ロサイル・インターナショナル・サーキット
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所在地 | カタール・アッ=ザアーイン |
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標準時 | GMT +3 |
座標 | 北緯25度29分24秒 東経51度27分15秒 / 北緯25.49000度 東経51.45417度座標: 北緯25度29分24秒 東経51度27分15秒 / 北緯25.49000度 東経51.45417度 |
オープン | 2004年9月30日 |
主なイベント | F1 カタールグランプリ MotoGP、SBK |
Grand Prix Circuit (2004–present) | |
コース長 | 5.380 km (3.343 mi) |
コーナー数 | 16 |
レコードタイム | 1:23.196 (![]() |
ロサイル・インターナショナル・サーキット(Losail International Circuit、アラビア語: حلبة لوسيل الدولية)はカタールのドーハの北、アッ=ザアーインのルサイルに隣接する地区にあるサーキット。
概要[編集]
2004年完成。一周は5.4km。MotoGPの一戦であるカタールGPの開催地となっている。また、2021年には新型コロナウイルスの世界的流行により、F1のスケジュール変更も余儀なくされ、その過程でF1開催に必要な「グレード1」の資格を保有している同コースでの開催する案が浮上[1]。同年9月30日付で2021年シーズン第20戦としてのF1開催が決定[2]。同時に2023年からカタールGPの10年間の長期開催契約も締結された。これにより、同コースのみならず、カタールでのF1開催は初となる。ただし、この時の発表内容によれば、2023年以降のF1開催が同コースで行われるかは未定である[3]。
2009年のMotoGPでは125ccクラスのレース4周目にスコールに襲われ赤旗キャンセルでハーフポイント、その後雨が止んだため250ccクラスは実施できたものの、MotoGPクラスのスタート直前にまたスコールに襲われレースキャンセル、月曜日に順延するという砂漠地帯らしからぬハプニングが起こった。また、周囲は砂漠地帯であり、風が強い時には砂がコースに入り込むことが避けられず、グリップに影響することがある[4]。
サーキットの特徴[編集]
メインストレッチが1,068mと比較的長く、特に125ccクラスのようなローパワーマシンの場合スリップストリーム合戦になることも珍しくない。
ただそれ以外のストレートはオーバーテイクの期待出来ない長さの物ばかりであり、曲率が緩めの高速コーナーとタイトなターンという組みあわせになる。そのため高速コーナーでハイサイドを恐れず開けていく度胸と切り返しの素早さが速さに結びつくサーキットである。
脚注[編集]
- ^ 初のF1カタールGPが2021年に開催か。後半戦カレンダーは今週発表の見込みwww.as-web.jp(2021年8月24日)2021年9月30日閲覧。
- ^ 初のF1カタールGP開催が正式決定。2021年第20戦の枠を獲得、2023年からの10年契約もwww.as-web.jp(2021年9月30日)2021年9月30日閲覧。
- ^ F1、カタールGPの初開催を発表。メキシコやブラジルと3週連続で開催、2023年から10年の開催契約も締結jp.motorsport.com(2021年9月30日)2021年10月1日閲覧。
- ^ “MotoGPカタールGPプレビュー:2018年も接戦か。中上の挑戦がいよいよスタート”. AUTO SPORT (2018年3月15日). 2018年3月16日閲覧。
関連項目[編集]
- モータースポーツ
- サーキットの一覧
- カタールグランプリ(MotoGP)
- カタールグランプリ (4輪)