青春賦
「青春賦」 | ||||
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ももいろクローバーZ の シングル | ||||
初出アルバム『AMARANTHUS』 | ||||
B面 |
走れ! -Z ver.- 行く春来る春 Link Link | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | EVIL LINE RECORDS | |||
プロデュース | 冨田恵一(表題曲のみ) | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ももいろクローバーZ シングル 年表 | ||||
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「青春賦」(せいしゅんふ)は2015年3月11日に発売された、ももいろクローバーZの14thシングル。青春映画『幕が上がる』の主題歌・挿入歌を計4曲収録している。
映画の概要
『踊る大捜査線』シリーズを手がけた本広克行の監督のもと、「世代年代を問わず幅広い方々に共感し感動してもらえる青春映画」を目標に製作された[2]。2015年公開。
映像外部リンク | |
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『幕が上がる』映画予告編 - YouTube |
先生役として、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、日経トレンディにおいて2014年の「ヒット人」に選ばれたムロツヨシが、生徒役として百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・有安杏果・高城れにが出演している。第40回報知映画賞では本広監督の演出と生徒役5人(ももいろクローバーZ)の演技が認められ、両者に特別賞が贈られた[3]。第39回日本アカデミー賞の話題賞、TSUTAYA映画ファン賞なども受賞。
収録曲解説
映像外部リンク | |
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「青春賦」Trailer - YouTube CD収録の4曲を映画のシーンに合わせて視聴することができるトレーラー映像。 | |
走れ! -Z ver.- - USTREAM 映画のクランクインの際にカメラテストとして収められたミュージックビデオで、付属Blu-rayに収録されている正式なものとは異なる。 |
「行く春来る春」と「Link Link」は小規模な作曲コンペ(選考会)で選ばれた作品であり、どちらかが映画主題歌になる予定であった。しかし監督の要望が大きく変わったため、作曲者を決め打ち(指名)する形で「青春賦」が制作された[4]。
青春賦
作詞:桑原永江 / 作曲:しほり / 編曲・プロデュース:冨田恵一
歌詞・動画 - 歌ネット
エンディングで使われている主題歌。映画のクランクアップ後にレコーディングを行い、歌途中のモノローグ部分は5人が役になりきって演じている。『月刊ピアノ』2015年4月号に「青春賦」のピアノスコア、並びに”幕が上がる」と音楽”という特集が掲載されている。
走れ! -Z ver.-
作詞:NOBE・モリモトコージ[5] / 作曲:Koji Oba・michitomo / 編曲:michitomo
歌詞・動画 - 歌ネット
エンディングで使われている挿入歌。早見あかりが所属していた「ももいろクローバー」時代に発表されたものを、Zバージョンとして5人で再録(なお、オリジナルバージョンは映画『モテキ』の挿入歌として使われていた)。
ライブでこの曲が演じられる際には、最後のサビで全ての照明が消され、メンバーとファンが振る色とりどりのペンライトだけで場内が埋め尽くされる光景が名物となっている。東京大学准教授(当時)の安西信一は著書『ももクロの美学』の中で、ももクロとそれに同期する観客の「体」の動きによって、「ココロ」を超えた「体」の不思議な繋がりの力がもたらされ、両者の一体化が成就すると描写している[6]。スペースシャワーTVプラスのももクロ特集(2013年4月放送)では「ライブでアガる曲ランキング」の1位となった[7]。
行く春来る春
読み:ゆくはる くるはる
作詞:久保田洋司 / 作曲:ツキダタダシ / 編曲:近藤研ニ
歌詞・動画 - 歌ネット
映画挿入歌。主人公のさおりと中西さんが全国高等学校演劇大会の見学に向かうシーンで使われている。
Link Link
作詞:只野菜摘 / 作曲:小川コータ / 編曲:生田真心
歌詞・動画 - 歌ネット
映画挿入歌。富士ケ丘高校の演劇部が夏の合宿に向かうシーンで使われている。
佐々木彩夏がフィーチャーされた曲で、ちょうど高校卒業を迎えた彼女と歌詞の内容に近かったこともあり、歌い出しと落ちサビのソロパートを任された。また、曲名も担当カラーの「ピンク」に近い語呂になっている。
「アウトロのラストはチャイム」という歌詞に合わせ、実際に曲の終わりでは鐘が鳴る。また、メンバーが出演している米久「御殿場高原あらびきポーク」のCMソングにも起用された。
※このCDに収録されていない挿入歌として「Chai Maxx ZERO」という曲がある(さおりの夢の中のシーンで使われている)。
参加ミュージシャン
青春賦
- ストリングス:金原千恵子ストリングス
- コーラス:東亜学園高等学校コーラス部
- 他の楽器演奏(ドラムのみ打ち込み)・トリートメント・プロデュース:冨田恵一
走れ! -Z ver.-
行く春来る春
- フルート:宮地夏海
- エレクトリック・ギター&プログラミング:近藤研二
Link Link
- プログラミング:生田真心(テレビ朝日ミュージック)
トラックリスト
初回限定盤A
- 青春賦 [5:16]
- 走れ! -Z ver.- [4:45]
- 行く春来る春 [5:01]
- 青春賦(off vocal ver.)
- 走れ! -Z ver.-(off vocal ver.)
- 行く春来る春(off vocal ver.)
- Blu-ray:青春賦(ミュージック・ビデオ)
初回限定盤B
- 青春賦
- 走れ! -Z ver.-
- Link Link [5:14]
- 青春賦(off vocal ver.)
- 走れ! -Z ver.(off vocal ver.)
- Link Link(off vocal ver.)
- Blu-ray:走れ! -Z ver.-(ミュージック・ビデオ)
通常盤
- 青春賦
- 走れ! -Z ver.-
- 行く春来る春
- Link Link
- 青春賦(off vocal ver.)
- 走れ! -Z ver.-(off vocal ver.)
- 行く春来る春(off vocal ver.)
- Link Link(off vocal ver.)
オリジナル・サウンドトラック
『映画「幕が上がる」オリジナル・サウンドトラック』 | |
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サウンドトラック | |
リリース | |
時間 | |
レーベル | キングレコード |
シングル「青春賦」と同日に『幕が上がる』のサウンドトラックも発売された。「青春賦(Movie ver.)」を含む全26曲。音楽担当は菅野祐悟。
映画の本編において、以下グループ歴代曲のオフヴォーカルがBGMとして使われ、本サウンドトラックにも収録されている。
またボーナストラックとして、以下のシーン(映画の音声)がその場面のBGMとともに収録されている。
- 銀河鉄道みたい(シーン #57) - 駅のホームで、さおりと中西さんが語り合うシーン
- 行くぞ全国(シーン #94) - 大会の直前に、さおりが部員を前にして想いを語るシーン
- 幕が上がる(シーン #100~106) - ラストシーン
出典
- ^ “レコ協、3月ゴールドディスク認定作品発表”. MUSICMAN-NET. 2016年1月11日閲覧。
- ^ “本編完成にあわせてポスタービジュアルお披露目”. 映画.com 2015年1月16日閲覧。
- ^ [1]
- ^ 月刊ピアノ 2015年4月号
- ^ 映画のエンドロールおよびパンフレットではINFLAVA名義になっているが、ここではCDの表記を用いた
- ^ 安西信一『ももクロの美学 〈わけのわからなさ〉の秘密』廣済堂出版、2013年4月13日。
- ^ “1位は「走れ!」ももクロライブでアガる曲トップ30決定”. ナタリー 2014年10月31日閲覧。
外部リンク
楽曲
- メッセージ・フォトムービー作成 - 写真を5枚アップロードすると、「青春賦」のオフボーカルをBGMに使用した動画を作ることができる。
- 購入案内・規格詳細 - ももいろクローバーZ公式サイト
映画