交響曲第2番 (モーツァルト)

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交響曲第2番 変ロ長調 K. 17 (Anh. C 11.02) は、かつてヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したと考えられていた交響曲である。

概要

現在ではモーツァルトの作品ではないとする説が有力であり、真の作曲者はヴォルフガングの父であるレオポルト・モーツァルトであると考えられている。

それを受けて、ケッヘルカタログ第6版では番号が偽作や疑わしい作品に与えられるAnh. C 11.02に変更されており、現在はカナダ音楽学者クリフ・アイゼン英語版が作成したレオポルト・モーツァルトの交響曲のカタログに「Eisen B♭ 6」として掲載されている。

楽器編成

オーボエ2、ホルン2
第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラチェロコントラバス

曲の構成

  • 第1楽章 アレグロ
    変ロ長調、4分の4拍子。
    
\relative c'' {
  \key bes \major
  \tempo "Allegro"
  \partial 4 f8.\f f16 bes4 d,8. d16 f4 f,8. f16 bes4 d8. f16 \times 2/3 {f,8-. f (g} \times 2/3 {as g f)} g4
}
  • 第2楽章 (アンダンテ)
    変ホ長調、4分の2拍子。
  • 第3楽章 メヌエット I & II
    変ロ長調、4分の3拍子。
  • 第4楽章 プレスト
    変ロ長調、8分の3拍子。

外部リンク