アルピーヌ・A610

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アルピーヌ・A610
D 503
Alpine A610
概要
製造国 フランスの旗 フランス
販売期間 1991年 - 1995年
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ クーペ
駆動方式 RR
パワートレイン
エンジン 2,975cc水冷V型6気筒SOHC ターボ
最高出力 250 PS/5,750 rpm
最大トルク 35.7 kgm/2,900 rpm
変速機 5速MT
4輪ダブルウィッシュボーン
4輪ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,340 mm
全長 4,450mm[1]
全幅 1,760mm
全高 1,235mm
車両重量 1,420 kg
系譜
先代 アルピーヌ・V6ターボ
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アルピーヌ・A610は、フランスの自動車メーカーであるアルピーヌ1991年から1995年にかけて製造した2+2のスポーツカーである。

概要

1985年に登場したV6ターボ(本国名GTA)の後継モデルとして開発された。

鋼管バックボーンフレームをベースにスペースフレームへ変更しシャシーの剛性を大幅に向上させた。また、ボディはアルピーヌ・V6ターボ同様にFRP製を踏襲。ヘッドランプはリトラクタブル式に変更、北米仕様のV6ターボに似たデザインとなった。エンジンは排気量が2.5 Lから3.0 Lに拡大され、リアエンジンのままではあるが、搭載位置を前進させて前後の重量配分を43:57に改善した。また、冷却系などにも手を加えた。さらに、 ダブルウィッシュボーンサスペンションタイヤサイズを一新。タイヤサイズは従来の15インチから16インチに大径化し、最高時速は266km/hとなった[2]

1995年に生産中止、このモデルを最後にアルピーヌブランドのスポーツカーは2017年発売のA110まで途絶えることになった。

脚注

注釈

出典

関連項目

ルノー ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
アッパー タリスマン(中国向け)
タリスマン
ミニバン セニックI セニックII セニックIII セニックIV
エスパスI エスパスII エスパスIII エスパスIV エスパスV エスパスVI
クーペ フエゴ アヴァンタイム ラグナクーペ
オープン ウインド
SUV キャプチャー キャプチャーII
カジャー
オーストラル
コレオス コレオスII
アルカナ
ピックアップトラック アラスカン
貨物自動車 マスターI マスターII マスターIII
トラフィックI トラフィックII トラフィックIII
エクスプレス
アルピーヌ/ルノースポール A310 V6 A610 スパイダー A110(2017)