同胞 (映画)
同胞(はらから)は、1975年に松竹が制作、同年10月25日に公開した山田洋次監督の映画。岩手県の過疎の村で、青年会が劇団公演を計画し成功させるまでを描く青春映画。実際に起きた話を基にしており、モデルとなった劇団「統一劇場」が公演シーンを演じている。
ストーリー
岩手県の小さな村の青年会会長高志の許を、統一劇場の職員の秀子が訪れ、劇団の公演を提案する。高額な費用が問題となり、青年会の議論は紛糾するが、高志の熱意に押され、公演の実施が決まる。青年会員の頑張りでチケットも完売するが、公演の直前になって有料の催しには会場は貸せないと中学校から断られる。公演を楽しみにしている人たちのために中止にはできないと秀子は無料にすることを決断する。公演は大成功する。
スタッフ
キャスト
- 斉藤高志:寺尾聰
- 河野秀子:倍賞千恵子
- 松尾中学校校長:大滝秀治
- 柳田進:下條アトム
- 木村茂:土谷亨
- 渡辺純一郎:河合進
- 福田愛子:岡本茉莉
- 斉藤忠治:赤塚真人
- 小野佳代子:市毛良枝
- 菊地健一:笠井一彦
- 斉藤博志:井川比佐志
- 斉藤富美:杉山とく子
- 斉藤晴美:木村晃子
- 小柳文治:下條正巳
- 小野きぬ:三崎千恵子
- 消防団団長:渥美清
- 小野精一郎:今福正雄