白峰村

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白峰村
廃止日 2005年2月1日
廃止理由 新設合併
松任市美川町鶴来町
河内村吉野谷村鳥越村
尾口村白峰村白山市
現在の自治体 白山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 石川県
石川郡
団体コード 17349-5
面積 221.50km²
総人口 1,128
推計人口、2005年2月1日)
隣接自治体 小松市尾口村大野市
勝山市白川村荘川村
村の木 (すぎ)
村の花 石楠花 (しゃくなげ)
白峰村役場
所在地 920-2501
石川県石川郡白峰村字白峰ハ130番地
県内位置図
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白峰村(しらみねむら)は、石川県の南に位置し白山の登山口として知られたであった。また、恐竜化石が大量に出土している桑島化石壁がある事から、化石の村としても有名。

村域の東半分が白山国立公園1962年指定)で、日本有数の豪雪地帯である。地理的・歴史的に他の加賀地域と隔絶されてきたために白峰弁(ジゲ弁)という特殊な方言が発達している。

2005年2月1日に、野々市町を除く石川郡を構成する町村及び、松任市合併し、白山市になった。

地理[編集]

自然地理[編集]

    • 白山
  • 河川
    • 手取川
    • 大道谷(おおみちだに)川
    • 明谷(みょうだに)川
  • 湖沼・ダム

隣接する自治体[編集]

歴史[編集]

  • 古くは『牛首』と称した。717年(養老元年)、泰澄大師白山を開山した折、守護神として牛頭天王十二神将などを祀った。「牛首」の名はこの「牛頭」を語源としている。
  • 中世以降、白山の登山路の越前禅定道の経路として栄える。
  • 江戸時代は、加賀藩福井藩の間で所属をめぐる争いが絶えず、天領とされた。
  • 元和期、加藤藤兵衛により、大道谷川を水源とする用水路の開削が行われる。
    • この用水路は「ミンジャ」と呼ばれ、昭和30年代に簡易水道がひかれるまで、長らく住民の生活用水として利用された。現在「ミンジャ」は暗渠化し流雪溝として利用されている。
  • 廃藩置県により、本保県を経て石川県に属す。

沿革[編集]

  • 1889年 牛首村・桑島村が合併し成立
  • 1924年 加賀往来(金沢-白峰間の道路)が車道化される
    • 1949年に大道谷往来(勝山-白峰間。現在の国道157号)が車道化され、薪炭業が盛んになる
  • 1934年 手取川大洪水により市ノ瀬・赤岩などの集落が壊滅
  • 1949年 能美郡から石川郡に編入される
  • 1975年 手取川ダムの建設開始により桑島が水没閉村することとなり、住民の大半は鶴来町の代替地に移転した(現在の白山市鶴来桑島町)
  • 2005年1月16日 白山市への合併に向け、閉村式が行われた

行政[編集]

村長[編集]

歴代村長
氏名 就任 退任 備考
1 1 永井太平 1889年(明治22年)5月11日 1893年(明治26年)5月10日
2 1893年(明治26年)5月14日 1894年(明治27年)5月23日
3 2 鶴野奥左衛門 1894年(明治27年)8月6日 1898年(明治31年)8月4日
4 3 浅野不加之 1898年(明治31年)8月18日 1902年(明治35年)8月17日
5 1902年(明治35年)8月18日 1906年(明治39年)8月17日
6 1906年(明治39年)8月18日 1910年(明治43年)8月17日
7 1910年(明治43年)9月3日 1914年(大正3年)9月2日
8 1914年(大正3年)9月12日 1918年(大正7年)9月11日
9 1918年(大正7年)9月26日 1922年(大正11年)9月25日
10 1922年(大正11年)10月6日 1926年(大正15年)10月5日
11 4 永井太平 1926年(大正15年)11月29日 1930年(昭和5年)11月28日 初代の子
12 1930年(昭和5年)11月29日 1934年(昭和9年)11月28日
13 浅野不加之 1935年(昭和10年)2月15日 1935年(昭和10年)6月7日
14 永井太平 1935年(昭和10年)6月9日 1938年(昭和13年)5月17日
杉本勇 1938年(昭和13年)5月17日 1938年(昭和13年)6月6日 職務管掌
15 5 杉原亀十郎 1938年(昭和13年)6月30日 1942年(昭和17年)6月29日
16 1942年(昭和17年)6月30日 1945年(昭和20年)10月22日
17 6 竹腰清勇 1946年(昭和21年)1月9日 1947年(昭和22年)2月27日
18 7 松原助治 1947年(昭和22年)4月5日 1951年(昭和26年)4月4日
19 1951年(昭和26年)4月23日 1955年(昭和30年)4月22日
20 1955年(昭和30年)4月30日 1959年(昭和34年)4月29日
21 1959年(昭和34年)4月30日 1963年(昭和38年)4月29日
22 8 織田利太郎 1963年(昭和38年)4月30日 1967年(昭和42年)4月29日
23 1967年(昭和42年)4月30日 1971年(昭和46年)4月29日
24 1971年(昭和46年)4月30日 1975年(昭和50年)4月29日
25 9 織田英二 1975年(昭和50年)4月30日 1979年(昭和54年)4月29日
26 1979年(昭和54年)4月30日 1983年(昭和58年)4月29日
27 1983年(昭和58年)4月30日 1987年(昭和62年)4月29日
28 1987年(昭和62年)4月30日 1991年(平成3年)4月29日
29 1991年(平成3年)4月30日 1995年(平成7年)4月29日
30 10 永井隆一 1995年(平成7年)4月30日 1999年(平成11年)4月29日
31 1999年(平成11年)4月30日 2003年(平成15年)4月29日
32 2003年(平成15年)4月30日 2005年(平成17年)1月31日
  • 村長 - 永井 隆一(ながい・りゅういち)

経済[編集]

主な産業[編集]

水田が少なく、山腹で焼き畑耕作を主とした出作り農業がなされていたが1934年の手取川大洪水以降減少し、現在は実験的にしか行われていない。かつては養蚕業薪炭業で栄えたが、昭和30年代の燃料革命で衰退した。

  • 建設業、木材・木製品工業に従事する者が多い。
  • 豊かな自然と文化を生かした観光産業が盛んである。

姉妹都市・提携都市[編集]

海外[編集]

地域[編集]

公共機関[編集]

警察[編集]

石川県警察鶴来警察署が管轄する。

消防[編集]

松任石川広域事務組合消防本部 白山消防署が管轄する

  • 白峰分署

医療[編集]

  • 白峰診療所

上水道[編集]

全域を白峰村が供給する。

下水道[編集]

村内全域が白峰村単独の公共下水道

  • 白峰村公共下水道
    • 白峰処理センター

ゴミ処理[編集]

松任石川広域事務組合が、松任市の松任石川環境クリーンセンターで処理する。

電話[編集]

金沢市の西日本電信電話(NTT西日本)金沢支店が管轄する。

市外局番は村内全域が0761である。

郵便[編集]

村内の集配は以下の局が行う。

  • 白峰郵便局 - 〒920-25XX

また、夏季限定で白山の室堂ビジターセンター内に「白山山頂郵便局」が開設されている。

税務[編集]

松任市の金沢国税局松任税務署が管轄する。

その他[編集]

学校教育[編集]

手取川ダムに水没する前の桑島地区のステレオ空中写真(1977年)。中央やや左よりの丸い建物が円筒校舎。 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

下記白峰小・中学校の校舎は隣り合っており、渡り廊下一本でつながれている。運動会は合同で行われ、体育館・プール・家庭室・食堂を共用しているが、小中併設校ではない(学校長はそれぞれに居る。入学式・卒業式は同じ日に時間をずらし行う)。

手取川ダム建設により桑島地区が水没するまでは、桑島小・中学校(当時県内2番目に建設された円筒校舎で知られた。1975年3月閉校)が存在した。

中学校[編集]

  • 白峰村立(1校)
    • 白峰中学校…県内には珍しいビニールテント屋根つきプール(冬季は取り外す)がある。白山市誕生後の2008年3月に閉校、白山市立白嶺中学校に統合。

小学校[編集]

  • 白峰村立(1校)
    • 白峰小学校

社会教育[編集]

図書館[編集]

  • 白峰村立図書館

博物館・美術館等[編集]

  • 石川県立白山ろく民俗資料館
  • 手取川総合開発記念館

体育施設[編集]

交通[編集]

道路[編集]

バス[編集]

観光[編集]

白山[編集]

  • 白山国立公園
    • 市ノ瀬ビジターセンター
    • 別当出合登山センター
    • 白山室堂ビジターセンター
    • 南竜ヶ馬場ビジターセンター

祭り・イベント[編集]

名所・旧跡[編集]

保養・休憩施設[編集]

  • 緑の村
  • 市ノ瀬野営場

スキー場[編集]

温泉[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]