ポストの中の明日

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藤子・F・不二雄のSF短編 > ポストの中の明日
漫画:ポストの中の明日
作者 藤子不二雄
藤子・F・不二雄
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー1975年18号
レーベル てんとう虫コミックス
#書誌情報を参照
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ポストの中の明日」(ポストのなかのあす)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の漫画短編。未来予知をテーマとしたSF短編[1]

1975年(昭和50年)『週刊少年サンデー』18号初出。1984年に『藤子不二雄少年SF短編集』〈てんとう虫コミックス〉第2巻に表題作として初収録。以降2010年現在までに7つの短編集に収録されている(#書誌情報を参照)。1990年には『藤子・F・不二雄のSF短編シアター』内の一編としてOVA化されている(#アニメを参照)。

あらすじ[編集]

主人公市川は、以前から既視感を持つことがよくあった。ある日彼が自宅のポストの中から新聞をとると、それは「明日」の新聞だった。彼は、偶然にも「今日」の新聞が「明日」の新聞に見えてしまう不思議な能力を得て、「明日」の出来事を知ることができるようになった。だが、明日、起きる事がわかっても食い止める術を持たず、かねてから計画していた青木ヶ原樹海へのハイキングで友人たちと共に遭難してしまうという「明日」を知った市川は必死で友人を説得しハイキングを中止にさせようとする。しかし、結局、無駄骨に終わり、彼らは市川の見た明日の新聞の通りに遭難してしまう。

登場人物[編集]

市川 弘
本作品の主人公で「明日」の記事が見えてしまう不思議な能力を持つ。そのため、彼は自分たちに待ち受ける運命を知ってしまうことになる。
宇土(OVA版では宇土太郎に)
ガキ大将のような性格で、市川の「知ったかぶり」な性格に苛立っている。父親はロロンビアの製作部長。樹海に迷い込むきっかけを作る張本人。
サチコ(OVA版では中野サチコに)
主人公の態度をいさめる。
メガネ(OVA版では目金という苗字に)
ハイキングの行き先を提案する。
弘のおじ
SF漫画家競馬で金を使ってしまい、弘の父に金を借りに来る。

アニメ[編集]

「藤子・F・不二雄のSF短編シアター」第2巻収録。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督:出崎哲
  • 脚本:今泉俊昭
  • 絵コンテ:古橋一浩
  • 演出:山口頼房
  • 作画監督:清水恵蔵
  • 美術監督:石垣努
  • 原画:藤田正幸、金田あきふみ、上井康宜、白土理徳、川島明子、昆新之介、青柳重美 LAC
  • 動画チェック:関口重晴
  • 動画:坂本修司、白川悦子、中原清隆、岩倉和憲、村上暢康、森田実、韓一動画
  • 背景:井上由美、長江剛、下野哲人、クローバーアート
  • 制作進行:浅川真一
  • 色彩設計:吉森良子
  • 特殊効果:熊井芳貴
  • 仕上:伊藤弘子、木村郁代、市村勇、小関裕子、和田美代子、永山利香、松藤宣江、大崎美樹、黒岩智子、高野千恵、三浦恵子、江成紀子、高見沢佐智子
  • 撮影監督:広川二三男
  • 撮影:松下力也、岩崎敦、武田純一、松平高吉、虫プロダクション、旭プロダクション
  • 編集:井上潔、渡瀬祐子、薩川昭夫、植竹正幸、井上編集室
  • 音響監督:明田川進
  • 音楽:宮原恵太
  • 効果:サウンド・ボックス
  • 録音:安藤邦男
  • 録音スタジオ:アオイスタジオ
  • 音響製作:マジックカプセル
  • 音響担当:三間雅文
  • 製作協力:綿引勝美、メモリーバンク
  • 音楽製作:小学館プロダクション、サウンド・スタッフ
  • 協力:藤子プロ少年サンデー編集部、コロコロコミック編集部、学習雑誌編集部
  • 現像:東京現像所
  • タイトル:マキ・プロ
  • キャラクターデザイン:清水恵蔵
  • プロデューサー:浅見勇(小学館)、清松信夫(東宝)、松崎義之(マジックバス
  • アニメーション製作:マジックバス
  • 製作:小学館、東宝

主題歌[編集]

  • オープニングテーマ
    • 無し
  • 挿入歌
    • 『明日が見えたら』 歌:サントリィ坂本
    • 作詞:藤子・F・不二雄 補作詞:サントリィ坂本 作曲:宮原恵太
  • エンディングテーマ
    • 『LOVE & PEACE』 歌:TWIGGY
    • 作詞作曲:堀井千賀子 編曲:TWIGGY ファンハウス

原作との相違点[編集]

OVA版は原作とは大きな相違点は無いが、小さな点で以下のように異なっている。

  • SF短編シアターシリーズ全てに言えることだが、キャラクターデザインが異なっている。
  • 全体的な構成順序が異なる。
  • 弘が通報するのは爆弾が仕掛けられた事ではなく子供誘拐となっている。
  • 遭難した子供たちを心配すると、それを取材するマスコミのシーンがある。
  • 家族と再会を喜ぶシーンがある。
  • サチコに当るスポットの割合が多い(ラストに主人公と手をつなぐシーンが追加されている)。

書誌情報[編集]

以下の短編集に収録されている。特記のない限り藤子・F・不二雄名義、小学館刊。

脚注[編集]

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  1. ^ 大森望「〝すこし・ふしぎ〟を濃縮パックしたSFの玉手箱」『少年SF短編1』小学館〈藤子・F・不二雄大全集〉352頁
  2. ^ 『少年SF短編集 2』” (n.d.). 2010年8月22日閲覧。
  3. ^ 『藤子・F・不二雄SF短編集〈PERFECT版〉2 定年退食』” (n.d.). 2010年8月22日閲覧。
  4. ^ 『藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編1』” (n.d.). 2010年9月24日閲覧。

関連項目[編集]