氷食尖峰
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4f/Matterhorn_Riffelsee_2005-06-11.jpg/220px-Matterhorn_Riffelsee_2005-06-11.jpg)
氷食尖峰 (ひょうしょくせんぽう)とは、氷河の侵食作用によってできたく尖った地形のこと。ホルン(角の意)とも言われる。
概要
山頂部が鋭く尖ったピラミッド型の岩峰を指し、高山で見られる。氷河により谷が削られてできた圏谷が、複数方向からか山を削ってできる。米国の地理学者であるウィリアム・モーリス・ディヴィスの地形の侵食輪廻では、壮年期に分類される山地で見られる。
遠くから見てもはっきりと判別できる地形であるため、登山者の目印となることが多い。しかしながら登頂は非常に困難であり、登頂には岩登りの知識や装備が必要となる。
代表例
- マッターホルン (
スイス、
イタリア) - 世界的にも代表的な氷食尖峰。
- Mount Thielsen (
アメリカ合衆国)
- 槍ヶ岳 (
日本) - 日本で最も代表的な氷食尖峰。特徴的な山容ゆえに「登山者のランドマーク」と呼ばれる。
- 剱岳 (
日本) - 山頂部がホルンになっている。
- 笠ヶ岳 (
日本)
- 宝剣岳 (
日本) - 花崗岩、千畳敷カール
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