ソーロンバイ・ジェーンベコフ

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ソーロンバイ・ジェーンベコフ
Сооронбай Жээнбеков
Sooronbay Jeenbekov (2018-05-14) 02.jpg
第5代キルギス共和国大統領
就任
2017年11月24日
首相 サパル・イサコフ
ムハメトカリー・アブルガジエフ英語版
前任者 アルマズベク・アタンバエフ
第18代キルギス共和国首相
任期
2016年4月13日 – 2017年8月22日
大統領 アルマズベク・アタンバイエフ (Almazbek Atambayev)
代理官 チョルポン・スルタンベコヴァ英語版
前任者 テミール・サリエフ
後任者 ムハメトカリイ・アブルガジイエフチ英語版(代行)
オシ知事(特別市市長)
任期
2012年8月16日 – 2015年12月11日
首相 オムルベク・ババノフ英語版
ジョーマルト・オトルバエフ英語版
前任者 アイトマト・コディルバイエフ (Aytmat Kadyrbayev)
後任者 ターライベク・サリュバシェフ (Taalaybek Sarybashev)
個人情報
生誕

ソーロンバイ・シャリポヴィッチ・ジェーンベコフ
(1958-11-16) 1958年11月16日(61歳)
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
Flag of the Kyrgyz Soviet Socialist Republic.svg キルギス・ソビエト社会主義共和国(後のキルギスの旗 キルギス

ビイ=ミルザ
政党 キルギス社会民主党
配偶者 アイグル・トコイェヴァ (Aigul Tokoyeva)
子供 3
住居 Ordo House,
出身校 キルギス国立農業大学

ソーロンバイ・ジェーンベコフ (Sooronbay Jeenbekov) として知られる、ソーロンバイ・シャリポヴィッチ・ジェーンベコフ(Sooronbay Sharipovich Jeenbekov、キルギス語: Сооронбай Шарипович (Шарип уулу) Жээнбеков, Sooronbay Şaripoviç (Şarip uulu) Jéénbekov; [soːrɔnˈbɑj ʃɑˈripɐvit͡ʃ d͡ʒeːnˈbɛkəf]1958年11月16日 - )は、キルギス政治家大統領。大統領職には、2017年11月24日に就任した[1]。それ以前の2016年4月から2017年8月にかけては、キルギスの首相を務めた[2][3]

生い立ちと教育[編集]

ズスプベク・シャリポフ

ジェーンベコフは、オシ州ビイ=ミルザ英語版で、集団農場の管理者と主婦の間に生まれた[4]。弟アシルベク・ジェーンベコフ英語版も政治家であり、別の弟ズスプベク・シャリポフ (Zhusupbek Sharipov) は、駐ウクライナ大使である[5]。ジェーンベコフには、9人のきょうだいがいた。ジェーンベコフはキルギス農業アカデミー (Kyrgyz Academy of Agriculture) に学び、動物工学 (zoological engineering) の学位を得て卒業した。その後さらに会計学を学び、2003年キルギス国立農業大学英語版を卒業した[6]

経歴[編集]

2017年3月7日ビシュケクで開催されたユーラシア政府間協議会における、当時首相だったジェーンベコフと、ドミートリー・メドヴェージェフロシア連邦首相)、チグラン・サルキシャンユーラシア経済連合委員長)。

ジェーンベコフは、18歳でウズゲン地区英語版のレーニン学校の教員となり、ロシア語と文学を教えた。1983年には、オシ州ソビエト地区にあったソビエト農場で畜産担当の主任となり、5年間ほど働いた。1988年11月、オシ州ソビエト地区のキルギスタン共産党英語版の地区委員会に入り、指導員としての地位を得た。数年後、彼は党委員会の役員になった[7]

政界入りした後、ジェーンベコフは1993年カラ・クルジャ地区英語版のカシュカ=ゾル (Kashka-Zhol) 集団農場の委員長に選出された[8]1995年には、人民代表者会議の議員代理となった。2007年、ジェーンベコフは農業・水資源・食品加工担当大臣となった。2010年にはオシ州知事となり、2015年には国家人事院長官に任命された。2016年3月、大統領府副長官に任命され、次いで首相に任命された[9][10]

2017年キルギス大統領選挙[編集]

ジェーンベコフは、2017年キルギス大統領選挙英語版の正式な候補者として指名され、2017年8月21日に首相を辞任した。このとき彼は、「自分は他の大統領候補者と対等な立場でありたい」と述べた"[3]

選挙は、2017年10月15日に実施された。キルギスの中央選挙管理委員会は、総計170万票近くが投じられ、ジェーンベコフが 54.74%を獲得したと発表した[11]。ジェーンベコフの選出は、キルギスの大統領選挙において、初めて民主主義的に権限の移譲が行われたことを意味していた。アザイ・グリエフ英語版は、この選挙が、キルギスの歴史上数少ない平和のうちに実施された選挙であったと述べた[12]

大統領[編集]

ロシア連邦大統領 ウラジーミル・プーチン(右)と、ロシアソチで会見したジェーンベコフ。
2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会で、ヌルスルタン・ナザルバエフカザフスタン共和国大統領)(手前左)とともに観戦するジェーンベコフ(左から2人目)。
Jeenbekov with イルハム・アリエフアゼルバイジャン共和国大統領)(左)とジェーンベコフ。

ソーロンバイ・ジェーンベコフの大統領就任英語版式典は、2017年11月24日アラ・アルチャ官邸英語版の接見室エネサイ (Enesay) でおこなわれた[1]。就任後最初の外遊英語版は、ロシアへ赴き、 ウラジーミル・プーチンと会見した[13]。就任後間もないうちから、ジェーンベコフは野党の政治家やジャーナリストたちを抑圧し、民主主義を危うくしていると非難を浴びるようになった[14]2018年4月19日、ジェーンベコフは。議会の内閣不信任決議を受けて、サパル・イサコフ英語版首相以下、内閣を解任した[15]

2018年5月の記者会見で、ジェーンベコフは、キルギスで台頭しつつある部族主義に対抗するとして、「この社会に「南北問題」を持ち込もうとする勢力に対して、あらゆる手段で戦う」と述べた[16]

2018年9月上旬には、ビシュケクを訪問していたトルコの大統領レジェップ・タイイップ・エルドアンとともに、中央アジア最大規模のモスクであるイマーム・サラクシ中央モスク (Central Mosque of Imam Sarakhsi) の開場式をおこなった[17]。エルドアンは滞在中、ジェーンベコフに対して、トルコイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレンに対して適切な対処をするよう圧力をかけた[18]

2018年9月3日、ジェーンベコフは、キルギスがホスト国となる最初の大規模な国際的イベントとなった2018年英語版ワールド・ノマド・ゲームズ英語版を開会した[19]。翌日、ハンガリーの首相オルバーン・ヴィクトルチョルパン=アタ官邸英語版に迎えたジェーンベコフは、ハンガリーの指導者として最初に、独立後のキルギスを訪問したことに謝意を表した[20]

脚注[編集]

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  1. ^ a b At Final Press Conference, Kyrgyz President Atambaev Plots His Political Future”. RadioFreeEurope/RadioLiberty. 2017年11月20日閲覧。
  2. ^ Sooronbay Jeenbekov becomes new Prime Minister”. 24.kg. 2018年11月18日閲覧。
  3. ^ a b Kyrgyz PM Jeenbekov Resigns To Run For President”. Radio Free Europe/Radio Liberty (2017年8月21日). 2017年8月21日閲覧。
  4. ^ Sooronbai Jeenbekov, Longtime Atambaev Ally With A Southern Touch, Poised For Kyrgyz Presidency
  5. ^ Brother of new president of Kyrgyzstan may become ambassador to Ukraine”. «24.kg» News Agency (2017年11月15日). 2018年11月17日閲覧。
  6. ^ Сооронбай Жээнбеков” [Sooronbay Jeenbekov] (ロシア語). Новости АКИ press. 2018年11月18日閲覧。
  7. ^ Биография” [Biography] (Russian). Официальный сайт Правительства КР. 2016年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月18日閲覧。
  8. ^ Сооронбай Жээнбеков. Биография” (ロシア語). Kloop Media (2017年9月22日). 2018年11月18日閲覧。
  9. ^ Sooronbay Jeenbekov is new Kyrgyz PM”. Trade Bridge Consultants. 2018年11月18日閲覧。
  10. ^ Profile: Kyrgyz President Sooronbai Jeenbekov”. Xinhua (2018年6月6日). 2018年11月18日閲覧。
  11. ^ Gizitdinov, Nariman (2017年10月15日). “Jeenbekov Wins Kyrgyz Presidential Vote as Rival Urges Stability”. Bloomberg News (Bloomberg L.P.). https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-10-15/jeenbekov-on-course-to-win-kyrgyzstan-presidential-election 2017年10月16日閲覧。 
  12. ^ Photographer: Vyacheslav Oseledko/AFP via Getty Images Jeenbekov Wins Kyrgyzstan’s Presidential Election”. Bloomberg Politics. 2017年10月16日閲覧。
  13. ^ “Russian, Kyrgyz presidents to meet on November 29 — Kremlin” (ロシア語). TASS. http://tass.com/politics/977787 2017年12月16日閲覧。 
  14. ^ “Repression in Kyrgyzstan is eroding Central Asia’s only democracy”. The Economist. (2018年1月18日). https://www.economist.com/news/asia/21735067-life-getting-harder-opposition-politicians-and-journalists-repression-kyrgyzstan 2018年1月19日閲覧。 
  15. ^ Channels Television (2018年4月19日). “Kyrgyz PM Dismissed As Jeenbekov Looks To Cement Control”. 2018年11月18日閲覧。
  16. ^ Jeenbekov promises to fight against tribalism”. AKIpress (2018年5月3日). 2018年11月18日閲覧。
  17. ^ Erdoğan inaugurates Central Asia's largest mosque in Kyrgyzstan”. Daily Sabah (2018年9月2日). 2018年11月18日閲覧。
  18. ^ AFP (2018年9月2日). “Turkish President Recep Tayyip Erdogan warns Kyrgyzstan over Fethullah Gulen threat”. Financial Express/The Indian Express [P] Ltd.. 2018年11月18日閲覧。
  19. ^ World Nomad Games begin in Kyrgyzstan”. USA Today (2018年9月4日). 2018年11月18日閲覧。
  20. ^ RFE/RL's Kyrgyz Service (2018年9月4日). “Hungary's Orban Vows To Develop Ties With 'Kin' Central Asian States”. RadioFreeEurope RadioLiberty. 2018年11月18日閲覧。

外部リンク[編集]

先代:
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