筑前前原駅

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筑前前原駅*
北口(2009年2月)
ちくぜんまえばる
Chikuzen-Maebaru
波多江 (2.6 km)
(1.6 km) 美咲が丘
所在地 福岡県糸島市前原中央一丁目1-15
北緯33度33分25.51秒 東経130度11分57.55秒 / 北緯33.5570861度 東経130.1993194度 / 33.5570861; 130.1993194 (筑前前原駅*)
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 筑肥線
キロ程 12.7 km(姪浜起点)
電報略号 マエ←マヱ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
7,189人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1924年大正13年)4月1日
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1937年に前原駅から改称。
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北口遠望
南口
構内
周辺の遺跡から出土した銅鏡をデザインした駅名標

筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)は、福岡県糸島市前原中央一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線である。糸島市の中心駅。

当駅を境に東側(姪浜方面)は複線で、西側(唐津方面)は単線となっている。JR九州の車両のうち、103系1500番台による列車は当駅で分割併合を行うことがある。快速の停車駅で、西唐津方面は平日は当駅より快速区間になる。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅で、折り返し可能な配線となっている。橋上駅舎を備える。

直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動改札機を備え、ワイワイカードSUGOCAの利用が可能である。

のりば

1 - 4 筑肥線 (上り) 姪浜天神博多福岡空港方面
(下り) 筑前深江唐津西唐津方面

利用状況

1日平均の乗車人員は7,189人(2010年度)である[1]

駅周辺

糸島市の中心部にあたる。駅の北側約300メートルの場所を国道202号が筑肥線に並行する形で通っている。

歴史

駅名改称騒動

1997年頃に当駅を「伊都国前原駅」と改称する運動が地元商工会から上がったことがある。これは、福岡市西区内の新駅(現在の九大学研都市駅)の駅名案に「伊都駅」が有力となったことが発端で、「伊都国の本家は前原である」との意見から運動が起こったとされる。当時の前原市議会や市長も前向きな態度を示し、実際にJR九州に対し陳情も行われた。

しかしながら、地元でのシンポジウムで高校生が「生まれ育ったのは前原で、伊都国の名前になじみはありません。看板を替えてもまちは元気になりません。」と発言、結局この意見が採り入れられて駅名改称は沙汰止みとなった。この騒動の名残として駅の階段下に「伊都国 前原市」と刻まれたモニュメントが設置されている[2]

隣の駅

九州旅客鉄道
筑肥線
快速(土休日)
姪浜駅 - 筑前前原駅 - 筑前深江駅
快速(平日)
波多江駅 - 筑前前原駅 - 筑前深江駅
普通
波多江駅 - 筑前前原駅 - 美咲が丘駅

脚注

  1. ^ JR九州ホームページ>会社情報>会社案内>交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成22年度)
  2. ^ 西日本新聞「九州の駅 ゆったり紀行」[1]

関連項目

外部リンク