四つの基本原則

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四つの基本原則(よっつのきほんげんそく)は、中華人民共和国の政治などにおける基本路線の一つ。

1979年3月に鄧小平により中央理論工作会議で提唱され、1982年中華人民共和国憲法の前文に明記された。以下を「四つの基本原則」として堅持しなければならない、とする。

  1. 社会主義の道
  2. プロレタリアート独裁(または人民民主主義
  3. 中国共産党指導
  4. マルクス・レーニン主義毛沢東思想

背景[編集]

魏京生らを中心とした北京の春運動に対して、1979年3月29日、北京市党委員会は、集会・デモ・壁新聞の掲示等を規制する通告を発布。プロレタリア独裁、社会主義、中国共産党による指導、マルクス・レーニン主義と毛沢東思想に反対する壁新聞の張り出しや出版物の出版を禁止した。同3月29日、魏京生は反革命罪で逮捕された。

翌日の3月30日、トウ小平は、胡耀邦の理論会議で「四つの基本原則を堅持する」という演説を行った。「社会主義の道」「プロレタリア独裁」「共産党による指導」「マルクス・レーニン主義と毛沢東思想」の4つの原則を堅持する、というものだった[1]。魏京生の逮捕とこの「四つの基本原則」の宣言により、「民主の壁」(北京の春)運動は終息した。

脚注[編集]

  1. ^ トウ小平文選第二巻、「四つの基本原則を堅持する」(1979年3月30日)、[1]

関連項目[編集]