DCMサンワ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒038-0003 青森市大字石江字三好69-1 |
設立 | 1988年(昭和63年)6月1日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3420001000994 |
代表者 | 中村泰(代表取締役社長) |
資本金 | 7億402万円 |
発行済株式総数 | 5,280,000株 |
売上高 |
単独284億73百万円 連結308億14百万円 (2015年2月期) |
純資産 |
単独53億49百万円 連結58億20百万円 (2015年2月20日現在) |
総資産 |
単独163億64百万円 連結174億96百万円 (2015年2月20日現在) |
従業員数 |
964名 (2015年2月20日現在) |
決算期 | 2月20日 |
主要株主 |
DCMホールディングス 100% (2017年1月31日現在) |
主要子会社 |
ワールドジャンボ 三和部品 |
特記事項:2021年3月1日にDCM株式会社へ統合。上記情報はそれ以前のもの。 |
DCMサンワ(ディーシーエムサンワ)は、DCMホールディングス傘下のDCM株式会社が、北海道・東北地方(青森県・秋田県)で展開しているホームセンターの店舗ブランド。また、DCMサンワ株式会社(英: DCM SANWA CO.,LTD.)は、2021年2月28日までこれを運営していた企業である。
概要
社名は顧客・取引先・社員の三つの「和」を大事にするとの思いを込めたもので、またサンワドー時代に使われていた走る犬のロゴマークは戌年生まれである中村勝弘社長(2017年現在は会長)の愛犬をモチーフとしている[1]。
当初は青森県内のみで店舗を展開していて、店名も「Do Shop Sanwa」(略称:サンワ)だったが、1994年4月に北海道に店舗展開したのをきっかけに店名・社名を「サンワドー」に改めた(それまでの会社名は三和堂だった)。北海道第1号店は川沿店(札幌市南区)であったが、近隣の石黒ホーマ(当時)の存在もありオープンから2年少々で閉店した。BOM (カメラのキタムラ) (2004年2月閉店) を経て現在はブックオフ川沿店。
2015年、DCMホールディングス傘下入りを受け店名・社名を「DCMサンワ」に改めた。さらに2021年3月1日付でDCMサンワ株式会社を含む事業会社5社が統合(DCM株式会社へ改組)[2]。なお、展開していた業務スーパー事業はDCM株式会社への統合よりも前に事業を分離している。
2022年3月、DCMホールディングスは2年をかけて「DCMサンワ」や「DCMホーマック」などの店名等を「DCM」に統一することを発表し「サンワ」の名称は消滅することになった[3]。
沿革
- 1966年(昭和41年) - 三和部品商会として創業[1]。
- 1972年(昭和47年)8月 - 有限会社三和部品を設立[4]。
- 1981年(昭和56年)2月 - 函館市のホームセンター・ニューウェイの営業権を取得[4]。
- 1988年(昭和63年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)2月 - ホームセンターマツザキ、三和堂、ニューウェイの3社が合併しホームセンターマツザキを存続会社に商号を三和堂とする[4]。
- 1994年(平成6年)4月 - 商号を株式会社三和堂から株式会社サンワドーに変更しホームセンター店舗のブランド名を「サンワドー」に統一[4]。同時に札幌川沿店をオープンさせ、北海道に進出。
- 1995年(平成7年)2月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録[4]、青森県で初の店頭公開企業となる。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 7月 - 柏店(青森県つがる市)を、スーパーホームセンター“ザ・サンワ柏店”としてリニューアル[4]。
- 12月 - 日本証券業協会店頭登録を取り消し、JASDAQ証券取引所に株式上場[4]。
- 2006年(平成18年)12月 - 弘前桶の口店(青森県弘前市)にスーパーホームセンター"ザ・サンワ弘前樋の口店"としてオープン。
- 2012年(平成24年)11月 - 同社と家電販売でフランチャイズ契約を結んでいたセキドが家電販売から撤退したため、上新電機と新たに家電販売のフランチャイズ契約を結ぶ[4]。
- 2015年(平成27年)
- 6月26日 - 上場廃止。
- 7月 - 株式交換によりDCMホールディングスの子会社となり、商号をDCMサンワ株式会社に変更[5][6]。
- 2016年(平成28年)5月 - サンワドー新発寒店を閉店させ、店舗から北海道統括事務所に変更。
- 2020年(令和2年)12月1日 - 業務スーパーの運営を株式会社三和物産に移管[7]。
- 2021年(令和3年)3月1日 - DCM分割準備株式会社に吸収合併され解散。同社はDCM株式会社に社名変更。
- 2022年(令和4年)3月 - 2年かけて店名を「DCM」に順次移行して統一(移行により「サンワ」を含む名称が消滅)[3]。
事業展開
展開していた事業
- AUTO HOUSE CAL - サンワドー独自のカー用品店。
- ブランドシティBAL - ブランド販売店。
- でんきのセキド - セキドとフランチャイズ契約を結び、家電販売を行っていた。セキドが家電量販業から撤退することに伴い、2012年11月でフランチャイズ契約を終了。
- Joshin - セキドとのフランチャイズ契約終了に伴い、新たに上新電機とフランチャイズ契約を結んだが、青森市の『ジョーシンサンワドー青森中央店』のみの展開で、それ以外の店舗ではサンワドー本体で家電販売を行っていた。2016年1月末で『ジョーシンサンワドー青森中央店』が閉店し、フランチャイズ契約を解消。
- 業務スーパー - 神戸物産と2003年にフランチャイズ契約を結び、業務用の食料品を中心に販売する。2020年12月1日に三和物産が運営を引き継ぐため、DCMサンワと業務スーパーで決済手段などサービスが変更となる。
クレジットカード
2019年6月1日からはDCMグループ共通ポイントの『マイボ』ポイント機能のついた『DCMマイボカード』(セディナとの提携クレジットカード)を導入しているが、過去には独自の提携カードを発行していた。
- 「新・サンワドーカード」 - 日専連系列各社との提携(2007年 - 2019年)
- (このうち青森県・秋田県の各店舗では日専連ホールディングスより、北海道の店舗ではニッセンレンエスコートより、それぞれ発行していた。クレジットカード有効期限到来後に発行される更新カードはDCMサンワと提携しない日専連カードになる予定。)
- かつてはライフ(現・ライフカード)社と提携してサンワドーカードを2003年4月から発行したが、2007年8月からは日専連系列各社との提携に切り替えられ、その後2009年2月28日をもって旧サンワドーカードのライフ提携を終了[8]。
出典
- ^ a b “サンワドー(青森市)”. 朝日新聞 (2012年4月19日). 2017年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。
- ^ “会社概要”. DCM. 2022年3月4日閲覧。
- ^ a b “ホームセンター「サンワ」の名称が消滅へ”. 東奥日報. 2022年3月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “2014年02月21日 - 2015年02月20日 期” (PDF). DCMサンワ株式会社 (2015年2月20日). 2018年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。
- ^ “DCMホールディングス株式会社による株式会社サンワドーの簡易株式交換による完全子会社化に関する株式交換契約締結のお知らせ” (PDF). DCMホールディングス株式会社 (2015年4月10日). 2015年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月11日閲覧。
- ^ “子会社の商号変更に関するお知らせ” (PDF). DCMホールディングス株式会社 (2015年7月1日). 2021年4月15日閲覧。
- ^ “当社「業務スーパー」運営について” (PDF). DCMサンワ株式会社 (2020年9月17日). 2020年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月17日閲覧。
- ^ “【サンワドーカードをお持ちのお客様へ重要なお知らせ】”. SANWADO (2009年1月29日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。