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2020年2月14日 (金) 23:30時点における版

和歌山港駅
和歌山港駅(2005年10月7日)
わかやまこう
WAKAYAMAKŌ
NK45 和歌山市 (2.8 km)
地図
所在地 和歌山県和歌山市薬種畑
北緯34度13分2.6秒 東経135度8分45.9秒 / 北緯34.217389度 東経135.146083度 / 34.217389; 135.146083座標: 北緯34度13分2.6秒 東経135度8分45.9秒 / 北緯34.217389度 東経135.146083度 / 34.217389; 135.146083
駅番号 NK 45-1
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 和歌山港線
キロ程 2.8km(和歌山市起点)
難波から67.0 km
電報略号 ワカコ
駅構造 地上駅(築堤上)
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
504人/日
-2018年-
開業年月日 1971年昭和46年)3月6日
乗換 南海フェリー
備考 無人駅
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水軒駅方面。写真の車止めの奥に花王和歌山工場のタンク群が見える(2005年10月7日)。
現行デザインに更新後、中国語・韓国語併記前の駅名標
(2013年6月29日)
駅ホームから南海フェリーを望む(2005年10月7日)

和歌山港駅(わかやまこうえき)は、和歌山県和歌山市草種畑にあるで、南海電気鉄道和歌山港線の終点。駅番号NK45-1

歴史

南海フェリーへの連絡駅としては、1956年昭和31年)に開業した初代和歌山港駅(後の築港町駅)が存在していた。和歌山港のフェリー乗り場が移転するのに伴い、和歌山港線の延伸とともに、2代目の和歌山港駅として当駅が開業した。

年表

駅構造

和歌山方から駅のホームを眺める
和歌山方から駅のホームを眺める

島式1面2線のホームを持つ盛土駅。2階に改札口とコンコース、3階にホームがある。有効長は8両編成分ある。トイレは改札内にあり、男女共用の水洗式である。なお改札外でトイレを利用する場合は南海フェリーの待合所を利用する。

改札口右手が出口、撮影者の後ろにフェリー乗り場への連絡通路がある。
改札口右手が出口、撮影者の後ろにフェリー乗り場への連絡通路がある。
駅からフェリー乗り場へ直接行ける連絡通路(駅側)画面右手に改札口がある。
駅からフェリー乗り場へ直接行ける連絡通路(駅側)画面右手に改札口がある。

改札口を出ると、そのまま南海フェリー南海四国ライン徳島方面乗り場への連絡通路(途中、動く歩道あり)に続いており、乗船口前に設置されている自動券売機で乗船券が購入できる[1]。フェリーの出航5分前に「ルージュの伝言」、乗り換え列車案内に「セシルの週末」、それぞれの曲が案内放送とともに流れている。

無人駅だが、列車発着時は改札前で南海フェリーの社員が乗り換えなどの案内を行う。

のりば

のりば 路線 行先
1・2 和歌山港線 和歌山市関西空港なんば方面
  • 平日は普通7本、急行3本、特急サザン3本、土休日は普通9本、特急サザン2本のみ

和歌山港駅 - 水軒駅間が廃止されるまでは、1番線の線路が水軒方面に通じていた。2番線は開業当初から行き止まり式であった。

毛筆体時代の駅名標(水軒駅廃止後。駅ナンバリング導入前)
毛筆体時代の駅名標(水軒駅廃止後。駅ナンバリング導入前)

以前の駅名標毛筆体で表記された古いもので、かつての隣駅であった水軒・築港町の廃止や2012年(平成24年)4月1日からの駅ナンバリング導入に際しても、隣駅名は本体と同じく毛筆体で「わかやまし」に修正し、駅番号はシールで番号を貼り付けるのみで対応した。その後、2013年になり新デザインに変更された。2019年時点ではさらに中国語・韓国語も併記したものに再更新されている。

利用状況

2018年(平成30年)度の調査結果では、1日平均乗降人員504人である。乗降客数は減少傾向にあり、特に1998年明石海峡大橋開通以降の落ち込みが著しくなっている。

各年度の1日平均乗降人員は下記の通り[2][3]

年度 1日平均
乗降人員
順位
1980年 2,770
1985年 2,494
1990年 2,347
1995年 2,176
2000年 1,008
2001年 905
2002年 734
2003年 667
2004年 612
2005年 609
2006年 641
2007年 654
2008年 589
2009年 509
2010年 524
2011年 484
2012年 456 85位
2013年 438 85位
2014年 430 85位
2015年 457 85位
2016年 473 85位
2017年 485 85位
2018年 504 84位

駅周辺

駅名の通り和歌山港への最寄駅である。

地理

官公庁

和歌山港に関連する施設が建ち並んでいる。

  • 国土交通省近畿地方整備局 和歌山港湾事務所(道路を挟んで駅の向かい)
  • 国土交通省近畿運輸局和歌山運輸支局
  • 海上保安庁 和歌山海上保安部
  • 和歌山港湾合同庁舎(港橋付近)
  • 庁舎内

その他

海沿いには工場、倉庫が多い。

路線バス

こちらも南海和歌山港線同様、フェリーとの接続に特化しているので注意を要する。比較的便数の多い隣の青岸橋バス停まで徒歩連絡することもできる。

隣の駅

南海電気鉄道
和歌山港線
特急サザン急行(平日のみ)・普通
和歌山市駅 (NK45) - (県社分界点) - 和歌山港駅 (NK45-1)
  • 県社分界点はかつては久保町駅という旅客駅であったが、同駅と和歌山市駅の間にあった築地橋駅築港町駅とともに2005年(平成17年)11月27日に廃止された。なお県社分界点から当駅は和歌山県が第三種鉄道事業(保有)を行う区間であり、駅舎も和歌山県が所有している。南海電気鉄道は第二種鉄道事業者(運送)となる[4]

廃止区間

南海電気鉄道
和歌山港線
和歌山港駅 (NK45-1) - 水軒駅

脚注

  1. ^ 南海のタッチパネル式自動券売機設置駅では、出発駅から和歌山港駅までの鉄道運賃と徳島までのフェリー運賃を組み合わせた割引乗車船券好きっぷ2000を発売している。
  2. ^ 和歌山県統計年鑑【南海電鉄各線駅別 1日あたりの乗降客数の推移】(和歌山県) (PDF)
  3. ^ 平成29年度和歌山県公共交通機関等資料集 (PDF)
  4. ^ 意外? 日本一短い鉄道は「和歌山県」だった 南海和歌山港線の不思議”. 乗りものニュース (2018年3月5日). 2018年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月4日閲覧。

関連項目

外部リンク