チャイナエアラインの航空事故

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中華航空機墜落事故 から転送)

チャイナエアラインの航空事故(チャイナエアラインのこうくうじこ)では、チャイナエアライン(旧・中華航空(1995年まで)を含む)の航空機による事故について解説する。なお、機体が全損しないまでも、負傷者を出したりしたため、大きく報道された航空事故も含まれている。

目次

[編集] 墜落事故

  • 1986年2月16日:中華航空2265便、(ボーイング737-200、機体記号B-1870)台北から澎湖諸島に向かっていたが、着陸寸前に近くの海上に墜落。乗員乗客13名全員が死亡した。なお同機は1969年に製造され、以前全日空が運航かつ日本で最初に導入されたボーイング737(元JA8401)であった。
  • 1989年10月26日:中華航空204便、(ボーイング737-200、機体記号B-180)が台湾中部の花蓮から台北にむけて離陸して3分後に、パイロットが出発経路を誤ったため山腹に激突。乗員乗客54名全員が死亡した。
  • 1991年12月29日中華航空358便(貨物便)、ボーイング747-200F(機体記号B-198)が上昇中に第3エンジンを主翼に止めるヒューズピンが破断し脱落。同時に第4エンジンも脱落し台北の北東約20Kmに墜落。乗員5名の全員が死亡した。
  • 1994年4月26日中華航空140便エアバスA300-600R、機体記号B-1816)、旧名古屋空港着陸時に副操縦士が誤って着陸復航モードの自動操縦状態にしてしまい、その状態のまま無理矢理着陸しようとするも上手くいかず、そのため着陸復航しようとするも、機首上げ操作のみが作動したため垂直上昇しすぐに失速して墜落。乗客乗員271人中264人が死亡し、7人が重傷を負った。この事故では損害賠償を巡って2003年まで争われた。(中華航空が責任を認めた)日本国内で起こった中華航空の墜落事故は本件のみなので、日本国内では単に中華航空機墜落事故と呼ばれている。
この事故の後、1995年に日本名呼称を「チャイナエアライン」に変更
  • 1998年2月16日チャイナエアライン676便墜落事故(エアバスA300-600R、機体記号B-1814)、台北中正国際空港(現・台湾桃園国際空港)の近くの住宅街に墜落、202人が死亡した。(乗客乗員全員と近隣住民) 上の140便の事故と機体が同じ(エアバスA300-600R)であり、しかも状況(着陸態勢)や理由(着陸復航のために自動操縦モードを解除した後、垂直に近く機首が上がって失速したため)が酷似していたため、チャイナエアラインは大きな批判を浴びた。

[編集] 重大インシデント

以下の項目は飛行中に事故が発生したものの墜落を免れたり、地上滑走中に事故に遭遇した事故のうち、大きく報道されたものである。

  • 1985年2月18日中華航空006便ボーイング747SP、機体記号N4522V)、台北よりロサンゼルスへ向かう途中、第4エンジンが異常により停止。本来なら自動操縦を解除し、方向舵を操作して機体のバランスを図るべきところだが、機長ら操縦乗員は自動操縦に依存し過ぎていたため、やがて機体が失速速度まで減速し、サンフランシスコの沖合できりもみ状態になって降下した。およそ2分間で1万メートル近くも垂直降下したが、途中偶然にもランディングギア(車輪)が出たため、エアブレーキの働きをし、機体のバランスを取り戻すことに成功し、サンフランシスコ国際空港に緊急着陸。機体は大きく損傷し、重軽傷者多数を出したものの、幸い死者はでなかった。
  • 2003年9月20日:チャイナエアライン111便(エアバスA300-600)福岡空港から台北向けて離陸直後、ノーズギアの格納扉が閉じていないことを示す警告灯が点灯したため1時間後に福岡空港へ緊急着陸した。問題の格納扉を取り外した後で再度出発したが、やはりノーズギアが格納できず、再び福岡空港に緊急着陸した。乗客210名に怪我人はなかった。結局、同機の運航は中止となり、乗客は約10時間遅れで代替機による臨時便で台北に向かった。
チャイナエアライン120便事故機
  • 2007年8月20日チャイナエアライン120便(ボーイング737-800、機体記号B-18616)、台北からの定期便が沖縄県の那覇空港に着陸、タキシング後、駐機スポットに停止する寸前で燃料の漏出と右エンジンからの出火が確認され、乗客全員が避難した後に爆発、全焼した。乗員乗客に死者は無かった。事故機は2002年に製造されたが、スラットに取り付けられていたボルトが脱落し、これがスラットの可動部に押されて燃料タンクを突き破り、燃料が大量に漏出したのが主な原因と見られる。詳細な原因については調査中である(2007年8月31日現在)。
  • 2007年9月20日:チャイナエアラインのチャーター機(ボーイング737-800,B-16805)が佐賀空港に着陸した際、胴体後部ドア付近に77cmの亀裂が見つかった。原因は機内のトイレなどの水漏れによる腐食であった。10月5日午後、仮修理を終えて乗員2名のみで台湾に向けて離陸途中、滑走路オーバーランし過走帯灯1個を破壊したものの、かろうじて離陸に成功した。その後計器表示に異常があったため、佐賀空港に引き返した。原因は、ピトー管に虫が詰まっていたためであった。10月11日、無事に台湾へ帰還した。

[編集] 関連項目

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