桜島号

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桜島号(西日本鉄道)
桜島号(ジェイアール九州バス)
桜島号(いわさきバスネットワーク)
桜島号(南国交通)
桜島号夜行便(西日本鉄道運行時代)

桜島号(さくらじまごう)は、福岡県福岡市鹿児島県鹿児島市を結ぶ高速バス路線である。昼行便(1日23往復)と夜行便(1日1往復)がある。

席は全便座席指定制で、乗車には予約が必要である。

目次

[編集] 運行会社

昼行便10往復を西鉄が担当、昼行便12往復をJR・南国・いわさき・鹿観の4社が3往復ずつ担当(4社の担当する便は月ごとにローテーションされる)、昼行便1往復と夜行便を西鉄本体とJRを除く4社が日替わりで担当する。

[編集] 沿革

  • 1990年3月22日 西日本鉄道南国交通林田産業交通鹿児島交通(当時)の4社共同運行により運行開始。
  • 1990年12月20日 JR九州バスが参入し、5社共同運行になる。
  • 1999年3月28日現在の停車地
    • 昼行便 - 博多駅交通センター、西鉄天神バスセンター、久留米インターチェンジ(一部の便のみ停車)、鹿児島空港南、西鹿児島駅前、天文館、いづろ
    • 夜行便 - 博多駅交通センター、西鉄天神バスセンター、西鉄久留米、西鹿児島駅前、天文館、いづろ
  • 2002年12月1日 福岡~鹿児島間の往復乗車券を9,000円→8,000円、4枚つづり回数券を18,000円→15,000円に値下げ。
  • 2004年2月13日 停車地追加。
    • 久留米ICに停車する便が新たに帖佐に停車するようになる。
    • 夜行便も鹿児島空港南に停車するようになる。
  • 2004年4月1日 鹿児島交通運用分が南九州バスネットワークに移管される。
  • 2006年9月1日 南九州バスネットワーク解散に伴い、運用分が林田バスに移管し、4社共同運行になる。
  • 2007年3月21日 停車地追加。
    • 昼行便すべてが久留米IC、帖佐に停車するようになる。
    • 全便とも停車地に高速基山、下伊敷を追加。
    • 下伊敷停車追加により経路一部変更(鹿児島ICが鹿児島北ICへ)
  • 2007年4月頃 新たに鹿児島交通観光バスが参入。再び5社共同運行となる(車両は旧南九州バスネットワーク所属車を林田バスより譲渡される)。
  • 2008年2月1日 林田バス清算により、同社運行便がいわさきバスネットワークに変更。
  • 2008年10月20日 夜行便の停車バス停を久留米バスセンターから昼行便同様久留米インターチェンジへ変更。
  • 2009年2月1日 いづろ高速バスセンター廃止に伴い、鹿児島市内の始終着バス停を鹿児島本港(高速船ターミナル)へ変更。[1]
  • 2009年6月1日 バスセンターが併設されていた南国日生ビルの建て替えに伴い、鹿児島中央駅前の乗降車バス停を変更[2]
  • 2009年10月頃 夜行便の西日本鉄道運用分が西鉄高速バスに移管される(昼行便は従来通り西日本鉄道が運行)。
  • 2010年7月1日 夜行便の停車バス停にキャナルシティ博多を追加。
  • 2010年7月21日 昼行便23往復中18往復について、一部の席を通常運賃の半額の運賃とする「席割」を実施(2012年3月31日まで)。
  • 2011年3月12日 九州新幹線の全線開通に伴い、「九州新幹線全線開通割引きっぷ」を4月27日まで発売(6月1日より「九州新幹線de高速バス割引きっぷ」と名称を変更し通年発売)。
  • 2012年2月29日 これまで期間限定で実施してきた「席割」を通年発売に変更、同年4月1日以降は夜行便・臨時便を除く全便が対象になる(設定席数は時間帯や運行時期により変動)。[3]

[編集] 運行経路・停車停留所

太字は停車停留所。福岡市内-久留米IC間のみ、鹿児島空港南-鹿児島市内間のみの利用は不可。【】は夜行便のみ停車。

[編集] 所要時間

  • 西鉄天神バスセンター~鹿児島中央駅前間
    • 昼行便 - 最速3時間47分
    • 夜行便 - 6時間36分

[編集] 車内設備

  • スーパーハイデッカーまたはハイデッカー、3列シート
    • 昼行便は原則2+1の配列、夜行便は独立3列
    • 南国交通と鹿児島交通観光バスは原則昼行便も全車独立3列シート(夜行仕様車を共用)
    • 西鉄といわさきバスネットワークは運用の都合上昼行便に夜行仕様車が充当される場合がある。
    • 2号車以降の続行便においては4列シート車が充当される場合がある。
  • 化粧室
  • テレビ・ビデオ・ラジオ
  • おしぼり
  • 毛布
    • かつてはマルチステレオや飲み物(お茶・コーヒーのセルフサービス)もあったが、コスト削減に伴い現在は廃止されている。

[編集] エピソード

  • 当路線はJRの特急「つばめ」(当時は在来線特急)と競合しており、当初から運行便数と低廉な料金で鉄道に対抗していた。鉄道側も運行便数の充実などで「桜島号」に対抗していたが、この結果、福岡~鹿児島間の航空機の利用者が減少、後にエアーニッポンは福岡~鹿児島間の航空路線から撤退するという結果になった。これは鹿児島空港が鹿児島市から離れていることも大きいと考えられている。1992年5月号のJTB時刻表によると、高速バスは昼行15往復・所要4時間20分・片道5,300円(往復9,000円)、鉄道は「有明」14往復・最速3時間58分・普通車指定席で片道7,710円・往復割引11,940円であるのに対し、航空機は2社で10往復・所要40分・運賃はジェット特別料金込みで片道12,550円・往復割引22,760円であった(すべて通常期の運賃)。ビジネス利用者が航空機からつばめに移ったと見られており、若者や女性が多く利用している桜島号からつばめにはそれほど移っていないようである。新幹線以外の鉄道や高速バスでも、条件によっては航空機に対しても競争力を持つという実例でもある。
  • しかしながら、近年は「つばめ」に徐々にシェアを奪われていることも事実で、ノンストップ便の廃止などがそれを物語っている。同じ様な傾向は「つくばエクスプレス」に徐々にシェアを奪われている「つくば号」でも減回等が生じている。ただ、「桜島号」そのものに関しては便数自体の削減は行われていない。2011年3月に九州新幹線が全通したため、更に運賃・料金面で差が広まっており、時間的要素と金銭面を考慮し、往復で利用手段を分ける旅客が増えるのではないか、とされている。
  • 当路線は全便が高速基山に停車し、各地への便へ接続しているため、鹿児島からの直通が少ない、もしくは全くない行き先(長崎、大分、佐世保など)を補完している。

[編集] 脚注

  1. ^ 福岡~鹿児島線「桜島」号 鹿児島本港(高速船ターミナル)へ路線延長を行ないます(pdf)
  2. ^ 出発場所は南国高速バスセンター(元「サンクス」店舗跡)で、到着場所はダイエー鹿児島中央店横の高速バスおりばとなる。
  3. ^ 高速バス福岡~鹿児島線「桜島」号 『席割』が新しくなって再スタート!(PDF)

[編集] 外部リンク


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