最多であった[19]。一方、西田亮介は、具体的な政策を打ち出さず若者の共感を得る選挙運動形式について危険性を指摘している[20]。その後、2014年には、三宅と親交のある喜納昌吉が「田母神俊雄や石原慎太郎とも一点共闘できる」と発言した。[21]三宅は喜納と対談もおこなっている。

その後、緑の党とは決別。2016年6月、山本太郎や元放送作家座間宮ガレイらの支援を受けて第24回参議院議員通常選挙東京都選挙区から出馬。2016年6月23日にJR高円寺駅前で行われた街頭演説の動画は再生数が多かった。

2016年6月25日に渋谷で行われた街頭演説では、女優の一色紗英がステージに上がり支持を表明。英国のファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウェストウッドも三宅への投票を呼びかけている[22]。参議院選挙の結果は9位で落選した。供託金返還に必要な法定得票はクリアした。選挙後に三宅は安倍昭恵と面会し、安倍晋三とも電話で会話した。その際、三宅は「お互い世界を愛し、国を愛する憂国の士である」と安倍晋三に語り掛けた[23]

重要な主張[編集]

映画出演[編集]

  • 『沈黙しない春』ドキュメンタリー 2011年/125分/カラー/HD/日本/杉岡太樹監督
  • 『選挙フェス!』ドキュメンタリー 2014年/114分/カラー/日本

CM[編集]

  • 『ポルテSTORE』出演 渋谷街頭ビジョン放映 2013年6月 

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j プロフィール”. 日本アーティスト有意識者会議. 2013年7月24日閲覧。
  2. ^ PROFILE - 犬式, オリジナルの2009-01-23時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20090123032132/http://inushiki.com/profile.html 
  3. ^ 三宅 洋平 : 参議院選挙(参院選)2013 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)”. 読売新聞社. 2013年7月27日閲覧。
  4. ^ 朝日新聞デジタル:2013参院選”. 朝日新聞社. 2013年7月27日閲覧。
  5. ^ a b “参院選:音楽家・三宅氏「緑の党」が擁立”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社). (2013年6月18日). オリジナル2013年6月18日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130618080758/http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-18_50611 
  6. ^ 三宅洋平ブログ『三宅日記』”. 2013年7月24日閲覧。
  7. ^ 犬式に関する大切なお知らせ, オリジナルの2009-02-28時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20090228173148/http://inushiki.com/oshirase.html 
  8. ^ a b c d PROFILE - ALBATRUS OFFICIAL WEB SITE”. JAZZY SPORT PRODUCTION. 2013年7月24日閲覧。
  9. ^ a b c d 三宅洋平★(仮)ALBATRUSのプロフィール|Ameba (アメーバ)”. 2013年7月27日閲覧。
  10. ^ КАЛЕНДАРЬ КОНЦЕРТОВ” (ロシア語). Арт-футбол. 2013年7月24日閲覧。
  11. ^ diskunion: DJ MKY(三宅洋平)”. ディスクユニオン. 2013年7月24日閲覧。
  12. ^ 三宅洋平新バンド(仮)ALBATRUSが1stアルバム発表”. ナタリー (2012年5月28日). 2013年7月24日閲覧。
  13. ^ デモに参加するノリでカジュアルに政治に参画する時代の幕開け - web DICE 2012年5月11日
  14. ^ 日本アーティスト有意識者会議”. インディペンデント・ウェブ・ジャーナル. 2013年8月1日閲覧。
  15. ^ HMV ONLINE 【対談】 三宅洋平 x Shing02”. HMV (2012年4月23日). 2013年8月1日閲覧。
  16. ^ 三宅洋平の選挙資金募るイベントに政治家、DJ、バンド集結”. ナタリー (2013年5月18日). 2013年7月24日閲覧。
  17. ^ 江口晋太朗 (2013年7月26日). “ネット選挙の課題は山積み--求められるのは“普段からのソーシャル活用””. 朝日インタラクティブ. 2013年7月27日閲覧。
  18. ^ a b “比例選の最多得票、公明・山本香苗氏の99万票”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2013年7月22日). http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news/20130722-OYT1T00885.htm 2013年7月24日閲覧。 
  19. ^ a b c 検証“ネット選挙””. 日本放送協会 (2013年7月23日). 2013年7月24日閲覧。
  20. ^ 「ハーメルンの笛吹き」は若者を動員するのか、それとも民主主義の危機か”. 春秋社 (2014年2月10日). 2014年2月11日閲覧。
  21. ^ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4052.html
  22. ^ (三宅洋平・応援メッセージ )from ヴィヴィアン・ウエストウッド |三宅洋平 (仮)ALBATRUS オフィシャルブログ「三宅日記」Powered by Ameba”. 三宅洋平 (2016年6月30日). 2016年7月1日閲覧。
  23. ^ [1]
  24. ^ 三宅洋平 政策ビジョン、(2016年7月1日閲覧)
  25. ^ 朝日新聞2016年参院選候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、(2016年6月23日閲覧)

外部リンク[編集]