ジェームズ・ローニー (野球)

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ジェームズ・ローニー
James Loney
ニューヨーク・メッツ (マイナー)
James Loney 2013.jpg
レイズ時代(2013年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ヒューストン
生年月日 1984年5月7日(32歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2002年 ドラフト1巡目(全体19位)でロサンゼルス・ドジャースから指名
初出場 2006年4月4日
年俸 $2,000,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェームズ・アンソニー・ローニーJames Anthony Loney, 1984年5月7日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手一塁手)。左投左打。MLBニューヨーク・メッツ傘下に所属。

経歴[編集]

プロ入りとドジャース時代[編集]

エルキンズ高校英語版時代にはチャド・ハフマンとチームメートだった[2]ベイラー大学奨学生として進学予定だったが、2002年MLBドラフト1巡目(全体19位)でロサンゼルス・ドジャースからで指名され、契約金150万ドルで入団[3]。同年、ルーキー級とSS-A級で64試合に出場し、打率.350を記録。シーズン終了後にはベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングで、ドジャース傘下での最高評価を受けた[3]

2006年はAAA級ラスベガス・フィフティワンズで開幕を迎えたが、4月4日ノマー・ガルシアパーラ故障者リスト入りに伴いメジャー昇格[4]。同日メジャーデビューを果たしたが、22日にガルシアパーラが復帰するとローニーはラスベガスへ降格[4]。ラスベガスではマイナーリーグ最高の打率.380を記録し、ドジャース傘下の最優秀マイナー選手("Branch Rickey Minor Leaguers of the Year")に選出された[5]

ドジャースは一塁手として守備位置の重複するガルシアパーラと2年契約を結び、ローニーは2007年も開幕をAAA級ラスベガスで迎えた。6月10日にメジャー昇格を果たし[6]グレイディ・リトル監督は6月26日からガルシアパーラを三塁手として起用し、ローニーを一塁手として起用[7]。その後、ローニーは、シーズン終了まで一塁手として出場を続け、96試合の出場で打率.331を記録。9月の月間最優秀新人に選出され、新人王の投票では6位に入った。

2008年は開幕から15試合連続安打と好調なスタート。開幕からの連続安打では球団史上1978年スティーブ・ガービーが21試合連続安打を記録して以降最長となった[8]。161試合に出場し、チーム最多の90打点を記録。シカゴ・カブスとのディビジョンシリーズでは第1戦でライアン・デンプスターから満塁本塁打を放ち、チームは7対2で勝利。

ドジャースには7シーズン在籍したが、本塁打は2007年の15本が最高で、一塁手としてはパワー不足が致命的だった。

レッドソックス時代[編集]

2012年8月25日イバン・デヘスース・ジュニアアレン・ウェブスターほか2選手と共に、ジョシュ・ベケットエイドリアン・ゴンザレスカール・クロフォードニック・プント+金銭のトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[9]

レイズ時代[編集]

2012年12月6日に年俸200万ドルと出来高100万ドルの1年契約でタンパベイ・レイズに移籍した[10]

2013年、一塁のレギュラーとして158試合に出場。規定打席に到達したシーズンとしては自己最高となる打率.299をマーク。本塁打と打点の水準も復調し、2012年の不振から脱却した。シーズン後、10月31日にFAとなったが、12月12日にレイズと3年2100万ドルで再契約に合意したと報道された[11]

2014年1月3日に球団が再契約したことを発表した[12]。シーズンでは、前年に引き続き一塁のレギュラーに固定され、155試合に出場。本塁打は9本(2年ぶりの1桁、規定打席到達したシーズンでは初の1桁)に留まったが、自己最多の174安打・打率は2年連続で.290を超え、シュアな打撃は健在だった。

2015年、引き続き一塁のレギュラーを務めたが、本塁打が9本から4本に、打点が69打点から32打点にそれぞれ約半減し、やや調子を落とした。

2016年3月30日に開幕25人枠には残らないことを告げられ[13]4月3日に自由契約となった。

レイズ退団後[編集]

2016年4月7日サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[14]。5月28日に金銭トレードでニューヨーク・メッツに移籍した[15]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2006 LAD 48 111 102 20 29 6 5 4 57 18 1 0 0 0 8 1 1 10 8 .284 .342 .559 .901
2007 96 375 344 41 114 18 4 15 185 67 0 1 0 2 28 5 1 48 6 .331 .381 .538 .919
2008 161 651 595 66 172 35 6 13 258 90 7 4 1 7 45 6 3 85 25 .289 .338 .434 .772
2009 158 652 576 73 162 25 2 13 230 90 7 3 1 4 70 10 0 68 16 .281 .357 .399 .756
2010 161 648 588 67 157 41 2 10 232 88 10 5 0 4 52 9 4 95 14 .267 .329 .395 .723
2011 158 582 531 56 153 30 1 12 221 65 4 0 3 5 42 7 1 67 8 .288 .339 .416 .755
2012 114 359 334 32 85 18 0 4 115 33 0 3 1 1 23 7 0 39 16 .254 .302 .344 .646
BOS 30 106 100 5 23 2 0 2 31 8 0 0 0 1 5 0 0 12 5 .230 .264 .310 .574
'12計 144 465 434 37 108 20 0 6 146 41 0 3 1 2 28 7 0 51 21 .249 .293 .336 .630
2013 TB 158 598 549 54 164 33 0 13 236 75 3 1 1 4 44 6 0 77 16 .299 .348 .430 .778
2014 155 651 600 59 174 27 0 9 228 69 4 2 0 6 41 2 0 80 21 .290 .336 .380 .716
2015 104 388 361 25 101 16 0 4 129 32 2 4 0 3 23 5 1 34 10 .280 .322 .357 .680
通算:10年 1343 5121 4680 498 1334 251 20 99 1922 635 38 21 7 37 381 58 15 615 145 .285 .338 .411 .749
  • 2015年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 27 (2006年 - 同年途中)
  • 29 (2006年途中 - 同年終了)
  • 7 (2007年 - 2012年途中)
  • 22 (2012年途中 - 同年終了)
  • 21 (2013年 - 2015年)

脚注[編集]

  1. ^ James Loney Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN. 2012年10月9日閲覧。
  2. ^ 「2010年メジャーデビュー組全203選手リスト」『月刊スラッガー』2011年2月号 日本スポーツ企画出版社 60頁
  3. ^ a b Josh Boyd (2003年2月24日). “Los Angeles Dodgers Top 10 Prospects” (英語). Baseball America. 2009年9月17日閲覧。
  4. ^ a b Los Angeles Dodgers Transactions April 2006” (英語). MLB.com. 2009年9月17日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ Loney, Alexander selected as Dodgers' 2006 Branch Rickey Minor Leaguers of the Year” (英語). MLB.com (2006年9月23日). 2009年9月17日閲覧。
  6. ^ Los Angeles Dodgers Transactions June 2007” (英語). MLB.com. 2009年9月17日閲覧。[リンク切れ]
  7. ^ Ken Gurnick (2007年6月25日). “Notes: Nomar moving to third base” (英語). MLB.com. 2009年9月17日閲覧。
  8. ^ Glenn Rabney (2008年4月16日). “Loney looks to continue hot hitting” (英語). MLB.com. 2009年9月17日閲覧。
  9. ^ Mike Axisa (2012年8月25日). “Red Sox, Dodgers Complete Nine-Player Blockbuster” (英語). 2016年5月30日閲覧。
  10. ^ Steve Adams (2012年12月6日). “Rays Sign James Loney” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年4月6日閲覧。
  11. ^ Bill Chastain (2013年12月13日). “Report: Rays re-sign Loney to three-year deal” (英語). MLB.com (Tampa Bay Rays). 2016年5月30日閲覧。
  12. ^ “Rays re-sign Loney to three-year contract” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Tampa Bay Rays), (2014年1月3日), http://m.rays.mlb.com/news/article/66298304 2016年5月30日閲覧。 
  13. ^ Jeff Todd (2016年3月30日). “Rays Inform James Loney He Won’t Make Opening Day Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年4月6日閲覧。
  14. ^ Padres sign Loney to Minors deal” (英語). MLB.com (2016年4月8日). 2016年4月12日閲覧。
  15. ^ MLB公式プロフィール参照。2016年5月30日閲覧。

外部リンク[編集]