渡大生

名前
愛称	テツ
カタカナ	ワタリダイキ
ラテン文字	WATARI Daiki
基本情報
国籍	日本
生年月日	1993年6月25日（30歳）
出身地	広島県広島市安佐北区
身長	176cm
体重	70kg
選手情報
在籍チーム	徳島ヴォルティス
ポジション	FW (CF)
背番号	16
利き足	右足
クラブ1
代表歴
	1. 国内リーグ戦に限る。2024年2月24日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

渡大生（わたりだいき、1993年 6月25日 - ）は、広島県広島市安佐北区出身のプロサッカー選手。Jリーグ・徳島ヴォルティス所属。ポジションはフォワード。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

広島市安佐北区出身で、幼少時から隣り合わせに住んでいた森重真人を目標にサッカーに取り組んだ^[1]。森重と同じ広島皆実高校に進学し^[1] 2年次には早くも背番号10をつけ、攻撃的MFとして活躍^[2]。冬の全国選手権にも出場を果たす（2回戦で青森山田に敗退）。

2011年、高校3年次の夏頃からギラヴァンツ北九州の練習に参加し、練習試合にも出場。持ち前の馬力のあるドリブルをアピールし、首脳陣の高評価を集めた。

ギラヴァンツ北九州[編集]

2012年、ギラヴァンツ北九州に入団した^[1]。3月11日の第2節ファジアーノ岡山戦にてJリーグ初出場を果たすと、同年3月20日の第4節水戸ホーリーホック戦でJリーグ初得点を決めた。6月、AFC U-22選手権予選に出場するU-19日本代表に選出。三菱化成黒崎サッカー部・ニューウェーブ北九州時代も通じてクラブ史上初めての代表招集となった^[3]。

徳島ヴォルティス[編集]

2016年、徳島ヴォルティスに完全移籍^[4]。同年、リーグ戦で自己最高となる12ゴールを記録した。2017年は、途中交替で出場した第2節、第15節以外の全試合に先発出場、チーム唯一のリーグ戦全試合出場を果たし、前半戦だけで14ゴールを挙げ自己記録を更新。最終的にイバ（横浜FC）に次ぐリーグ2位、日本人選手としてはトップとなるシーズン23ゴールを挙げた。J2リーグが22チーム42試合となった2012年以降、日本人選手として20ゴール以上を挙げたのは、2014年の大黒将志以来2人目となった^[5]。

サンフレッチェ広島[編集]

2018年、地元広島に本拠地を置くサンフレッチェ広島に完全移籍したが^[6]、怪我の影響もありリーグ戦1得点に留まった。広島2年目の2019年は、パトリックなどのコンディション不良もあり開幕戦でスタメン出場を果たした。ACLのメルボルン・ビクトリーFC戦、大邱FC戦でゴールを挙げる活躍を見せると、J1第7節・ヴィッセル神戸戦では、共にボレーシュートで2得点を記録しチームの逆転勝利に貢献した^[7]。しかしその後はスタメンの座を掴み切れずリーグ戦計3得点に留まった。

大分トリニータ・アビスパ福岡[編集]

2020年、大分トリニータに完全移籍^[8]。翌2021年にはアビスパ福岡に完全移籍^[9]し2022年までの2シーズンに渡りプレーをしたが、いずれのシーズンも公式戦3得点以下にとどまった。

徳島ヴォルティス（第2次）[編集]

2023年、徳島ヴォルティスに完全移籍^[10]。2017年以来6シーズンぶりの復帰となった。

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		リーグ杯		オープン杯		期間通算
年度	クラブ	背番号	リーグ	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		リーグ杯		天皇杯		期間通算
2012	北九州	24	J2	24	5	-		0	0	24	5
2013		14		34	8	-		2	1	36	9
2014				37	4	-		3	1	40	5
2015				35	7	-		2	0	37	7
2016	徳島	16		41	12	-		3	0	44	12
2017	徳島	16		42	23	-		1	0	43	23
2018	広島	20	J1	17	1	6	3	2	0	25	4
2019	広島	16		23	3	1	1	3	1	27	5
2020	大分	16		23	2	2	1	-		25	3
2021	福岡	17		26	2	4	0	0	0	30	2
2022	福岡	16		11	1	4	0	3	2	18	3
2023	徳島		J2	32	1	-		2	0	34	1
2024	徳島		J2
通算	日本		J1	100	9	17	5	8	3	125	17
通算	日本		J2	245	60	-		13	2	258	62
総通算				345	69	17	5	21	5	383	79

国際大会個人成績
年度	クラブ	背番号	出場	得点
AFC			ACL
2019	広島	16	6	2
通算	AFC		6	2

Jリーグ初出場 - 2012年 3月11日 J2第2節ファジアーノ岡山戦 (北九州市立本城陸上競技場)
Jリーグ初得点 - 2012年3月20日 J2第4節水戸ホーリーホック戦 (北九州市立本城陸上競技場)

タイトル[編集]

個人[編集]

J2リーグ・月間MVP：1回（2017年2月・3月）

代表歴[編集]

U-19日本代表
- 2012年 AFC U-22アジアカップ2013 (予選)
- 2012年 AFC U-19選手権2012
U-20日本代表

脚注[編集]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c “広島皆実・渡、J2北九州入り”. デイリースポーツ (2011年12月3日). 2012年1月21日閲覧。
^ “広島皆実、タレント揃いという悩み” (2010年4月20日). 2012年1月21日閲覧。
^ 渡大生選手　AFC U-22選手権予選 U-19日本代表選出のお知らせ
^ 『渡大生選手完全移籍にて加入内定のお知らせ』（プレスリリース）徳島ヴォルティス、2015年12月21日。2023年1月10日閲覧。
^ “徳島・渡大生、J2日本人得点王の涙。23ゴールを記録も、届かなかったJ1昇格PO(3/5)”. 藤江直人. フットボールチャンネル (2017年11月21日). 2017年11月24日閲覧。
^ 『渡大生選手　徳島ヴォルティスより完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）サンフレッチェ広島F.C、2017年12月18日。2017年12月18日閲覧。
^ “広島FW渡、圧巻のアクロバティックボレー弾2連発にクラブOB脱帽　「鳥肌立ったわ」”. Football ZONE (2019年4月15日). 2020年3月3日閲覧。
^ 『渡大生選手　サンフレッチェ広島より完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）大分トリニータ、2019年12月24日。2020年1月4日閲覧。
^ 『渡大生選手　大分トリニータより完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）アビスパ福岡、2020年12月30日。2021年1月1日閲覧。
^ 『渡大生選手完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）徳島ヴォルティス、2022年12月29日。2023年1月10日閲覧。

外部リンク[編集]

渡大生 - Soccerway.com (英語)
渡大生 - FootballDatabase.eu (英語)
渡大生 - WorldFootball.net (英語)
渡大生 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
渡大生 - J.League Data Siteによる選手データ
渡大生 (@14which) - X（旧Twitter）
渡大生 (@d.watari) - Instagram
渡　大生 - note

[daily-1] “広島皆実・渡、J2北九州入り”. デイリースポーツ (2011年12月3日). 2012年1月21日閲覧。

[2] “広島皆実、タレント揃いという悩み” (2010年4月20日). 2012年1月21日閲覧。

[3] 渡大生選手　AFC U-22選手権予選 U-19日本代表選出のお知らせ

[4] 『渡大生選手完全移籍にて加入内定のお知らせ』（プレスリリース）徳島ヴォルティス、2015年12月21日。2023年1月10日閲覧。

[5] “徳島・渡大生、J2日本人得点王の涙。23ゴールを記録も、届かなかったJ1昇格PO(3/5)”. 藤江直人. フットボールチャンネル (2017年11月21日). 2017年11月24日閲覧。

[6] 『渡大生選手　徳島ヴォルティスより完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）サンフレッチェ広島F.C、2017年12月18日。2017年12月18日閲覧。

[7] “広島FW渡、圧巻のアクロバティックボレー弾2連発にクラブOB脱帽　「鳥肌立ったわ」”. Football ZONE (2019年4月15日). 2020年3月3日閲覧。

[8] 『渡大生選手　サンフレッチェ広島より完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）大分トリニータ、2019年12月24日。2020年1月4日閲覧。

[9] 『渡大生選手　大分トリニータより完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）アビスパ福岡、2020年12月30日。2021年1月1日閲覧。

[10] 『渡大生選手完全移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）徳島ヴォルティス、2022年12月29日。2023年1月10日閲覧。

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