元号一覧 (朝鮮)
元号一覧(げんごういちらん)では、朝鮮における歴代元号について記述する。なお朝鮮は伝統的に中国の冊封体制下に入っていたので、基本的には中国王朝の暦を用いていた。このため、朝鮮独自の元号は少ない。
三国時代
「三国時代 (朝鮮半島)」も参照
高句麗
「高句麗」も参照
新羅
「新羅」も参照
- 建元(건원) : 536年 - 551年
- 開国(개국) : 551年 - 568年
- 大昌(대창) : 568年 - 572年
- 鴻済(홍제) : 572年 - 584年
- 建福(건복) : 584年 - 633年
- 仁平(인평) : 634年 - 647年
- 太和(태화) : 647年 - 650年(この年から唐の年号(永徽)を用いる)
唐滅亡後は、国際的な、また国内の混乱により状況が明らかではないが、後梁と後唐の年号の使用が確認される。
南北国時代
「南北国時代」も参照
渤海
「渤海 (国)」も参照
詳細は「渤海 (国)#渤海の元号」を参照
後三国時代
「後三国時代」も参照
後百濟
「後百濟」も参照
後高句麗(摩震)(泰封)
「泰封」も参照
高麗
「高麗」も参照
- 天授(천수) : 918年 - 933年(この後後唐の年号を使用。後に後晋、次いで後漢の年号を使用)
- 光徳(광덕) : 950年 - 951年(この後後周の年号を使用。次いで宋の年号を使用)
- 峻豊 ( 준풍) : 960年 - 963年 ( この宋の年号を使用 )
- 太平 ( 태평) : 976年 - 981年 ( この宋の年号を使用 )
999年後は遼の年号を使用。政治情勢に応じて遼と宋の年号の両方が現れる。遼滅亡後は金の正朔を奉じ、元に服属すると元の年号を用いた。高麗末期の混乱期には、明の年号のほか、北元の宣光年号が確認される。
朝鮮王朝
「李氏朝鮮」も参照
建国当初より明国に事大し、明の年号を忠実に使用。1636年に清に服属すると、清の正朔を奉じる。また、密かに明最後の年号崇禎を使用している(崇禎紀元)。
大韓帝国(旧韓国)
「大韓帝国」も参照
大韓民国
「大韓民国」も参照
- 大韓民国(대한민국) : 1948年8月15日 - 同年9月24日 ただし元年は1919年
- 檀紀(단기) : 1948年9月25日 - 1962年12月31日 ただし元年は紀元前2333年
- これらはいずれも改元を前提としない紀年法であり、厳密な意味での元号ではない。
朝鮮民主主義人民共和国
「朝鮮民主主義人民共和国」も参照