JR貨物UT4F形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

UT4F形コンテナ(UT4Fがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している20ft形の私有コンテナタンクコンテナ)である。

形式の数字部位 「 4 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積4㎥の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積3.5 - 4.4㎥の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 F 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)があらかじめ届け出ている複数種類の積荷であれば、輸送人の裁量で届け出ている範囲内で自由に積荷を選べる 「 危険品の輸送 」を表す記号として、付与されている[2]

特記事項[編集]


番台毎の概要【番号系列】[編集]

1, 2
山九所有。DMI専用。 タンク本体は通常の円筒形とは異なり、楕円形断面の平たい容姿をしている。東急車輛製造大阪工場(現在は和歌山へ移転、閉鎖)製造。

脚注[編集]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)
※参考白黒写真掲載ページ → ---項。

外部サイト[編集]

関連項目[編集]