松田大介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まつだ だいすけ

松田 大介
生誕 (1975-08-20) 1975年8月20日(48歳)
日本の旗 日本群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉
国籍 日本の旗 日本
職業 経営者
活動拠点 日本の旗 日本
身長 175 cm (5 ft 9 in)
テレビ番組 TBSSASUKE
配偶者 あり
子供 二児
テンプレートを表示
松田大介
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年12月28日 -
登録者数 1380人
総再生回数 12万453回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年12月25日時点。
テンプレートを表示

松田 大介(まつだ だいすけ、1975年8月20日[動画 1] - )は、日本の水道屋経営者[1]TBSSASUKE』の常連選手、YouTuber。「松田水道」3代目社長。

来歴[編集]

地元の小中学校、隣町の高等学校を卒業後、東京で建築設備設計科の設備専門学校に通う。卒業後に設備店で3年間修業を積んだのち、家業の「松田水道」で祖父・父親の後を継いで3代目社長に就任。

SASUKE』は放送が開始された1997年の第1回大会から視聴。2014年、38歳の時にメタボな体型から心機一転ダイエットを開始し、急に痩せ始めたことで周囲から「病気ではないか」と心配されたが、本人は冗談半分で「SASUKEに出るため」と言っていた[動画 1]。その後、2016年の第32回大会に40歳で初出場を果たし、現在までに8回の出場経験がある。自宅の敷地には出場前から本番を模した練習用セットを製作し、大会前には出場者が最終調整を行う聖地となっている。

人物[編集]

身長175cm。ダイエット開始前の体重は80kgを超えていた[動画 1]

小中学校では剣道部に所属。

出場前から自宅の敷地や車庫にそり立つ壁やクリフハンガーなどのセットを原寸大で製作。出場ごとにエリアが増していき、現在までに(既に撤去されたエリアを含めて)28エリアを製作。自宅の敷地で作成するには土地面積が足りず、一部のエリアは隣家の土地を借りて組み立てている[動画 2]

近年では、出場者が大会本番前の最終調整や苦手エリアの特訓などを目的に訪れ、選手やファンの間では「松田パーク」の名で親しまれる。練習には完全制覇者やSASUKEオールスターズSASUKE新世代に海外勢など幅広いジャンルの選手が練習に訪れ、2021年の第39回大会収録前には村山彩希AKB48)、佐藤楓乃木坂46)、東村芽依日向坂46)、瀧脇笙古=LOVE)ら、出場が決まった4人のアイドルが松田パークへ赴いた[動画 3][動画 4][動画 5][動画 6]

趣味カメラスニーカー収集。エア・ジョーダンスニーカーは、自室に30足以上所有している。

豆柴を飼っており、当初は名前を「サスケ」にしようとしたが、家族に反対されたため「シュプ」と名付けた[動画 2]。完全制覇者の森本裕介が松田パークに訪れる際は、練習前にシュプくんと周囲を散歩している[動画 7]

既婚で2児の父。長女はSASUKEとKUNOICHIに出場経験がある[注 1]

SASUKEでの戦歴[編集]

大会ごとの戦歴[編集]

第32回大会~第34回大会[編集]

第32回に当時40歳で初出場。1stステージの第4エリア・オルゴールでリタイア(ゼッケン74、全カット)。大会後、自宅にオルゴールのセットを製作した。

第33回ではオルゴールへのリベンジを果たすはずが、第4エリアがフィッシュボーンに変更され、そのフィッシュボーンでリタイア(ゼッケン66、ダイジェスト)。大会後、自宅にフィッシュボーンのセットを製作した。

第34回は自宅に製作したフィッシュボーンで練習を積んで出場も、前回より骨の数が2本増え、その増えた部分で行き詰まり、骨に押される形で落水(ゼッケン68)。

第35回大会~第37回大会[編集]

第35回は遂にフィッシュボーンをクリアし、第5エリアのドラゴングライダーに到達。直前で喜矢武豊ゴールデンボンバー)が1本目のバーに触れたが、完全に掴み切れていなかった1本目のバーを掴むことに成功したが、2本目のバーへの移行に失敗。競技後のインタビューでは「(家に)無かったもん!」と叫んだ(ゼッケン32)。大会後、自宅にドラゴングライダーのセットを製作した。

第36回はゼッケン60番で出場。今大会は全出場者の1stの収録が夜から開始され、松田は1日目の収録での最後の挑戦者となった。1stでリベンジに燃えるドラゴングライダーでは、1本目のバーを掴んで滑空したが、2本目のバーを掴みきれず落水。自宅のセットは1本目のレールは再現していたが、2本目への対策が不十分であった。

第37回は、直近の2大会でクリアしたフィッシュボーンの自宅セットを敢えて撤去して臨んだ[注 2]が、フィッシュボーンの手前の第3エリア・ウイングスライダーで体勢を定め切れず、段差の衝撃でリタイア(ゼッケン32)。大会後、自宅にウイングスライダーのセットを自作した。

第38回大会~第40回大会[編集]

第38回は、自宅に製作して練習を積んだウイングスライダーが、新型コロナウイルスの対策観点から撤去され[注 3]、第3エリアがシルクスライダーに変更になった。1stではドラゴングライダーを三度目の正直で遂に攻略。最終エリア・そり立つ壁に警告音が鳴る中で挑むも、手が届かずタイムアップ(ゼッケン36)。

第39回は、大会前に前回苦戦したタックルを製作した。スタート前には、松田パークへ練習に訪れたアイドルからの声援を受けて挑んだが、前回クリアしたドラゴングライダーで2本目の飛び移りに失敗。リタイア後,悔しさのあまり涙を流した(ゼッケン36)。

第40回はゼッケン3940番で出場。前回大会終了後にスイングエッジを製作。さらに現存するシルクスライダーとドラゴングライダーを改良。ドラゴングライダーは、これまでに3度失敗した2本目への飛び移りまで練習できるよう工面して大会に臨んだ。スタート前に突然引退宣言が起き、一同を騒然とさせた。出場者に見守られながら挑んだ1stでは、前回クリアしていたフィッシュボーンで逆回転のポールを対処しきれずリタイア。インタビュー後、タオルを顔に当てながら地面に蹲り号泣。一度は引退を示唆したが、その後「続けたい」と声を漏らす。そして「俺SASUKEしかねぇんだよ」と言い、山田勝己に「俺の言葉や」とツッコまれた。

大会別成績[編集]

大会 ゼッケン STAGE 脱落エリア 備考
第32回大会 74 1st オルゴール 前半
第33回大会 66 フィッシュボーン 2本目
第34回大会 68 3→4本目
第35回大会 32 ドラゴングライダー 1本目終点
第36回大会 60 1→2本目
第37回大会 32 ウイングスライダー 中盤
第38回大会 36 そり立つ壁 タイムアップ
第39回大会 ドラゴングライダー 1→2本目
第40回大会 3940 フィッシュボーン 6本目の足場

通算成績[編集]

出場数 2nd進出 3rd進出 FINAL進出 最優秀成績
9回 0回 0回 0回 0回
  • 2022年 第40回大会終了時点

出演[編集]

テレビ[編集]

雑誌[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ SASUKEではローリングヒル下りでリタイア。KUNOICHIではドラゴングライダーまで到達。
  2. ^ 1st挑戦前の紹介VTRより。
  3. ^ ウイングスライダーのアクリル板に消毒スプレーと松脂を塗布するのは時間を要し、挑戦者のスタンバイまでに間に合うか微妙なため、撤去に至ったという。

動画[編集]

  1. ^ a b c (日本語) 【選手深堀】松田大介さんってどんな人~?, https://www.youtube.com/watch?v=PiYQM8P4d0Q 2022年7月30日閲覧。 
  2. ^ a b (日本語) 【自宅の庭に24個目】SASUKE屈指のセット職人が次に作るエリアとは?最年長クリアへ…制作現場に密着, https://www.youtube.com/watch?v=6QBCRmmQyYY 2022年7月30日閲覧。 
  3. ^ (日本語) 【フィッシュボーン攻略】セット職人松田大介も驚く!AKB48の腹筋女王の実力が想像以上だった【ゆうなぁもぎおんコラボ】【SASUKE2021 開催決定】, https://www.youtube.com/watch?v=KTnwLN7p7Kw 2022年7月30日閲覧。 
  4. ^ (日本語) 【衝撃】感謝祭マラソン女王の才能!乃木坂46佐藤楓がドラゴングライダーの練習で快挙【SASUKE 12/28放送】, https://www.youtube.com/watch?v=Jlt9qE-0vdM 2022年7月30日閲覧。 
  5. ^ (日本語) 【期待】猫のような身体能力!日向坂46東村芽依は日本人女性23年ぶりの1stステージクリアを成し遂げるのか!?, https://www.youtube.com/watch?v=NkgF4tlpZk8 2022年7月30日閲覧。 
  6. ^ (日本語) 【激アツ】SASUKE沼にハマる指原の秘蔵っ子アイドル【雪辱へ】, https://www.youtube.com/watch?v=XqUEzuvuzaM 2022年7月30日閲覧。 
  7. ^ (日本語) 【完全密着】サスケくん3度目の完全制覇へ発進!鬼練習を大公開!!【SASUKE2021開催決定】, https://www.youtube.com/watch?v=sEe7oyVaTkc 2022年7月30日閲覧。 

出典[編集]

  1. ^ 群馬県 みなかみ町 設備工事店 (有)松田水道 ~水道工事・水漏れ・修理から大規模工事まで設備のプロにおまかせ下さい~”. 群馬県 みなかみ町 設備工事店 (有)松田水道 ~水道工事・水漏れ・修理から大規模工事まで設備のプロにおまかせ下さい~. 2022年7月30日閲覧。