第3特務旅団 (ウクライナ国家親衛隊)

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第3特務旅団
創設 2014年6月11日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ国家親衛隊
部隊編制単位 旅団
兵科 国家憲兵
兵種/任務/特性 オフェンス・ガード
所在地 ハルキウ州ハルキウ
愛称 ペトロー・ボルボチャーン
スパルタン
上級単位 東部作戦地域司令部
主な戦歴 ドンバス戦争
ロシアのウクライナ侵攻
現司令官 オレクサンドル・ピヴネンコ大佐
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第3特務旅団(だい3とくむりょだん、ウクライナ語: 3-тя бригада оперативного призначення)は、ウクライナ国家親衛隊旅団東部作戦地域司令部隷下。

概要[編集]

第3特務旅団

ドンバス戦争[編集]

2014年6月11日、ドンバス戦争の影響に伴い、ハルキウ州ハルキウで創設された[1]

2014年7月から、ドンバス戦争に投入され、東部ドネツィク州ルハーンシク州の前線に配置された。

2020年10月14日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、名誉称号「ペトロー・ボルボチャーン」を授与された[2]

ロシアのウクライナ侵攻[編集]

北東部・ハルキウ戦線[編集]

2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、北東部ハルキウ州ハルキウに配備され、5月中旬にロシア軍はハルキウから撤退した。9月上旬には攻勢を開始し、ハルキウ州の大部分を解放した[1][3][4]

2022年7月27日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[5]

東部・バフムート戦線[編集]

2023年1月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、4月までバフムート市内を防御した[6][7]

南部・ザポリージャ戦線[編集]

2023年8月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、ロボティネ(トクマク・フロマーダ)を防御している[8][9]

編制[編集]

  • 旅団司令部(ハルキウ
  • 第1特務大隊
  • 第2特務大隊
  • 第3特務大隊
  • 第4特務大隊
  • 砲兵大隊
  • 防空大隊
  • 戦車中隊
  • 偵察中隊
  • 後方支援隊

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]