ポパスナの戦い
| ポパスナの戦い | |||||||
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| ロシアのウクライナ侵攻中 | |||||||
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| 衝突した勢力 | |||||||
 ロシア ルガンスク人民共和国 ドネツク人民共和国 |
 ウクライナ | ||||||
| 指揮官 | |||||||
 ワレリー・ゲラシモフ レオニード・パセチニク セルゲイ・コズロフ |
 セルヒイ・ハイダイ | ||||||
| 部隊 | |||||||
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| 被害者数 | |||||||
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傭兵20–25人死亡[13] | 不明 | ||||||
ポパスナの戦い（ポパスナのたたかい）は、ウクライナ・ルハーンシク州南西部の都市セヴェロドネツィク地区ポパスナでのロシア軍・ルガンスク人民共和国（LPR）軍とウクライナ軍との間の軍事交戦である。戦闘は2022年3月18日に始まり、同年5月7日に終結した。この戦いはドンバスの戦いの一部である。
背景[編集]
人口2万2000人を超える都市であるポパスナは、ロシアの進軍の鍵となる多数の道路のジャンクションがある重要な中核地域である[14]。
戦闘経過[編集]
ルハーンシク州の重度に要塞化された都市ポパスナを巡る戦いは、2022年3月18日に始まった。LPRとロシア軍の部隊が4月18日にクレミンナを占領した後、ポパスナとルビージュネに向かって前進を始めた。
ロシア軍とLPR軍は、ポパスナ攻勢の最初にウクライナ軍の陣地に砲撃と空爆を行ったものの[15]、戦争研究所によると、4月18日までに、ロシア軍の進捗はあまりなかったという[16]。
4月21日、ウクライナは、前日にポパスナとその周辺でロシアの傭兵とみられる25人を殺害したと主張した[17]。
4月22日、ルハーンシク州知事のセルヒイ・ハイダイは、ロシア軍がポパスナとルビージュネで失敗したと宣言した。同時に、ハイダイは、ロシア軍とLPR軍がルハーンシク地域の領土の80パーセントを支配していると述べた[18]。
5月7日、戦闘で荒廃したポパスナがロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの傭兵部隊に制圧されたと報じられた。チェチェン共和国のカディロフツィは、戦いの最終段階で参加したと疑われている。ハイダイは、ウクライナ軍が撤退したことを認めた[19][20]。
5月8日、ハイダイは当初、自身のテレグラムのチャンネルで、ロシアは都市の半分しか支配していないと述べたが[21] 、後にウクライナ軍がポパスナから撤退したことを認めた[22]。西側の評価では、ポパスナは完全にロシアの支配下にあると見なされている。メディアのRIA FANによると、ロシア軍とLPR軍は、ポパスナにロシアの暫定民軍政権を樹立し、進軍を続けた[23]。
脚注[編集]
- ^ Reuters (2022年5月8日). “Ukraine troops retreat from Popasna, Luhansk governor confirms” (英語). Reuters 2022年5月8日閲覧。
- ^ “Battles rage in Ukraine’s Luhansk as Russia targets main city”. Aljazeera (2022年5月8日). 2022年5月27日閲覧。 “However, the Ukrainian army withdrew from Luhansk’s embattled city of Popasna, Haidai said on Sunday, adding troops “moved to stronger positions, which they had prepared ahead of time””
- ^ Drone footage shows how Russians destroyed one Ukrainian town in savage battle, CNN, (May 5, 2022)
- ^ “Russian Offensive Campaign Assessment, April 9”. Institute for the Study of War (2022年4月9日). 2022年4月10日閲覧。
- ^ a b Камчатские морпехи получили звание гвардейцев Читайте на ドネツク人民共和国公式サイト
- ^ a b 42日目：戦況と展望 Le Grand Continent
- ^ “ロシア将官がまたも戦死、ドンバス地方で”. CNN. (2022年6月7日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “Є люди, які народжені бути воїнами”. Історія загиблого Героя України Віктора Оцерклевича ノヴィナルニア
- ^ Під час мінометного обстрілу загинув військовий із Сумщини ススピーリネ
- ^ Молодший сержант уміло командує взводом в 95-й бригаді ДШВ ウクライナ空中機動軍公式サイト
- ^ Бригада тероборони з Луганщини отримала Бойовий Прапор ウクライナ国防省公式サイト
- ^ Командир черкаської тероборони має запитання по тому, як його бійців вводили в бій, але довіряє командуванню チェルカースィ州公式サイト
- ^ “RUSSIAN OFFENSIVE CAMPAIGN ASSESSMENT, APRIL 20” (英語). Institute for the Study of War. 2022年4月21日閲覧。
- ^ Davis (2022年5月10日). “Russia's Progress in Donbas Means Ukraine Likely Won't Win the War” (英語). 19FortyFive. 2022年5月13日閲覧。
- ^ “Артиллерия ЛНР открыла ответный огонь по позициям ВСУ в Попасной” (ロシア語). Известия. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “Россияне контролируют около половины Попасной: идут бои - ГЛАВА АДМИНИСТРАЦИИ”. haqqin.az. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “Ukrainian officials: Dozens of RF mercenaries from Libya, Syria, Russia killed in Popasna attacks - KyivPost - Ukraine's Global Voice”. KyivPost (2022年4月21日). 2022年5月13日閲覧。
- ^ “80% территории Луганской области находится под контролем России, — глава Луганской ОГА” (ロシア語). cxid.info. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “Сергій Гайдай / Луганська ОДА”. Telegram. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “Battles rage in Ukraine’s Luhansk as Russia targets main city”. Aljazeera (2022年5月8日). 2022年5月27日閲覧。 “However, the Ukrainian army withdrew from Luhansk’s embattled city of Popasna, Haidai said on Sunday, adding troops “moved to stronger positions, which they had prepared ahead of time””
- ^ “Сергій Гайдай / Луганська ОДА”. Telegram. 2022年5月9日閲覧。
- ^ Luhansk governor refutes Russia’s claims of capturing entire oblast
- ^ “МЕЖДУНАРОДНЫЙ ФАН”. Telegram. 2022年5月9日閲覧。
