JR貨物UV19A形コンテナ
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JR貨物UV19A形コンテナ | |
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基本情報 | |
種別 | 通風コンテナ |
所有者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
製造メーカー | 東急車輛製造大阪製作所他 |
製造年 | 1998年(平成10年) |
製造数 | 1108個 |
主要諸元 | |
外面色 | 緑・白・青など |
荷重 | 5 t |
扉位置 | 両側側面・L字二方開き |
UV19A形とは、1998年度に登場した、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として同社に籍を編入している12ft 5t積私有コンテナ(通風コンテナ)である。
概要
本形式の数字部位 「 19 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積19 m3の算出は、厳密には端数を四捨五入計算のために、内容積18.5 m3 - 19.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。
また形式末尾のアルファベット一桁部位「A」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が「普通品の輸送」を表す記号として付与されている[2]。
特記事項
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番台毎の概要
他形式の様に複数の番台区分は無く、0番台からの連続登録である。なお一部の文献等では、0番台及び、500番台に分けられているが、これは初期登録の全国通運が一気に500個を登録したものの、続く501番からの登録がたまたま16年間[3]もの長期間に渡って未登録の為に、続番となる501番以降を500番台に区切っているだけである。
0番台
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- 1 - 500【500個】[4]
- 全国通運所有。総重量6.7t。1998年に全数が東急車輛製造大阪工場で落成した。大きな特徴としては、コンテナの運用効率を高める為に、国鉄末期頃にJOTにて新規に開発された通風コンテナ【 UV1-1000番台 】の構造で、長手方向側の片ドア面と片壁面に付いている専用の切替え装置により、外側からの手動操作により通風と汎用(ドライ)コンテナのどちらとしても使えるように工夫した、画期的な構造を採用している。
- 572 - 671
- 日本通運所有。総重量6.8t。鉄道輸送用と、内航船輸送に対応したいわゆる、『Rail&Seaコンテナ』である。
- 672
- ジェイアール貨物・南関東ロジスティクス所有。
試作コンテナ。東急大阪の銘板と思わしきものが有るので19G辺りからの改造と思われる。
- 673 - 1108(増備中)
- 日本通運
Rail&Seaコンテナの増備。最新のグループは下部のキャスティングボックスに黄色の線が入っている。2021年(令和3年)度に1070までが増備され、それ以降は2022年(令和4年)度増備コンテナ。
5000番台
- 5001
- 鉄道貨物協会所有
防振コンテナ。最近浮き出た表記の跡的に569 - 571(初代)からの改造と思われる。2016年6月大連諾誠集装箱製造製。
脚注
出典
- ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p449
- ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p 448 - 449.
- ^ a b 新しい貨物列車の世界/2021-10発行 /交通新聞社/記載 p 48.
- ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p 439.
- ^ 新しい貨物列車の世界/2021-10発行 /交通新聞社/記載 p 49.
- ^ 新しい貨物列車の世界/2021-10発行 /交通新聞社/記載 p 43.
参考文献
- 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967。
- 『トラベルMOOK 新しい貨物列車の世界』交通新聞社、2021年。ISBN 978-4-330-05421-6。