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エヴェラルド・デ・ヘスス・ペレイラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カボレ
ウム・サラルSC在籍時 (2011年)
名前
本名 エヴェラルド・デ・ヘスス・ペレイラ
Everaldo de Jesus Pereira
愛称 カボレ(フクロウ)[1]
ラテン文字 CABORÉ
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1980-02-19) 1980年2月19日(44歳)
出身地 サルヴァドール[2]
身長 186cm[3]
体重 78kg[3]
選手情報
ポジション FW[3]
利き足 右足[4]
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003 ブラジルの旗 イピタンガ
2004 ブラジルの旗 ヴィトーリア
2005 ブラジルの旗 ボンスセッソ
2006 ブラジルの旗 イトゥアーノ
2007 大韓民国の旗 慶南FC 26 (18)
2008-2009 日本の旗 FC東京 55 (16)
2009-2011 カタールの旗 アル・アラビ 56 (31)
2011-2014 カタールの旗 ウム・サラル 54 (24)
2014-2015 ブラジルの旗 ブラガンチーノ 7 (1)
通算 198 (90)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

エヴェラルド・デ・ヘスス・ペレイラ(Everaldo de Jesus[注 1] Pereira, 1980年2月19日 - )は、ブラジル出身のプロサッカー選手ポジションフォワード(FW)

KリーグJリーグ時代の登録名はカボレハングル: 까보레)[6][7]

来歴

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プロデビューは24歳の時という遅咲きの選手[1]

2007年韓国Kリーグ慶南FCポポ2トップを組み、抜群のスピードと柔らかなテクニックを発揮して[1]18ゴール8アシストを記録[2][8][9]デニウソン (enデヤンステボらを抑えて同年のリーグ得点王に輝いた

2008年、複数クラブが獲得を図る中[10] 慶南側は当初オファー拒否の姿勢を示していたが[8]、同年2月にJリーグFC東京への完全移籍が決定[9][5]。Jリーグ第2節の新潟戦で移籍後初得点を挙げた。1トップセンターフォワードを務めていたが、シーズン終盤にはカボレの突破力を活かすべく3トップ左ウイングに配され[11][4]FWの軸として奮戦。慢性的な右膝痛と股関節痛を抱えながらも出場を志願し[12]、チーム唯一の公式戦全試合出場を記録した[13]

2009年9月11日、予てよりオファーのあったカタールアル・アラビへの完全移籍が決定し[14]、同月5日のナビスコカップ準決勝勝利及び決勝進出を置き土産に退団[14]。その後FC東京はこの大会で優勝を果たし、表彰式で優勝カップを受け取る際に羽生直剛がカボレのユニフォームを着用してカップを受け取ることでカボレへの感謝を示した[15]。当時のサッカー雑誌のインタビューで、カボレは将来スペインリーグでプレーすることを目標だと語っていた[16]。アル・アラビではゴールを量産し、2009/10シーズンのリーグ得点王になった(ユニス・マフムードと共に受賞)。2010年9月には自身の決勝点でシェイク・ジャシムカップを制覇[17]

2015年6月、セレッソ大阪の練習に参加[18][19]。同月をもって退団するフォルランカカウに代わるFWとして[20] 加入間近であったが、マグノ・クルスエジミウソンの加入に伴い見送られた[21]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2003 イピタンガ
2004 ヴィトーリア
2005 (pt ボンスセッソ RJ州
2006 イトゥアーノ
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2007 (en 慶南 9 Kリーグ 26 18
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2008 FC東京 9 J1 34 11 8 2 4 0 46 13
2009 21 5 9 5 - 30 10
カタール リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2009-10 (en アル・アラビ 8 QSL 21[22]
2010-11 (en 10[23]
2011-12 (en ウム・サラル 9 21 10[24]
2012-13 (en 12 8[25]
2013-14 (en 21 6[26] 4 4
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2014 (en ブラガンチーノ セリエB 7 1 7 1
通算 ブラジル セリエB 7 1 7 1
韓国 Kリーグ 26 18
日本 J1 55 16 17 7 4 0 76 23
カタール QSL 55
総通算

個人タイトル

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脚注

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注釈
  1. ^ Jesusヘススと表記されるのは、FC東京入団時のプレスリリース[5]によるもの。ただしこれはスペイン語読みであり、カボレの母国語であるブラジルポルトガル語では、ジェズスが本来の読みとなる。
出典
  1. ^ a b c 『FC東京ファンブック2008』毎日新聞社、2008年、44頁。 
  2. ^ a b F東京獲る! Kリーグ得点王…ブラジル人FWカボレ - ウェイバックマシン(2008年3月2日アーカイブ分) スポーツ報知 (2007年11月6日)
  3. ^ a b c d e 登録選手一覧表 Jリーグ 2008.12.12
  4. ^ a b 選手名鑑 - ウェイバックマシン(2009年7月17日アーカイブ分) スポーツニッポン
  5. ^ a b カボレ選手 移籍加入決定のお知らせ - ウェイバックマシン(2008年2月29日アーカイブ分) FC東京 (2008年2月20日)
  6. ^ 까보레”. K League. 2023年11月6日閲覧。
  7. ^ カボレ”. J.League. 2023年11月6日閲覧。
  8. ^ a b 東京に28歳韓国得点王 ブラジル人FWカボレ - ウェイバックマシン(2008年2月28日アーカイブ分) 東京中日スポーツ (2008年2月20日)
  9. ^ a b Cabore signs for FC Tokyo(英語)国際サッカー連盟 2008.02.20
  10. ^ F東京がKリーグ得点王獲得決定 - ウェイバックマシン(2008年1月20日アーカイブ分) スポーツ報知 (2008年1月19日)
  11. ^ 馬場康平『石川直宏 まっすぐに平常心』出版芸術社、2010年、1999頁。 
  12. ^ 万全開幕へ カボレ“オレ流”調整 東京中日スポーツ (2009.01.15)
  13. ^ 選手出場記録 Jリーグ (2008年12月6日)
  14. ^ a b カボレ選手 アルアラビ(カタール)へ完全移籍決定のお知らせ - ウェイバックマシン(2009年9月14日アーカイブ分) FC東京 (2009年9月11日)
  15. ^ 【ヤマザキナビスコカップ:決勝 F東京 vs 川崎F】試合終了後の羽生 直剛選手(F東京)コメント J's GOAL (2009年11月3日)
  16. ^ 週刊サッカーダイジェスト 2009年11月17日号インタビュー[要ページ番号]
  17. ^ シャムスカのアルアラビ、カボレの決勝弾でカップ戦制覇 ゲキサカ (2010年9月10日)
  18. ^ C大阪 新助っ人候補FWカボレが練習参加 過去にJでもプレー スポーツニッポン (2015年6月17日)
  19. ^ a b 元FC東京のカボレが練習参加 blogola (2015年6月16日)
  20. ^ C大阪、フォルラン代役に元東京のカボレ 日刊スポーツ (2015年6月27日)
  21. ^ 【C大阪】元浦和のFWエジミウソンら2人を獲得 - ウェイバックマシン(2015年7月30日アーカイブ分)スポーツ報知 (2015年7月29日)
  22. ^ Qatar Stars League 2009/2010(英語)
  23. ^ Qatar Stars League 2010/2011(英語)
  24. ^ Qatar Stars League 2011/2012(英語)
  25. ^ Qatar Stars League 2012/2013(英語)
  26. ^ Qatar Stars League 2013/2014(英語)
  27. ^ Qatar Stars League 2009/2010(英語)

関連項目

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外部リンク

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