コンテンツにスキップ

氷食尖峰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ZéroBot (会話 | 投稿記録) による 2012年1月8日 (日) 19:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: es:Pico piramidal)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

マッターホルンは4方向から氷河に削られてできた

氷食尖峰 (ひょうしょくせんぽう)とは、氷河侵食作用によってできたく尖った地形のこと。ホルン(角の意)とも言われる。

概要

山頂部が鋭く尖ったピラミッド型の岩峰を指し、高山で見られる。氷河により谷が削られてできた圏谷が、複数方向からか山を削ってできる。米国の地理学者であるウィリアム・モーリス・ディヴィス地形の侵食輪廻では、壮年期に分類される山地で見られる。

遠くから見てもはっきりと判別できる地形であるため、登山者の目印となることが多い。しかしながら登頂は非常に困難であり、登頂には岩登りの知識や装備が必要となる。

代表例

槍ヶ岳 剱岳 笠ヶ岳 宝剣岳 Mount Thielsen

関連項目