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オリンピック航空

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オリンピック航空
Ολυμπιακές Αερογραμμές
IATA
OA
ICAO
OAL
コールサイン
OLYMPIC
法人番号 6700150000335 ウィキデータを編集
設立 1957年
ハブ空港 エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港
焦点空港 テッサロニキ・マケドニア国際空港
マイレージサービス Miles + Bonus
会員ラウンジ Olympic Airways "Melina Merkouri", "Aristotle Onassis" lounges
航空連合 スターアライアンス(加盟予定)
親会社 エーゲ航空
保有機材数 16機
就航地 77都市
本拠地 ギリシャの旗 ギリシャ アテネ
代表者 Yiannos Benopoulos (会長CEO)
外部リンク https://www.olympicair.com/
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オリンピック航空ギリシャ語名:Ολυμπιακές Αερογραμμές 英語名:Olympic Air)はギリシャの首都アテネに本社を置く航空会社

沿革

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ギリシャの海運王アリストテレス・オナシス(Aristotle Onassis)が1957年にギリシャ国営航空会社T.A.E.を買収して設立。その後1974年にギリシャ政府が再び買収し、国営航空会社であった。2009年9月に民営化し、英語名をOlympic AirlinesからOlympic Airに変更(日本語名では変更なし)。

2010年2月、エーゲ航空との合併に合意したが[1]、この計画は2011年1月に欧州委員会の審査で不認可となった[2]

その後、2012年10月22日に当社の大株主である Marfin Investment Group が、エーゲ航空への当社売却に合意[3]。2013年10月9日に欧州委員会から売却の承認を得、当社は同年同月23日にエーゲ航空の子会社となった[4]

路線

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2018年現在、国際線についてはすべて親会社のエーゲ航空に移管し国内線のみを運航している。

国内線

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  • アテネ国際空港とロードス、テッサロニキを拠点として、ギリシャ国内の37都市に就航している。

国際線(過去)

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アフリカ

アジア

ヨーロッパ

北アメリカ

日本へは、かつて1990年6月よりバンコク経由で成田まで就航していたが、1994年11月1日を最後に運航休止となった。

保有機材

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オリンピック航空エアバスA320
ボーイング737(旧塗装)

運航機材

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2019年9月現在、オリンピック航空の機材は以下の通りである。

オリンピック航空 運航機材一覧[5]
機材 運用機数 発注機数 座席数 備考
ATR42-600 2 - 48
ボンバルディアDHC-8-100 4 - 37
ボンバルディアDHC-8-400 10 - 78
16 0

退役済機材一覧

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オリンピック航空/引退した機材
機種 乗客 路線 寄港した空港 備考
ダグラス DC-3 14 28 近距離路線
国内線とバルカン
SX - BAA / BAC / BAD / BAE / BAG / BAH / BAK / BAL / BAN / BBA / BBC / BBD / BBE / BBF O.A.が所有
ダグラス DC-4 2 近中距離路線
国内線とヨーロッパ
SX - DAC / DAG
ダグラス DC-6 13 66 (1958), 95 (1967) 近中距離路線
国内線とヨーロッパ
SX - DAD / DAE / DAF / DAH / DAI / DAM / DAP / DAQ / DAR / DAS, F - BGSK / BGTY / BGTZ 10機はO.A.が所有 (DAD - DAS), 3機はU.A.T.からリース (BGSK, BGTY, BGTZ)
デハビランドコメット 4B 6 147 (1966), 165 (1968) 中距離路線
欧州, 中東
SX - DAK / DAL / DAN (first G-APZM) / DAO (first G-ARDI), G -ARJL / APMC 2機はBEAからリース (BEA-OLYMPIC) (ARJL, APMC), 4機はO.A.が所有 (DAK, DAL, DAN, DAO)
ボーイング 707-320 8 147 (1966), 165 (1968) 長距離
北米,アフリカ, オーストラリア, アジア
SX - DBA / DBB / DBC / DBD / DBE / DBF / DBO / DBP O.A.が所有
ボーイング 717-200 3 105 中距離路線
ギリシャと欧州
SX - BOA / BOB / BOC 2 機はBavariaからリース (BOA, BOB), 1機はPembroke Capitalからリース (BOC)
ボーイング 720-051B 7 160 近中距離路線
国内線, 欧州と中東
SX - DBG / DBH / DBI / DBK / DBL / DBM / DBN O.A.が所有
ボーイング 727-30 2 近中距離路線
国内線, 欧州と中東
N9233Z, N9234Z ボーイングからリース
ボーイング 727-200 10 146 近中距離路線
国内線, 欧州と中東
SX - CBA / CBB / CBC / CBD / CBE / CBF / CBG / CBH / CBI, ZS - NZV 9機はO.A.が所有 (CBA - CBI), 1機はSafairからリース (NZV)
ボーイング 737-200 15 123 中距離路線
ギリシャと欧州
SX - BCA / BCB / BCC / BCD / BCE / BCF / BCG / BCH / BCI / BCK / BCL, N321XV, N322XV, N501AV, N505AV 4機は Aviation Sales Companyからリース, 11 機はO.A.が所有 (BCA - BCL)
ボーイング 737-300 5 138 近中距離路線
国内線, 欧州と中東
EC - IFV / IOR / JQX / JTV, SX - BLA 5 機はHola Airlinesからリース (IFV, IOR, JQX, JTV), 1機はBoullioun Aviationからリース (BLA)
ボーイング 737-400 5 150 近中距離路線
国内線, 欧州と中東
SX - BMA / BMB / BKK / BKL, EC - KBO 1 機はHola Airlinesからリース (KBO), 1 機はPembroke Capitalからリース (BMA), 1 機は Oasis International Leasingからリース (BMB), 1 機は ILFCからリース (BKK), 1 機はGECASからリース (BKL)
ボーイング 747-100 1 長距離
北米,アフリカ, オーストラリア, アジア
EI - BRR GPAからリース in 1986
ボーイング 747-200 5 426 長距離
北米,アフリカ, オーストラリア, アジア
SX - OAA / OAB / OAC / OAD / OAE, TF - ARO 5機はO.A.が所有 (OAA - OAE), 1機はアトランタ航空から2004年のオリンピック聖火リレーのためにリース(ARO)
ブリテン・ノーマン BN-2アイランダー 15 9 短距離
国内線と島嶼間
リース
日本航空機製造YS-11 10 64 短距離
国内線と島嶼間
SX - BBG / BBH / BBI / BBJ / BBK / BBL / BBM / BBP / BBQ / BBR 8機はO.A.が所有, 2機はNAMCからリース (BBJ, BBM)
ドルニエ Do 228 9 18 短距離
国内線と島嶼間
SX - BHA / BHB / BHC / BHD / BHE / BHF / BHG / BHH / BHI 2 機はドルニエからリース (BHA - BHB), 7機はO.A.が所有 (BHC - BHI)
ショート 330 6 30 短距離
国内線と島嶼間
SX - BGA / BGB / BGC / BGD / BGE / BGF O.A.が所有
ショート スカイバン 4 18 短距離
国内線と島嶼間
SX - BBN / BBO / BBT / BBW 2機はO.A.が所有 (BBN, BBO), 2機はリース(BBT, BBW)

事故

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オリンピックのロゴ

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オリンピック航空は過去には白鷲とプロペラを組み合わせたものや、オリンピックの社名にちなんで5輪を使用していた。最初の飛行から2年後、オナシスは新しいロゴと輪の色に関して創造するように頼んだ。オナシスはオリンピックシンボルの5色の輪をコピーすることを求めたが、国際オリンピック委員会(IOC)がロゴに対して抗議したため、新しいロゴは6輪になった。最初の5つの輪は5大陸を表し、6番目の輪はギリシャを表す。色は黄、赤、青、白である。

エピソード

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  • 社名であるオリンピックはオナシスの古代ギリシャに対する情熱から名づけられた。彼の多くの会社にはオリンピックが社名に入っている。彼は同様に所有する船舶にもつけた。
  • OAの規定ではすべての男性の客室乗務員はオナシスに敬意を表して黒のネクタイを着用しなければならない。
  • OA 客室乗務員の制服はファッションデザイナーであるJean Desses (1957), ココ・シャネル (1966)と ピエール・カルダン (1969) と後にはギリシャのファッションデザイナーであるBilly Bo (Μπίλλυ Μπο)がデザインした。[6]
  • 1998年に、喘息発作を起こした乗客が客室乗務員に放置され、死亡した[7]。これは航行中の航空機内で発生した急病人に航空会社側が意図的に何もしなかった1例目であると報告されている[8]

脚注

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  1. ^ “オリンピック航空は生き残りへ合併合意”. http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20100223-599132.html 
  2. ^ “ギリシャ2大航空合併認めず 欧州委”. 日本経済新聞. (2011年1月26日). http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E4E2E4E58DE0E4E2E3E0E2E3E39494E0E2E2E2;at=ALL 
  3. ^ "AEGEAN agrees with MIG to acquire OLYMPIC AIR" (Press release). エーゲ航空. 22 October 2012.
  4. ^ "AEGEAN completes acquisition of Olympic Air" (Press release). エーゲ航空. 9 October 2013.
  5. ^ Our Fleet | Olympic Air” (英語). Olympic Air | Air tickets. 2019年10月1日閲覧。
  6. ^ To Vima online Φρίντα Μπιούμπι. Οι τίτλοι μιλάνε από μόνοι τους: «Και το όνειρο πάγωσε» (η ζωή και ο θάνατος του σχεδιαστή Μπίλλυ Μπο) (Frieda Bioubi. The titles speak for themselves. And the dream turned cold (The life and death of fashion designer Billy Bo).
    To Vima online translation by Google Quote: Bioumpi Frinta...«And the dream froze» (the life and death of Billy designer Bo)..[sic]
  7. ^ Fred Charatan (2004-03-06). “Supreme Court holds airline liable for doctor's death”. BMJ (U.K.: BMJ Publishing Group Ltd) 328 (7439): 544. doi:10.1136/bmj.328.7439.544-h. ISSN 0959-8138. PMID 15001500. 
  8. ^ 大塚祐司「航空機内での心肺蘇生の実施により心的外傷を負った1例」『宇宙航空環境医学』第44巻第3号、日本宇宙航空環境医学会、2007年9月1日、71-82頁、ISSN 0387-0723NAID 10024163146 

外部リンク

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