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== 概要 ==
気体の圧力は、混合気体の場合、構成している気体のそれぞれの圧力(分圧)の合計となる。
気体の圧力は、[[混合気体]]の場合、構成している気体のそれぞれの圧力([[分圧]])の合計となる。


[[空気]]も物質であるため[[質量]]があり、[[地球]]をおおっている大気の層によって海面では面積1cm<sup>2</sup>あたり約1kg([[水銀]]柱で約76cm、水の場合約10mに相当)の圧力がかかる。これを'''大気圧'''または単に'''気圧'''という。高所ほど、その上方にある空気柱の高さが低くなるので、気圧は低くなる。海面での大気圧を1とする圧力の単位としても用いられる。
[[空気]]も[[物質]]であるため[[質量]]があり、[[地球]]をおおっている大気の[[]]によって、[[海面]]では面積1cm<sup>2</sup>あたり約1kg([[水銀]]柱で約76cm、[[]]の場合約10mに相当)の圧力がかかる。これを'''大気圧'''または単に'''気圧'''という。高所ほど、その上方にある空気柱の高さが低くなるので、気圧は低くなる。海面での大気圧を 1 とする圧力の[[単位]]としても用いられる。


海上の水蒸気蒸発によって[[上昇気流]]が発生する箇所の空気の密度がやや下がり、気圧がやや低くなることがあるなど、同じ海抜高度でも、少しずつ気圧は異なり、気圧の高低は常に変化する。この気圧の山や谷を[[高気圧]]、[[低気圧]]と呼ぶ。気圧の差が生じると高気圧の空気が低気圧の領域に流れ込む。これが[[風]]のおもな要因になっている。
海上の[[水蒸気]][[蒸発]]によって[[上昇気流]]が発生する箇所の空気の[[密度]]がやや下がり、気圧がやや低くなることがあるなど、同じ[[海抜]][[高度]]でも、少しずつ気圧は異なり、気圧の高低は常に変化する。この気圧の山や谷を[[高気圧]]、[[低気圧]]と呼ぶ。気圧の差が生じると高気圧の空気が低気圧の領域に流れ込む。これが[[風]]のおもな要因になっている。


気象情報では、気圧の単位はかつては[[CGS単位系]]の[[バール (単位)|ミリバール]](mb)、[[トル|水銀柱ミリメートル]](mmHg, torr)が使われていたが、現在は[[国際単位系]](SI)の[[パスカル|ヘクトパスカル]](hPa)が使用されている。
[[気象情報]]では、気圧の単位はかつては[[CGS単位系]]の[[バール (単位)|ミリバール]](mb)、[[トル|水銀柱ミリメートル]](mmHg, torr)が使われていたが、現在は[[国際単位系]](SI)の[[パスカル|ヘクトパスカル]](hPa)が使用されている。


== 単位としての気圧 ==
== 気圧の変動 ==
気体の圧力は、[[温度]][[体積]]の影響を受ける。例えば、気体を一定の体積のまま容器に閉じ込めた状態に相当する)[[加熱]]すると、気圧は温度とほぼ[[比例]]して上昇する。このような、気圧と体積、温度についての関係は、[[ボイルの法則]]、[[シャルルの法則]]、[[ボイル=シャルルの法則]]などにより示されている。
{{Main|標準気圧}}
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上述のように、海面での大気圧は圧力(特に気圧や水圧)の単位としても用いられる。海面での大気圧を1気圧とする。大気を意味する''atmosphere''から、atmという記号が使われ、「アトム」と読まれる。


更に、大気圧は[[高度]][[緯度]]によっても変化する。標準の大気圧は海面上で 1013.25 hPa とされるが、大気圧は上方の空気の重みを示す圧力であるから高所へいくほど低下する。高度上昇と気圧低下の比率は低高度では概ね 10 m の上昇に対して 1 hPa であり、およそ 5,500 m の高度で海面上気圧の半分になる。ただし高度により気圧により空気の密度が異なるため、高度上昇に対する気圧低下の比率は一定ではない。高度が上がるに従い、高度上昇と気圧低下の比は緩やかなものとなる。このような高度による気圧の変化を利用した[[高度計]]も作られている。
単位としての「気圧」の元々の定義は「海面での大気圧」であるが、大気圧は場所や気象条件によって異なる。そこで、海面での大気圧の標準の値として'''[[標準大気圧]]'''を定め、この値を1気圧と定義している。標準大気圧は、[[1954年]]の第10回[[国際度量衡総会]](CGPM)において101325パスカルと定められている。これは、760[[トル|水銀柱ミリメートル]](mmHg)をパスカルに換算し、小数点以下の端数を切り捨てたものである。よって760水銀柱ミリメートルとは厳密には異なるが、その差は微少なものである。トル(Torr)は標準大気圧の760分の1と定義されているので、1気圧=101325パスカル=760トルということになる。


また、大気が[[太陽光]]などの[[]]により局所的に加熱される場合、体積が増して密度が低下する。膨張した軽い空気は周囲の重い空気により押し上げられるため、上昇気流を生む。逆に大気が冷却されると、体積が減少、密度が増して沈降し[[下降気流]]を生む。
また、1気圧は1バールに指数値が近いことから、日常語では気圧の代わりにバールということもある。


緯度により、大気および地表が太陽から受ける熱の[[エネルギー密度]]は異なる。[[赤道]]周辺が年間を通じて大気が暖められ高温であるのと比較し、[[極地]]周辺は常に低温である。このような緯度による大気の温度差により、赤道直下や極地では特有の上昇流、下降流が生じそれぞれ[[熱帯収束帯]]や[[極高圧帯]]を形成する。気圧差によって高気圧地域から低気圧地域に向けて風が吹き、[[貿易風]]や[[偏西風]]、[[極東風]]となる。これらは、[[ハドレー循環]](熱帯収束帯と[[亜熱帯高圧帯]]間)、[[フェレル循環]](亜熱帯高圧帯と[[高緯度低圧帯]]間)、[[極循環]](高緯度低圧帯と極高圧帯間)と呼ばれる。このような大気の大規模な循環を、[[大気循環]]と呼ぶ。また、[[海洋]][[陸地]]とを比較すると、海水の[[熱容量]]の大きさから、海洋は陸地より温度変化が少ない。よって太陽光が強い状況では陸地が海洋より高温になることが多く陸地に低気圧、海洋に高気圧の配置となり、海洋から陸地に向け風が吹く。陸地が冷却される状況ではこの逆である。これにより、[[海陸風]]や[[モンスーン]]が発生する。
==気圧の変動==
気体の圧力は温度や体積の影響を受ける。例えば、気体を一定の体積のまま(容器に閉じ込めた状態に相当する)加熱すると、気圧は温度とほぼ比例して上昇する。このような、気圧と体積、温度についての関係は、[[ボイルの法則]]、[[シャルルの法則]]、[[ボイル=シャルルの法則]]などにより示されている。


== 大気圧を利用した事象 ==
更に、大気圧は高度や緯度によっても変化する。標準の大気圧は海面上で1013.25hPaとされるが、大気圧は上方の空気の重みを示す圧力であるから高所へいくほど低下する。高度上昇と気圧低下の比率は低高度では概ね10mの上昇に対して1hPaであり、およそ5500mの高度で海面上気圧の半分になる。ただし高度により(気圧により)空気の密度が異なるため、高度上昇に対する気圧低下の比率は一定ではない。高度が上がるに従い、高度上昇と気圧低下の比は緩やかなものとなる。このような高度による気圧の変化を利用した[[高度計]]も作られている。
* [[ストロー]]で飲み物を飲む
* [[吸盤]]がくっつく
* [[総入れ歯]]が安定する
* [[布団]]圧縮袋
* [[風船]]
* [[空気銃]]及び[[空気砲]]


その他数々の日常事象や生命現象は大気の圧力のもとで適応、利用されている。
また、大気が[[太陽光]]などの熱により局所的に加熱される場合、体積が増して密度が低下する。膨張した軽い空気は周囲の重い空気により押し上げられるため、上昇気流を生む。逆に大気が冷却されると、体積が減少、密度が増して沈降し[[下降気流]]を生む。


== 単位としての気圧 ==
[[緯度]]により、大気および地表が太陽から受ける熱のエネルギー密度は異なる。[[赤道]]周辺が年間を通じて大気が暖められ高温であるのと比較し、[[極地]]周辺は常に低温である。このような緯度による大気の温度差により、赤道直下や極地では特有の上昇流、下降流が生じそれぞれ[[熱帯収束帯]]や[[極高圧帯]]を形成する。気圧差によって高気圧地域から低気圧地域に向けて風が吹き、[[貿易風]]や[[偏西風]]、[[極東風]]となる。これらは、[[ハドレー循環]](熱帯収束帯と[[亜熱帯高圧帯]]間)、[[フェレル循環]](亜熱帯高圧帯と[[高緯度低圧帯]]間)、[[極循環]](高緯度低圧帯と極高圧帯間)と呼ばれる。このような大気の大規模な循環を、[[大気循環]]と呼ぶ。また、海洋と陸地とを比較すると、海水の[[熱容量]]の大きさから、海洋は陸地より温度変化が少ない。よって太陽光が強い状況では陸地が海洋より高温になることが多く陸地に低気圧、海洋に高気圧の配置となり、海洋から陸地に向け風が吹く。陸地が冷却される状況ではこの逆である。これにより、[[海陸風]]や[[モンスーン]]が発生する。
{{Main|標準気圧}}
{{単位|名称=気圧(きあつ)|記号=atm|単位系=非SI単位|物理量=圧力|定義=101325 Pa|画像=}}
上述のように、海面での大気圧は圧力(特に気圧や[[水圧]])の単位としても用いられる。海面での大気圧を1 気圧とする。大気を意味する {{Lang|en|atmosphere}} から、{{Lang|en|atm}} という記号が使われ、「アトム」と読まれる。


単位としての「気圧」の元々の定義は「海面での大気圧」であるが、大気圧は場所や気象条件によって異なる。そこで、海面での大気圧の標準の値として[[標準大気圧]]を定め、この値を1気圧と定義している。標準大気圧は、[[1954年]]の第10回[[国際度量衡総会]](CGPM)において、101,325 パスカル(Pa)と定められている。これは、760 [[トル|水銀柱ミリメートル]](mmHg)をパスカルに換算し、小数点以下の端数を切り捨てたものである。よって760 水銀柱ミリメートル とは厳密には異なるが、その差は微少なものである。トル(Torr)は標準大気圧の760分の1と定義されているので、1 気圧 = 101325 パスカル = 760 トル ということになる。
== 大気圧を利用した事象 ==
*[[ストロー]]で飲み物を飲む
*[[吸盤]]がくっつく
*[[総入れ歯]]が安定する
*[[布団]]圧縮袋
*[[風船]]
*[[空気銃]]及び[[空気砲]]


また、1 気圧 1 バール に指数値が近いことから、日常語では気圧の代わりにバールということもある。
その他数々の日常事象や生命現象は大気の圧力のもとで適応、利用されている。

== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
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* [[標準気圧]]
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* [[気圧計]]
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* [[油圧]]
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== 外部リンク ==
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2012年3月15日 (木) 12:56時点における版

気圧(きあつ、: air pressure[1])とは、気体圧力のことである。単に「気圧」という場合は、大気圧(たいきあつ、: atmospheric pressure[1]大気の圧力)のことを指す場合が多い。

概要

気体の圧力は、混合気体の場合、構成している気体のそれぞれの圧力(分圧)の合計となる。

空気物質であるため、質量があり、地球をおおっている大気のによって、海面では、面積1cm2あたり約1kg(水銀柱で約76cm、の場合約10mに相当)の圧力がかかる。これを大気圧または単に気圧という。高所ほど、その上方にある空気柱の高さが低くなるので、気圧は低くなる。海面での大気圧を 1 とする圧力の単位としても用いられる。

海上の水蒸気蒸発によって、上昇気流が発生する箇所の空気の密度がやや下がり、気圧がやや低くなることがあるなど、同じ海抜高度でも、少しずつ気圧は異なり、気圧の高低は常に変化する。この気圧の山や谷を高気圧低気圧と呼ぶ。気圧の差が生じると、高気圧の空気が低気圧の領域に流れ込む。これがのおもな要因になっている。

気象情報では、気圧の単位は、かつてはCGS単位系ミリバール(mb)、水銀柱ミリメートル(mmHg, torr)が使われていたが、現在は国際単位系(SI)のヘクトパスカル(hPa)が使用されている。

気圧の変動

気体の圧力は、温度体積の影響を受ける。例えば、気体を一定の体積のまま(容器に閉じ込めた状態に相当する)加熱すると、気圧は温度とほぼ比例して上昇する。このような、気圧と体積、温度についての関係は、ボイルの法則シャルルの法則ボイル=シャルルの法則などにより示されている。

更に、大気圧は高度緯度によっても変化する。標準の大気圧は海面上で 1013.25 hPa とされるが、大気圧は上方の空気の重みを示す圧力であるから、高所へいくほど低下する。高度上昇と気圧低下の比率は、低高度では概ね 10 m の上昇に対して 1 hPa であり、およそ 5,500 m の高度で海面上気圧の半分になる。ただし、高度により(気圧により)空気の密度が異なるため、高度上昇に対する気圧低下の比率は一定ではない。高度が上がるに従い、高度上昇と気圧低下の比は緩やかなものとなる。このような高度による気圧の変化を利用した高度計も作られている。

また、大気が太陽光などのにより、局所的に加熱される場合、体積が増して密度が低下する。膨張した軽い空気は周囲の重い空気により押し上げられるため、上昇気流を生む。逆に大気が冷却されると、体積が減少、密度が増して沈降し下降気流を生む。

緯度により、大気および地表が太陽から受ける熱のエネルギー密度は異なる。赤道周辺が、年間を通じて大気が暖められ高温であるのと比較し、極地周辺は、常に低温である。このような緯度による大気の温度差により、赤道直下や極地では特有の上昇流、下降流が生じ、それぞれ熱帯収束帯極高圧帯を形成する。気圧差によって、高気圧地域から低気圧地域に向けて風が吹き、貿易風偏西風極東風となる。これらは、ハドレー循環(熱帯収束帯と亜熱帯高圧帯間)、フェレル循環(亜熱帯高圧帯と高緯度低圧帯間)、極循環(高緯度低圧帯と極高圧帯間)と呼ばれる。このような大気の大規模な循環を、大気循環と呼ぶ。また、海洋陸地とを比較すると、海水の熱容量の大きさから、海洋は陸地より温度変化が少ない。よって、太陽光が強い状況では、陸地が海洋より高温になることが多く、陸地に低気圧、海洋に高気圧の配置となり、海洋から陸地に向け風が吹く。陸地が冷却される状況では、この逆である。これにより、海陸風モンスーンが発生する。

大気圧を利用した事象

その他、数々の日常事象や生命現象は、大気の圧力のもとで適応、利用されている。

単位としての気圧

気圧(きあつ)
記号 atm
非SI単位
圧力
定義 101325 Pa
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上述のように、海面での大気圧は圧力(特に気圧や水圧)の単位としても用いられる。海面での大気圧を「1 気圧」とする。大気を意味する atmosphere から、atm という記号が使われ、「アトム」と読まれる。

単位としての「気圧」の元々の定義は「海面での大気圧」であるが、大気圧は場所や気象条件によって異なる。そこで、海面での大気圧の標準の値として標準大気圧を定め、この値を1気圧と定義している。標準大気圧は、1954年の第10回国際度量衡総会(CGPM)において、101,325 パスカル(Pa)と定められている。これは、760 水銀柱ミリメートル(mmHg)をパスカルに換算し、小数点以下の端数を切り捨てたものである。よって、760 水銀柱ミリメートル とは厳密には異なるが、その差は微少なものである。トル(Torr)は標準大気圧の760分の1と定義されているので、1 気圧 = 101325 パスカル = 760 トル ということになる。

また、1 気圧 は 1 バール に指数値が近いことから、日常語では気圧の代わりにバールということもある。

脚注

  1. ^ a b 文部省日本気象学会編『学術用語集 気象学編』(増訂版)日本学術振興会、1987年。ISBN 4-8181-8703-8http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 

関連項目

外部リンク

圧力の単位
パスカルSI単位) バール 工学気圧 気圧 トル psi
1 Pa N/m2 = 10−5 bar 10.2×10−6 at 9.87×10−6 atm 7.5×10−3 Torr 145×10−6 psi
1 bar = 100000 Pa ≡ 106 dyn/cm2 ≈ 1.02 at ≈ 0.987 atm ≈ 750 Torr ≈ 14.504 psi
1 at = 98066.5 Pa = 0.980665 bar kgf/cm2 ≈ 0.968 atm ≈ 736 Torr ≈ 14.223 psi
1 atm = 101325 Pa = 1.01325 bar ≈ 1.033 at p0 = 760 Torr ≈ 14.696 psi
1 Torr ≈ 133.322 Pa ≈ 1.333×10−3 bar ≈ 1.360×10−3 at ≈ 1.316×10−3 atm ≡ 1 mmHg ≈ 19.337×10−3 psi
1 psi 6894.757 Pa 68.948×10−3 bar ≈ 70.307×10−3 at ≈ 68.046×10−3 atm 51.7149 Torr ≡ 1 lbf/in2