ラーゴム

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ラーゴム
2021年東京優駿
欧字表記 Lagom[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2018年3月2日(6歳)[1]
オルフェーヴル[1]
シュガーショック[1]
母の父 Candy Ride[1]
生国 日本の旗 日本北海道安平町[1]
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 林正道[1]
調教師 斉藤崇史栗東[1]
競走成績
生涯成績 16戦4勝[1]
中央:14戦4勝
地方:2戦0勝
獲得賞金 1億3398万9000円[1]
中央:1億1410万9000円
地方:1988万円
(2022年11月23日現在)
勝ち鞍
GIII きさらぎ賞 2021年
Listed アンドロメダS 2021年
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ラーゴム(欧字名:Lagom2018年3月2日 - )は、日本競走馬[1]2021年きさらぎ賞の勝ち馬である。

馬名はスウェーデン語で「適度で節度あること」の意[2]

戦績

デビュー前

2018年3月2日、北海道安平町ノーザンファームで誕生。2019年のセレクトセール1歳馬市場で林正道に5,076万円で落札された。

2歳(2020年)

栗東斉藤崇史厩舎に入厩後、7月19日に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦北村友一鞍上で出走。2番人気に推されると、レースでは直線でしぶとく伸びると、2着ビップランバンに半馬身差をつけ新馬勝ちを果たした[3]

続いてリステッド競走のアイビーステークスに出走したが、マリアライトの仔オーソクレースにクビ差の2着[4]、重賞初挑戦となった京都2歳ステークスでもワンダフルタウンに3/4馬身差及ばず2戦連続の2着となり[5]、当年を終えた。

3歳(2021年)

年明け初戦にはきさらぎ賞を選択。3番人気に推されると、レースでは直線外から猛追してきたヨーホーレイクをクビ差で退けて重賞初制覇を飾った[6]。次走、初のGI出走となった皐月賞は5番人気で出走するが13着と大敗。初めて連対を外すこととなった。浜中俊に乗り替わった東京優駿は12着と惨敗する。3か月ぶり、初めての古馬との対戦となった新潟記念は前走と同じ12着に終わる。次走、ケフェウスステークスも10着と二桁着順に沈んだ。

4歳(2022年)

4歳初戦としてGII京都記念に出走し、9着に敗れる。続いてダート初挑戦となった仁川ステークス(L)では4着。

5月1日に行われた吾妻小富士ステークス(OP)に出走。好位でレースを進め、外から伸びてきた6番人気サンライズラポールとの直線での追い比べを制し、これにクビ差をつけ優勝。ダート戦初勝利を果たした[7]

競走成績

以下の内容はnetkeiba.comの情報[8] に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2020.07.19 阪神 2歳新馬 芝2000m(良) 12 8 12 004.00(2人) 01着 R2:04.1(35.6) -0.1 0北村友一 54 (ビップランバン) 506
0000.10.24 東京 アイビーS L 芝1800m(良) 8 8 8 008.60(5人) 02着 R1:48.1(34.5) -0.0 0北村友一 55 オーソクレース 508
0000.11.28 阪神 京都2歳S GIII 芝2000m(良) 10 8 9 003.80(2人) 02着 R2:01.7(35.3) -0.1 0武豊 55 ワンダフルタウン 512
2021.02.07 中京 きさらぎ賞 GIII 芝2000m(良) 11 2 2 004.70(3人) 01着 R2:01.0(35.4) -0.0 0北村友一 56 ヨーホーレイク 512
0000.04.18 中山 皐月賞 GI 芝2000m(稍) 16 5 9 013.80(5人) 13着 R2:02.6(38.5) -2.0 0北村友一 57 エフフォーリア 516
0000.05.30 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 17 5 9 186.5(16人) 12着 R2:23.7(34.5) -1.2 0浜中俊 57 シャフリヤール 506
0000.09.05 新潟 新潟記念 GIII 芝2000m(良) 17 5 10 011.40(7人) 12着 R1:59.3(33.9) -0.9 0池添謙一 53 マイネルファンロン 520
0000.09.18 中京 ケフェウスS OP 芝2000m(重) 13 5 6 008.30(4人) 10着 R2:02.1(34.5) -0.9 0池添謙一 53 アラタ 512
0000.11.20 阪神 アンドロメダS L 芝2000m(良) 16 4 8 006.20(4人) 01着 R1:59.8(35.0) -0.0 0池添謙一 54 ボッケリーニ 514
0000.12.11 中京 中日新聞杯 GIII 芝2000m(良) 18 7 14 006.90(3人) 13着 R2.00.6(34.7) -0.8 0池添謙一 54 ショウナンバルディ 516
2022.02.13 阪神 京都記念 GII 芝2200m(稍) 13 6 8 013.00(7人) 09着 R2:12.8(34.9) -0.9 0池添謙一 55 アフリカンゴールド 528
0000.02.26 阪神 仁川S L ダ2000m(良) 16 6 12 007.40(4人) 06着 R2:05.9(38.5) -1.1 0福永祐一 56 グレートタイム 530
0000.05.01 福島 吾妻小富士S OP ダ1700m(重) 15 5 8 008.90(5人) 01着 R1:43.3(36.6) -0.0 0鮫島克駿 58 (サンライズラポール) 526
0000.07.10 小倉 プロキオンS GIII ダ1700m(稍) 16 8 16 004.90(1人) 12着 R1:45.7(39.4) -2.0 0鮫島克駿 56 ゲンパチルシファー 522
0000.10.04 金沢 白山大賞典 JpnIII ダ2100m(良) 12 7 9 009.30(4人) 02着 02:13.6(39.2) -0.5 0鮫島克駿 55 ケイアイパープル 518
0000.11.23 浦和 浦和記念 JpnII ダ2000m(不) 11 2 2 004.60(3人) 02着 02:06.8(38.7) -0.5 0鮫島克駿 56 クリノドラゴン 518
  • 競走成績は2022年11月23日現在

血統表

ラーゴム血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

オルフェーヴル
2008 栗毛
父の父
ステイゴールド
1994 黒鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ *ディクタス
ダイナサッシュ
父の母
オリエンタルアート
1997 栗毛
メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート *ノーザンテースト
*グランマスティーヴンス

*シュガーショック
2011 栗毛
Candy Ride
1999 鹿毛
Ride the Rails Cryptoclearance
Herbalesian
Candy Girl Candy Stripes
City Girl
母の母
Enthusiastically
2007 栗毛
Distorted Humor *フォーティナイナー
Danzig's Beauty
Unbridled Hope Unbridled
D'Youville Nurse
母系(F-No.) シュガーショック(USA)系(FN:6-f) [§ 3]
5代内の近親交配 ノーザンテースト 5・4(父内)=9.38%、Fappiano 5・5(母内)=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ [9]
  2. ^ [10]
  3. ^ [9]
  4. ^ [9]

主な近親にアンドリエッテ(2018年マーメイドステークス

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ラーゴム”. JBISサーチ. 2022年11月23日閲覧。
  2. ^ 【きさらぎ賞】ラーゴム 父3着の出世レースで重賞初V!クラシックに期待膨らむ“オルフェーヴルの道”」『スポーツニッポン』、2021年2月8日。2021年2月7日閲覧。
  3. ^ 【阪神5R新馬戦結果】ラーゴムがゴール前で抜け出し新馬勝ち」『netkeiba.com』、2020年7月19日。2021年2月7日閲覧。
  4. ^ 【アイビーS結果】オーソクレースが無傷の2連勝」『netkeiba.com』、2020年10月24日。2021年2月7日閲覧。
  5. ^ 【京都2歳S結果】ワンダフルタウンが差し切り重賞初制覇」『netkeiba.com』、2020年11月28日。2021年2月7日閲覧。
  6. ^ 【きさらぎ賞結果】ラーゴムが好位から抜け出し重賞初制覇」『netkeiba.com』、2021年2月7日。2021年2月7日閲覧。
  7. ^ “【吾妻小富士S結果】ラーゴムが追い比べを制してダート初勝利”. 株式会社ネットドリーマーズ. https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=202621 2022年5月2日閲覧。 
  8. ^ ラーゴムの競走成績”. netkeiba.com. 2021年2月7日閲覧。
  9. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ラーゴム”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月2日閲覧。
  10. ^ ラーゴム - Lagom - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2021年11月8日閲覧。

外部リンク