利別駅
利別駅 | |
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利別駅駅舎(2013年9月) | |
としべつ Toshibetsu | |
◄K34 幕別 (6.5 km) (3.5 km) 池田 K36► | |
所在地 | 北海道中川郡池田町字利別西町 |
駅番号 | ○K35 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■根室本線 |
キロ程 | 200.8 km(滝川起点) |
電報略号 | トシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
30人/日(降車客含まず) -2012年度- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)12月15日 |
備考 | 無人駅 |
利別駅(としべつえき)は、北海道中川郡池田町字利別西町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。駅番号はK35。電報略号はトシ。
駅構造
- 無人駅。島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎側1番線が上り(幕別・帯広・滝川方面)、2番線が下り(池田・浦幌・釧路方面)となっている。1線スルー化はされていない。2番線は上り列車も使用可能であるが、通常は下り列車のみの使用である。構内踏切が滝川方にあり、そのまま、駅本屋を通らずに外に出られる。
- 移設前の旧駅の構造は、国鉄型と呼ばれる一般的な単式と島式の複合ホーム2面3線で、駅舎横幕別側に貨物ホームと引込線を有していた。
駅名の由来
駅名はアイヌ語の「ト・ウシ・ペッ(沼の多い川)」に由来する。
駅周辺
南側に利別の市街地が広がり、住宅が多い。北側は主に畑となっている。
歴史
- 1904年(明治37年)12月15日 - 北海道官設鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 官設鉄道に移管。
- 1911年(明治44年) - 駅舎改築。
- 1944年(昭和19年) - 帯広緑ヶ丘飛行場(旧帯広空港)から陸軍第1飛行師団の修理工場が疎開して第6野戦航空修理廠を設置。軍用線を敷設。
- 1967年(昭和42年)
- 1971年(昭和46年)10月2日 - 業務委託駅化。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
隣の駅
関連項目
外部リンク
- 利別駅(JR北海道釧路支社)
- 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
- 1948年(昭和23年)撮影航空写真 USA-R253-11 旧駅と帯広方で上へ分岐する旧陸軍第1飛行師団修理廠(修理工場)への軍用線。
- 1944年(昭和19年)撮影航空写真 912Q63-C2-59 写真中央やや左上、山間に隠されるように設置された旧陸軍第1飛行師団修理廠と軍用線。場所はちょうど後の北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(池北線)の様舞駅の西方に当たる。
脚注
- ^ 池田町史。終戦間際には激しくなってきた空襲を避けるため、この軍用線を利用して池田機関区の機関車を避難させていた。