遠山雄亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Charlesy (会話 | 投稿記録) による 2022年8月2日 (火) 03:15個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

 遠山雄亮 六段
名前 遠山雄亮
生年月日 (1979-12-10) 1979年12月10日(44歳)
プロ入り年月日 2005年10月1日(25歳)
棋士番号 258
出身地 東京都練馬区
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 加瀬純一
段位 六段
棋士DB 遠山雄亮
2018年2月23日現在
テンプレートを表示

遠山 雄亮(とおやま ゆうすけ、1979年12月10日 - )は、日本将棋連盟所属の将棋棋士である。加瀬純一七段門下。棋士番号は258。東京都練馬区出身。成蹊大学卒。日本将棋連盟棋士会副会長(2019年6月7日 - )。

棋歴

1993年奨励会に入会(6級)。2005年、年齢制限を目前にして25歳で四段に昇段した。昇段を決めた一局を終えた直後、思わずうれし涙にむせぶ姿が、「囲碁・将棋ジャーナル」で映された。

2006年度は勝率6割台の好成績を挙げたが、初参加の第65期(2006年度)C級2組順位戦に黒星が集まり、3勝7敗でいきなり降級点を喫した。翌第66期(2007年度)では一転して8勝2敗の好成績を挙げたが、順位の差で次点となり、C級1組への昇級と五段昇段を逃した。

第15期銀河戦(2006 - 2007年)のブロック戦で最多連勝し、決勝トーナメントに進出(ベスト16)。

2007年、第57回NHK杯戦で、本戦初出場。また、第20期(2007年度)竜王戦のランキング戦6組で準優勝(5組昇級)。その5か月後の2007年10月から2008年1月にかけて公式戦10連勝を記録(真部一男の死去による不戦勝が含まれている)。

2009年、第59回NHK杯戦で、2度目の本戦出場。

第81期(2010年度)の棋聖戦にて、一次予選・二次予選で島朗松尾歩らを破り、決勝トーナメントに進出(ベスト16)。

2010年、6月から10月にかけて公式戦11連勝を記録し、一時、連勝ランキングでトップに立つ。同年、第52期(2011年度)王位戦において、予選で渡辺明先崎学らを破り、初のリーグ入り(3勝2敗で陥落)。リーグ初戦で王将挑戦中の豊島将之に勝ったのが公式戦通算100勝目(72敗)となり、五段昇段。順位戦でも8勝2敗の好成績だったが、稲葉陽との順位1枚の差に泣き、またしてもC級1組への昇級はならなかった。

2012年、第25期竜王戦にて4組昇級を果たすも、順位戦が不調で2度目の降級点が付いた。

第76期(2017年度)順位戦は8勝2敗で降級点を1つ減らすも、順位差によりC級1組への昇級はならなかった。

人物

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級を参照。

主な成績

在籍クラス

竜王戦順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラスを参照。

著書

  • 遠山流中飛車持久戦ガイド(マイコミ将棋BOOKS)、2009年
  • 遠山流中飛車急戦ガイド(マイコミ将棋BOOKS)、2010年

脚注

  1. ^ 将棋世界2016年11月号に掲載の自戦記より
  2. ^ 遠山雄亮 (2009年7月28日). “ご報告”. 遠山雄亮のファニースペース. 2022年8月2日閲覧。
  3. ^ 遠山雄亮/将棋プロ棋士|note”. note(ノート). 2020年7月2日閲覧。
  4. ^ 遠山雄亮五段が六段に昇段

関連項目

外部リンク