ワルツを踊れ Tanz Walzer
『ワルツを踊れ Tanz Walzer』 | ||||
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くるり の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2007年2月 - 2007年5月 オーストリア・ウィーン フランス・パリ | |||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | SPEEDSTAR RECORDS | |||
プロデュース | くるり | |||
チャート最高順位 | ||||
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くるり アルバム 年表 | ||||
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『ワルツを踊れ Tanz Walzer』収録のシングル | ||||
『ワルツを踊れ Tanz Walzer』(ワルツをおどれ タンツ・ワルツァー)は、くるりの7枚目のオリジナルアルバム。
概要[編集]
先行シングル曲として「JUBILEE」がリリースされている。初回限定盤のみ、14トラック目の「ブルー・ラヴァー・ブルー」が追加される。
クラシック音楽からの影響を前面に押し出したアルバムである。本作のレコーディングは、日本のロックバンドとしては初めて音楽の都、オーストリアのウィーンを中心とした地域で行なわれた(トラックダウンはパリ)。
iTunes Music Storeではダウンロード予約注文受付が行なわれ、限定予約特典にはさらに「ベーコン&エッグ BACON AND EGG」(未発表曲)がボーナストラックとして提供された。予約開始初日にはiTMS総合アルバムチャートで1位を獲得、さらに発売直前には数日間にわたってMySpaceで全曲フルレングス視聴が行なわれるなど、プロモーションが行なわれた。後に「僕の住んでいた街」に初回版のみボーナストラックとして収録された。
本作はすべて海外レコーディング楽曲を収録したため、2006年11月に発売されたコンピレーション・アルバム(くるりがプロデュース&選曲)『みやこ音楽/V.A.』に収録された完全新曲の「五月の海」は収録漏れとなった。
また本作は、くるりが主催する同年9月23日開催予定の「京都音楽博覧会 IN 梅小路公園」直前アルバムということもあり、初回盤特典に同音楽祭のチケット特別先行予約権が提供された(iTMSでの予約注文特典は同音楽祭プラチナチケットの入手抽選券)。
アルバムタイトルと連動して、曲名もサブタイトルが付いているが、本作以外では通常サブタイトルは省略されており、「JUBILEE」も「ジュビリー」となっている。
収録曲[編集]
表記がないものは作詞・作曲:岸田繁。
- ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT (作曲:佐藤征史)
- アルバム曲のストリングスのフレーズを繋ぎ合わせて作られた曲。ハイリゲンシュタットはウィーン近郊の地名。ベートーベンゆかりの地であり、耳が聞こえなくなった際に滞在していた場所で有名。
- ブレーメン BREMEN
- シングルカットする案もあったらしい。2008年、TOKYO FMのラジオ企画にて、浜松の高校の卒業生を送る会で吹奏楽部と共に演奏された。その後もよくライブで演奏されている。後に、ベスト盤『ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER 2-』に収録された。
- ジュビリー JUBILEE
- 18thシングル。シングルの「Jubilee gemischt von Dietz」と同じものを収録。大鵬薬品「チオビタ・ドリンク」CMソング。
- ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND (作詞:岸田繁 作曲:くるり)
- アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK
- 元々は歌詞が全く違ったらしい。
- レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ
- 恋人の時計 CLOCK
- このアルバム収録曲の中で最長。後に、ベスト盤『ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER 2-』に収録された。
- ハム食べたい SCHINKEN
- スラヴ SLAV
- 岸田曰く、「作詞に苦労した曲」。
- コンチネンタル CONTINENTAL
- スロウダンス SLOWDANCE
- ハヴェルカ CAFÉ HAWELKA
- 曲中で前作『NIKKI』収録の「(It's Only) R'n R Workshop!」から拝借したと思われるフレーズが流れる。
- 言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE
- 19thシングル。映画『天然コケッコー』主題歌。このアルバム発売後にシングルカット。シングルバージョンとはメロディが多少異なるので、厳密にはアルバムバージョンである。
- ブルー・ラヴァー・ブルー BLUE LOVER BLUE(初回限定盤のみ)
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