筑前前原駅
筑前前原駅* | |
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北口(2009年2月) | |
ちくぜんまえばる Chikuzen-Maebaru | |
◄波多江 (2.6 km) (1.6 km) 美咲が丘► | |
所在地 | 福岡県糸島市前原中央一丁目1-15 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 筑肥線 |
キロ程 | 12.7 km(姪浜起点) |
電報略号 | マエ←マヱ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
7,189人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)4月1日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 * 1937年に前原駅から改称。 |
筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)は、福岡県糸島市前原中央一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線の駅である。糸島市の中心駅。
当駅を境に東側(姪浜方面)は複線で、西側(唐津方面)は単線となっている。JR九州の車両のうち、103系1500番台による列車は当駅で分割併合を行うことがある。快速の停車駅で、西唐津方面は平日は当駅より快速区間になる。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅で、折り返し可能な配線となっている。橋上駅舎を備える。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動改札機を備え、ワイワイカード・SUGOCAの利用が可能である。
のりば
1 - 4 | ■筑肥線 | (上り) | 姪浜・天神・博多・福岡空港方面 |
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(下り) | 筑前深江・唐津・西唐津方面 |
利用状況
1日平均の乗車人員は7,189人(2010年度)である[1]。
駅周辺
糸島市の中心部にあたる。駅の北側約300メートルの場所を国道202号が筑肥線に並行する形で通っている。
- 糸島市役所(旧・前原市役所)
- 前原郵便局(日本郵便前原支店併設)
- 福岡県立糸島高等学校
- 福岡県立糸島農業高等学校
- 昭和バス - 駅北口および駅南口より糸島市内各地域へ向けて運行する。駅北側の国道202号線上の前原バス停には福岡~前原・志摩間特急バス「いと・しま号」が発着する。
歴史
- 1924年(大正13年)4月1日 - 北九州鉄道の前原駅(まえばるえき)として開業。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 国有化、筑前前原駅に改称。
- 1983年(昭和58年)3月22日 - 筑肥線が電化され、福岡市地下鉄空港線との相互直通運転を開始。地下鉄電車の折り返し駅となる。(2002年3月より筑前深江駅まで延長)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道に承継。
- 1999年(平成11年)12月 - 筑肥線複線化に併せて橋上駅舎に改築、2面3線から2面4線に変更。
- 2003年(平成15年)3月15日 - 快速列車の運行開始。停車駅となる。
- 2010年(平成22年)3月13日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅名改称騒動
1997年頃に当駅を「伊都国前原駅」と改称する運動が地元商工会から上がったことがある。これは、福岡市西区内の新駅(現在の九大学研都市駅)の駅名案に「伊都駅」が有力となったことが発端で、「伊都国の本家は前原である」との意見から運動が起こったとされる。当時の前原市議会や市長も前向きな態度を示し、実際にJR九州に対し陳情も行われた。
しかしながら、地元でのシンポジウムで高校生が「生まれ育ったのは前原で、伊都国の名前になじみはありません。看板を替えてもまちは元気になりません。」と発言、結局この意見が採り入れられて駅名改称は沙汰止みとなった。この騒動の名残として駅の階段下に「伊都国 前原市」と刻まれたモニュメントが設置されている[2]。
隣の駅
脚注
- ^ JR九州ホームページ>会社情報>会社案内>交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成22年度)
- ^ 西日本新聞「九州の駅 ゆったり紀行」[1]
関連項目
外部リンク
- 筑前前原駅(駅情報) - 九州旅客鉄道