ノベル大賞

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ノベル大賞(ノベルたいしょう)は、1983年から集英社が主催している公募文学賞。同社のライトノベル文芸誌Cobalt』及びコバルト文庫の読者を対象とした作品を募集している。

1992年から1995年までの名称はコバルト・ノベル大賞で上期・下期の年2回の開催であったが、1996年より現在の名称に変更され、年1回開催となる。

大賞入選作には正賞の楯と副賞100万円(税込)、佳作入選作には正賞の楯と副賞50万円(税込)が贈られ、入選作品は原則として雑誌コバルトに掲載される。

最終候補作の中から読者審査員の審査によって選ばれる、読者大賞部門が設置されていることが特徴(1989年度下期(通算第14回)から開始)。読者審査員は、年度毎に編集部が募集するコバルト読者の中から、審査を経て選ばれた30名から成る。

唯川恵藤本ひとみ山本文緒角田光代ら一般小説の分野で活躍している作家を多数輩出している。

応募要綱[編集]

作品・内容[編集]

自作未発表のもの。(日本語で書かれたものに限る) ジャンルは問わない。

資格[編集]

男女・年齢は問わず。ただし新人に限る。

原稿規定[編集]

400字詰め縦書き原稿用紙100枚~400枚。ワープロ原稿可。

締め切り[編集]

原則として毎年1月10日。当日消印有効。

歴代選考委員[編集]

受賞作品と受賞者[編集]

  • 1983年度上期(通算第1回)
    • 大賞 該当作なし
    • 佳作 『たとえば、19のときのアルバムに』一藤木杳子
    • 佳作 『聖野菜祭』片山満久
  • 1983年度下期(通算第2回)
  • 1984年度上期(通算第3回)
    • 大賞 『海色の午後』唯川恵
    • 佳作 『サマー・グリーン 夏の終わりに…』倉本由布
  • 1984年度下期(通算第4回)
    • 大賞 『眼差(まなざし)』藤本ひとみ
    • 佳作 該当作なし
  • 1985年度上期(通算第5回)
    • 大賞 『青いリボンの飛越(ジャンプ)』波多野鷹
    • 佳作 該当作なし
  • 1985年度下期(通算第6回)
    • 大賞 『独楽(ひとりたのしみ)』島村洋子
    • 佳作 該当作なし
  • 1986年度上期(通算第7回)
    • 大賞 該当作なし
    • 佳作 『いつも通り』片桐里香
  • 1986年度下期(通算第8回)
    • 大賞 『クルト・フォルケンの神話』図子慧
    • 佳作 該当作なし
  • 1987年度上期(通算第9回)
  • 1987年度下期(通算第10回)
    • 大賞 『Seele(ゼーレ)』五代剛
    • 佳作 『プレミアム・プールの日々』山本文緒
  • 1988年度上期(通算第11回)
    • 大賞 『お子様ランチ・ロックソース』彩河杏
    • 佳作 該当作なし
  • 1988年度下期(通算第12回)
    • 大賞 『恋はセサミ』西田俊也
    • 佳作 該当作なし 
  • 1989年度下期(通算第14回)
  • 1990年度上期(通算第15回)
    • 大賞 『水になる』川田みちこ
    • 佳作 『血ぬられた貴婦人』小山真弓
    • 読者大賞 『血ぬられた貴婦人』小山真弓
  • 1990年度下期(通算第16回)
  • 1991年度上期(通算第17回)
  • 1992年度上期(通算第19回)
  • 1992年度下期(通算第20回)
    • 大賞 該当作なし
    • 佳作 『十六歳、夏のカルテ』甲紀枝
    • 佳作 『はるか海の彼方に』高遠砂夜
    • 佳作 『「ふることぶみ」によせて』野間ゆかり
    • 読者大賞 『おばあちゃんの恋人』水野友貴
  • 1993年度上期(通算第21回)
    • 大賞 『夢の宮~竜のみた夢~』今野緒雪
    • 佳作 『交響詩「-騒乱-」』藍あずみ
    • 読者大賞 『夢の宮~竜のみた夢~』今野緒雪
  • 1993年度下期(通算第22回)
  • 1994年度下期(通算第24回)
  • 1995年度下期(通算第26回)
  • 1996年度(通算第27回)
  • 1998年度 (通算第29回)
    • 大賞 『サカナナ』深谷晶子
    • 佳作 『ペンギンの前で会いましょう』片山奈保子
    • 読者大賞 『ペンギンの前で会いましょう』片山奈保子
  • 1999年度(通算第30回)
    • 大賞 該当作なし
    • 佳作 『僕らに降る雨』竹岡葉月
    • 佳作 『救助信号』吉平映理
    • 読者大賞 『ウェルカム・ミスター・エカリタン』松井千尋
  • 2000年度(通算第31回) 
    • 大賞 『一人暮らしアパート発・Wao・ブランド』小沼まり子
    • 佳作 『サドル』石川宏宇
    • 佳作 『ぼくはここにいる』ユール
    • 読者大賞 『ぼくはここにいる』ユール
  • 2002年度(通算第33回) 
    • 大賞 『ぼくのズーマー』青木祐子
    • 佳作 『パーフェクト・ガーデン』山本瑤
    • 読者大賞 『夕焼け好きのポエトリー』ココロ直
  • 2003年度(通算第34回)
  • 2004年度(通算第35回) 
  • 2005年度(通算第36回) 
  • 2007年度(通算第38回)
    • 大賞 『1000キロぐらいじゃ、涙は死なない』相羽鈴
    • 佳作 『このくらい、のあなた』一井七菜子
    • 読者大賞 『アルカトラズの聖夜』彩本和希
  • 2008年度(通算第39回)
    • 大賞 該当作なし
    • 佳作 『やがて霧が晴れる時』汐月遥
    • 佳作 『我が家の神様セクハラニート』香月せりか
    • 読者大賞 『薄青の風景画』椎名鳴葉
  • 2009年度(通算第40回)
  • 2010年度(通算第41回)
    • 大賞 『にわか姫の懸想』長尾彩子
    • 佳作 『ただここに降りしきるもの』御永真幸
    • 読者大賞 『ショコラの錬金術師』高見雛
  • 2012年度(通算第43回)
    • 大賞 該当作なし
    • 佳作 『コンシェルジュの煌めく星』汐原由里子
    • 佳作 『砂漠の千一昼夜物語-幻の王子と悩殺王女-』きりしま志帆
    • 読者大賞 『キョンシー・プリンセス~乙女は糖蜜色の恋を知る~』後白河安寿
  • 2015年度(通算第46回)
  • 2017年度(通算第48回)
    • 大賞 『花木荘のひとびと』髙森美由紀
    • 佳作 『あやしバイオリン工房へようこそ』奥乃桜子
    • 佳作 『今夜、2つのテレフォンの前。』時本紗羽

関連項目[編集]

外部リンク[編集]