ガオンチャート

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ガオンチャート: 가온차트: Gaon Chart)は韓国の音楽チャートである。

概要[編集]

名称の由来は中心を意味するガウンデ: 중심[1]。「韓国版ビルボード」を標榜する韓国初の大衆音楽チャートである[2]大韓民国文化体育観光部の後援のもと1年間の準備期間を経て韓国音楽コンテンツ産業協会の運営により開始した[3]。デジタルとアルバム部門は週単位、総合部門は6ヶ月単位で発表される。各チャートは毎週金曜日に公開される[4]。審査基準としてゴールデンディスク賞に音源データを提供している[5]

沿革[編集]

  • 2009年 - 毎月の音楽ソフトなどの売上を発表するランキングとして発足[3]
  • 2010年2月23日 - 毎週のランキングとアルバム売上ランキングなどを追加したチャートを新設

集計方法とチャート[編集]

音源アルバム、オンラインダウンロード、ストリーミング、携帯電話端末向け着信音・呼び出し音などを集計した分野別チャートは勿論、これらを合算した総合チャートがある。アルバムセールスチャートではLOENエンターテインメントSMエンターテインメントソニー・ミュージック・コリアワーナー・ミュージック・コリアユニバーサルミュージックMネット・メディアなどが協力している。モバイルチャートは着信音のダウンロード数の集計であり、オンラインチャートは音楽源とオンラインでのセールスを集計している。デジタルチャートはモバイルとオンラインの集計チャートである。BGMチャートは全てのチャートの総合である。全てのチャートは毎週・毎月、提供される[6]。 主要アルバム販売会社を介さず流通するアルバムは集計に入らない。例えばチャン・ギハと顔たちのアルバム『何事もなく暮らす』は4万枚を売り上げたにも関わらず、インディーズレーベルから発売されていた為、チャート入りしなかった[3]。この問題に対して、韓国音楽コンテンツ産業協会局長の崔光号は2010年2月23日に行われたガオンチャート出帆式のインタビューにおいて、「その問題点はよく分かっていたが、客観的資料なしに推定値だけでランキングに反映させるのは難しい。これから、この様な問題点をきちんきちんと補っていく」と回答した。

チャート一覧[編集]

題名 形態 集計 順位 備考
デジタル・チャート 全音楽 ダウンロード + ストリーミング + BGM
(シングル)
100
  • ダウンロード・ストリーミング・BGM
    総合チャート
  • Billboard Hot 100に相当
  • 国内外の総合デジタルチャート
国内
  • 国内の楽曲のみのダウンロード・ストリーミング・BGM
    総合チャート
国外
  • 国外の楽曲のみのダウンロード・ストリーミング・BGM
    総合チャート
ダウンロード・チャート 全音楽 ダウンロード売上
(シングル)
  • 総合ダウンロード・チャート
国内
  • 国内の楽曲のダウンロード・チャート
国外
  • 国外の楽曲のダウンロード・チャート
ストリーミング・チャート 全音楽 ストリーミング売上
(シングル)
  • ストリーミング配信された国内外の楽曲チャート
国内
  • ストリーミング配信された国内の楽曲チャート
国外
  • ストリーミング配信された国外の楽曲チャート
BGM・チャート 全音楽
(シングル)
BGM売上
  • BGMのセールスチャート
モバイル着信音・チャート 全音楽 ringtones売上
  • 国内の携帯電話端末向け着信音のセールスチャート
モバイルRBT・チャート 呼び出し音売上
  • 国内の呼び出し音セールスチャート
アルバム・チャート アルバム売上
  • 国内外のアルバムの総合セールスチャート
国内
  • 国内のアルバムのセールスチャート
国外
  • 国外のアルバムのセールスチャート
ソーシャル・チャート 国内 SNS指数
カラオケ・チャート 全音楽 カラオケでの歌唱回数
  • 国内外の楽曲のカラオケ総合歌唱回数チャート
国内
  • 国内の楽曲の歌唱回数チャート
国外
  • 国外の楽曲の歌唱回数チャート
Weibo・チャート 個人 Weiboでの人気 30
  • 個人のWeibo人気チャート
グループ 10
  • グループのWeibo人気チャート

デジタルチャート年間1位[編集]

作品名 歌手名
2010年 Bad Girl Good Girl[7] Miss A
2011年 Roly-Poly[8] T-ARA
2012年 江南スタイル[9] PSY
2013年 ジェントルマン[10] PSY
2014年 SOME[11] ソユ&チョンギゴ
2015年 BANG BANG BANG[12] BIGBANG
2016年 CHEER UP[13] TWICE

アルバムチャート年間1位[編集]

作品名 歌手名 販売枚数
2010年 Bonamana スーパージュニア
2011年 The Boys 少女時代 385,348[14]
2012年 Sexy, Free & Single スーパージュニア 356,431[15]
2013年 XOXO (KISS&HUG) Repackage(Korean ver.) EXO 335,823[16]
2014年 Overdose EXO-K 385,047[17]
2015年 EXODUS (Korean Ver.) EXO 478,856[18]
2016年 WINGS 防弾少年団 751,301[19]

ガオンチャートミュージックアワード[編集]

ガオンチャートミュージックアワードは、ガオンチャートの運営元である社団法人韓国音楽コンテンツ産業協会が主催する音楽授賞式である。この授賞式は1年間の音源データ量、アルバム販売量等の集計を元に受賞者が決められる。歌手だけでなく、作曲/作詞家をはじめ、実演家までを網羅する総合授賞式である。2012年に初めて開催され、それ以後毎年開催されている。MAMAゴールデンディスク賞など他の主要授賞式とは異なり、月毎のデジタル音源部門、四半期毎のアルバム部門があり大賞は設けていない。[要出典]

出典[編集]

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  1. ^ 韓国型ビルボード「ガオン・チャート」 公式発表!” (日本語). 芸能ニュース. K-ENTER.TV (2010年2月23日). 2010年12月17日閲覧。
  2. ^ 【フォト】“韓国版ビルボード”ガオンチャート発刊” (日本語). K-POP. KNTV (2010年2月23日). 2010年12月17日閲覧。
  3. ^ a b c 대중음악 공인 ‘가온차트’ 출범 - 한겨레 신문
  4. ^ Seo, Jung-min (2010年2月23日). “대중 음악 공인 ‘가온 차트’ 출범” [Popular music chart 'Gaon Chart' launched] (朝鮮語). The Hankyoreh. The Hankyoreh. 2010年10月3日閲覧。
  5. ^ 골든디스크” (韓国語). ILGANSPORTS & JTBC PLUS co.LTD. 2017年10月21日閲覧。
  6. ^ Han, Sang-hee (2010年2月23日). “Korea Launches First Official Music Charts Gaon”. The Korea Times. The Korea Times. 2010年10月3日閲覧。
  7. ^ 2010年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  8. ^ 2011年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  9. ^ 2012年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  10. ^ 2013年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  11. ^ 2014年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  12. ^ 2015年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  13. ^ 2016年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  14. ^ 2011年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  15. ^ 2012年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  16. ^ 2013年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  17. ^ 2014年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  18. ^ 2015年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
  19. ^ 2016年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]