第42回将棋日本シリーズ
第42回 将棋日本シリーズ | |
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開催期間 | 2021年6月12日~2021年11月21日 |
前JT杯 | 豊島将之 |
第42回JT杯 | 豊島将之 |
将棋日本シリーズ < 第41回第43回 > |
第42回将棋日本シリーズ(だい42かいしょうぎにっぽんシリーズ)は、2021年(令和3年)に行われた、将棋日本シリーズの42回目の大会である。本項では、第42回の出場者と対局結果・対局日について記述する。
なお本年も新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受け、1回戦の第1局[1]と第4局、2回戦の全対局が非公開対局となり、これらの対局はインターネットテレビ局「Abema」のスタジオが入るChateau Ameba(シャトー・アメーバ)で対局が実施された。また全対局でAbemaでの中継が行われた。
今大会では、決勝で豊島将之JT杯覇者が藤井聡太竜王に勝利し、2連覇を達成した[2]。
出場棋士
タイトル称号と段位はトーナメント表発表時点のもの。
【括弧内の数字】は【出場回数-優勝回数】を表す。
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本戦トーナメント
第42回将棋日本シリーズ トーナメント表- 日本将棋連盟 (2022年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ)
対局トーナメント表
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対局結果
1回戦 第1局~第4局
局数 / 対局地 / 対局日 | ▲先手 | ▽後手 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説 | 聞き手 | 読み上げ | 戦型 | |||||
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第1局 | 東京 | 6月12日 | 丸山忠久 九段 |
千 | 82手 | 千 | 広瀬章人 八段 |
( 43分/15:13-15:56) |
谷川浩司 九段 |
真田彩子 女流三段 |
伊藤明日香 女流初段 |
角換わり 腰掛け銀 |
広瀬章人 八段 |
○ | 89手 | ● | 丸山忠久 九段 |
( 36分/16:05-16:41) |
一手損 角換わり | ||||||
第2局 | 仙台 | 6月19日 | 木村一基 九段 |
○ | 111手 | ● | 久保利明 九段 |
( 80分/15:39-16:59) |
島朗 九段 |
安食総子 女流初段 |
高浜愛子 女流2級 |
四間飛車 |
第3局 | 福岡 | 8月 | 1日深浦康市 九段 |
● | 138手 | ○ | 糸谷哲郎 八段 |
( 75分/15:18-16:33) |
豊川孝弘 七段 |
石本さくら 女流二段 |
里見咲紀 女流初段 |
矢倉対雁木 |
第4局 | 東京 | 8月28日 | 羽生善治 九段 |
● | 72手 | ○ | 千田翔太 七段 |
( 70分/15:15-16:25) |
野月浩貴 八段 |
竹部さゆり 女流四段 |
野田澤彩乃 女流初段 |
角換わり 相早繰り銀 |
2回戦 第1局~第4局
局数 / 対局地 / 対局日 | ▲先手 | ▽後手 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説 | 聞き手 | 読み上げ | 戦型 | |||||
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第1局 | 東京 | 9月 | 4日広瀬章人 八段 |
● | 108手 | ○ | 豊島将之 JT杯 |
( 70分/15:22-16:32) |
松尾歩 八段 |
宮宗紫野 女流二段 |
和田あき 女流初段 |
角換わり 腰掛け銀 |
第2局 | 東京 | 9月11日 | 渡辺明 名人 |
○ | 99手 | ● | 木村一基 九段 |
( 74分/15:20-16:34) |
屋敷伸之 九段 |
山田久美 女流四段 |
飯野愛 女流初段 |
矢倉 |
第3局 | 東京 | 9月20日 | 糸谷哲郎 八段 |
● | 92手 | ○ | 永瀬拓矢 王座 |
( 58分/15:20-16:18) |
森内俊之 九段 |
室谷由紀 女流三段 |
塚田恵梨花 女流初段 |
雁木対矢倉 |
第4局 | 東京 | 9月25日 | 藤井聡太 三冠 |
○ | 113手 | ● | 千田翔太 七段 |
( 74分/15:34-16:48) |
村山慈明 七段 |
村田智穂 女流二段 |
長谷川優貴 女流二段 |
角換わり 腰掛け銀 |
準決勝・決勝
局数 / 対局地 / 対局日 | ▲先手 | ▽後手 | (対局時間/ 開始-終局) |
解説 | 聞き手 | 読み上げ | 戦型 | |||||
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準決勝 第1局 |
大阪 | 10月16日 | 豊島将之 JT杯 |
○ | 215手 | ● | 渡辺明 名人 |
(124分/ 15:35-17:39) |
稲葉陽 八段 |
北村桂香 女流初段 |
藤井奈々 女流初段 |
角換わり |
準決勝 第2局 |
名古屋 | 11月 | 3日藤井聡太 三冠 |
○ | 99手 | ● | 永瀬拓矢 王座 |
( 73分/15:54-17:07) |
中村修 九段 |
中村桃子 女流二段 |
中澤沙耶 女流初段 |
角換わり 腰掛け銀 |
決勝 | 千葉 | 11月21日 | 豊島将之 JT杯 |
○ | 95手 | ● | 藤井聡太 竜王 |
( 75分/17:22-18:37) |
阿久津主税 八段 |
上田初美 女流四段 |
山根ことみ 女流二段 |
角換わり |
【決勝まで】 | |
今期最少手数:1回戦 第4局(72手) | / 今期最多手数:準決勝 第1局(215手) |
今期最短時間:1回戦 第1局(指し直し局)(36分) | / 今期最長時間:準決勝 第1局(2時間4分) |
先手番 7勝 - 後手番 4勝(全11対局) |
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脚注
出典
- ^ “将棋日本シリーズJT杯&こども大会「中国大会」中止 岡山県の緊急事態宣言延長の影響受け”. スポニチ Sponichi Annex 芸能. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2021年5月31日). 2022年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
- ^ “豊島将之JT杯覇者、2年連続3度目の優勝 藤井聡太竜王は最年少優勝ならず/将棋・JT杯”. ABEMA TIMES. ABEMA (2021年11月21日). 2022年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
- ^ 2021年11月13日、竜王獲得。
- ^ 2021年9月13日、叡王獲得。
外部リンク
- JTプロ公式戦 | 将棋日本シリーズ - JTウェブサイト
- 将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)【公式】 - Twitter
- 将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 - 日本将棋連盟
- 2021年度日程&結果 | 将棋日本シリーズ- JTウェブサイト (2022年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ)