美浜駅
美浜駅* | |
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駅舎(2019年5月) | |
みはま Mihama | |
◄気山 (3.5 km) (5.2 km) 東美浜► | |
所在地 | 福井県三方郡美浜町松原35-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■小浜線 |
キロ程 | 17.9 km(敦賀起点) |
電報略号 | ミマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
222人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)12月15日[1][2][3] |
備考 |
簡易委託駅 みどりの窓口 有 (e5489サービス対象外・カード支払不可) * 1956年に河原市駅から改称。 |
美浜駅(みはまえき)は、福井県三方郡美浜町松原にある[3]、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線の駅である。
歴史
- 1917年(大正6年)12月15日:小浜線が敦賀駅 - 十村駅間で開業すると同時に河原市駅(かわらいちえき)として設置[1][2][3]。旅客および貨物の取扱を開始[1]。
- 1956年(昭和31年)4月10日:駅名を美浜駅に改称[1][3]。
- 1967年(昭和42年)2月15日:駅舎改築[4]。
- 1973年(昭和48年)3月15日:貨物の取扱が廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 1990年代:キオスク撤退。簡易委託駅(美浜町に委託)に。駅舎に観光協会が入居し、切符販売などの業務を行う[要出典]。
- 2002年(平成14年)8月:列車を全面運休してホーム、跨線橋などを改修。
- 2003年(平成15年)
- 時期未定:みどりの窓口が営業終了〈予定〉。簡易委託を解除し、無人化〈予定〉[5]。
駅構造
相対式ホーム2面2線[3][6]を有する地上駅である[2]。当駅で列車交換が行われる。駅舎側のホームが2番のりばで[6]、1番のりばへは跨線橋(小浜線電化時に設置)を使って移動する[6]。1番のりばが下り本線、2番のりばが上り本線である。ホームは架線の関係から電化に当たって嵩上げ工事が実施された[2]。
駅舎は鉄筋コンクリート造の一部2階建てで、小浜線電化開業時に改築され[2][3]、2008年(平成20年)には窓口もリニューアルされた。敦賀地域鉄道部が管理し、美浜町観光協会が窓口業務を受託する簡易委託駅で[3]、みどりの窓口(マルス端末)が設置されている[3]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■小浜線 | 下り | 敦賀方面 |
2 | 上り | 小浜・東舞鶴方面 |
利用状況
「福井県統計年鑑[7]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は222人である[8]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 355 |
1998年 | 337 |
1999年 | 336 |
2000年 | 308 |
2001年 | 297 |
2002年 | 284 |
2003年 | 266 |
2004年 | 242 |
2005年 | 241 |
2006年 | 265 |
2007年 | 264 |
2008年 | 268 |
2009年 | 265 |
2010年 | 276[3] |
2011年 | 284 |
2012年 | 279 |
2013年 | 249 |
2014年 | 230 |
2015年 | 276 |
2016年 | 282 |
2017年 | 261 |
2018年 | 242 |
2019年 | 222 |
駅周辺
美浜町の中心駅。駅舎側を国道27号が、その反対側から少し離れた所を若狭梅街道が並行する。なお、美浜町は美浜駅前の国道27号沿いに道の駅(※愛称は一般公募によりはまびよりとなることが決定した[10])を2022年7月に開業する方針を示したが[11][12]、工期や設計等を見直したため、開業予定は2023年春にずれ込むことが確定した[13][14][15]。
- 関西電力原子力事業本部
- 五湖の駅[16] - ドライブイン
- 獅子塚古墳[17]
- 美浜町役場
- 美浜町生涯学習センターなびあす
- 美浜町保健福祉センターはあとぴあ
- 敦賀美方消防組合美浜消防署
- 美浜郵便局
- 国道27号
- 福井県道214号日向郷市線
- 福井県道233号美浜停車場線
- 若狭梅街道
- 美浜大橋
- 耳川
バス路線
福鉄バス(敦賀方面)と美浜町コミュニティバス(丹生・新庄・日向・気山方面)の路線が発着している。
北陸新幹線敦賀開業に関連して三方五湖を周る「ゴコイチバス」が2021年(令和3年)の11 - 12月の土曜・日曜・祝日に試験運行され、当駅が発着点になっていた[18][19][20][21][22]。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、146頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e 川島 2010, p. 67.
- ^ a b c d e f g h i 朝日 2012, p. 25.
- ^ 「美浜駅の改築工事完成」『交通新聞』交通協力会、1967年2月18日、1面。
- ^ “福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに”. 福井新聞 (福井新聞社). (2020年8月26日). オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。 2021年5月9日閲覧。
- ^ a b c 川島 2010, p. 39.
- ^ a b 福井県統計年鑑
- ^ “8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。
- ^ 福井県統計年鑑デジタルアーカイブ
- ^ “広報みはま 令和2年10月号(9月23日発行)No.597” (PDF). 美浜町まちづくり推進課. pp. 2-3 (2020年9月23日). 2021年3月21日閲覧。
- ^ “美浜町地域づくり拠点化整備基本計画(概要版)” (PDF). 美浜町 (2018年3月). 2021年3月21日閲覧。
- ^ “福井)美浜駅前に「道の駅」拠点施設 22年7月に開業予定”. 朝日新聞デジタル. (2019年11月22日). オリジナルの2019年11月22日時点におけるアーカイブ。 2020年12月6日閲覧。
- ^ “にぎわい交流拠点「若狭美浜はまびより」着工 2023年春開業予定”. 福井テレビ (2022年6月20日). 2022年7月5日閲覧。
- ^ “道の駅「若狭美浜はまびより」 中核施設来春開業へ起工 飲食店や直売所 子育て交流施設も” (2022-06-18). 中日新聞. 2022年7月5日閲覧。
- ^ “美浜、にぎわい拠点起工 道の駅「はまびより」 来春開業”. FUKUI若狭ONEweb. 若狭湾観光連盟 (2022年6月20日). 2022年7月5日閲覧。
- ^ “五湖の駅”. があでんぱあく五湖の駅. 2022年7月5日閲覧。
- ^ “美浜町歴史文化館第3回速報展「獅子塚古墳、町史跡に指定!」開催のお知らせ”. 全国遺跡報告総覧. 2022年6月24日閲覧。
- ^ “三方五湖をぐるっと一周 「ゴコイチバス」実証運行を行います”. 福井鉄道 (2021年10月15日). 2021年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月27日閲覧。
- ^ “福井県、三方五湖一周路線バス「ゴコイチバス」実証運行。11月~12月の土休日限定。北陸新幹線開業を見据えた敦賀駅/美浜駅発着”. トラベルWatch (2021年10月11日). 2021年12月27日閲覧。
- ^ “三方五湖観光に便利なバス 「ゴコイチ」11月から試験運行”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞) (2021年10月19日). 2021年12月27日閲覧。
- ^ “ゴコイチバス試験運行 嶺南観光地とJR駅結ぶ”. 朝日新聞デジタル. (2021年11月8日). オリジナルの2021年11月8日時点におけるアーカイブ。 2021年12月27日閲覧。
- ^ “念願の“公共交通”登場! 福井「三方五湖」周遊バスに乗る 北陸新幹線延伸で一躍注目?”. 乗りものニュース (2021年11月15日). 2021年12月27日閲覧。
参考文献
- 川島令三『【図説】日本の鉄道 中部ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊JR全駅・全車両基地 06 山陰本線①(京都~福部) 小浜線 舞鶴線』朝日新聞出版、2012年9月16日。
関連項目
外部リンク
- 美浜駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道