ヴィム・ホフ

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ヴィム・ホフ
氷風呂に浸るホフ。2007年3月24日、ロッテルダムで撮影。
生誕 (1959-04-20) 1959年4月20日(65歳)
オランダの旗 オランダ リンブルフ州シッタードオランダ語版
職業 スタント・パフォーマー
子供 5
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ヴィム・ホフ(Wim Hof、1959年4月20日 - )は、様々な寒冷な環境に関わる記録をもち、「アイスマン (The Iceman)」の通称で知られるオランダ人。彼は、普通の人々よりも寒冷に耐えることができるようになるという「ヴィム・ホフ・メソッド (Wim Hof Method)」を開発した。彼の身体は、低温に耐える自然な能力をもち、褐色脂肪組織をより効率的に活性化させ、普通の人間より体温を高める能力が高いことが検証によって明らかになっている。

生い立ち[編集]

ホフは、アンドレ (André) とともに一卵性双生児で生まれた。カトリック教徒の家庭で9人きょうだいで育ち、兄ロブ・ホフオランダ語版ドキュメンタリー映像作家となっている。初級実務学校 (lagere technische school) に学び[1]、彼自身の言によれば、12歳の時に、あらゆる種類の文化や言語への関心を抱き、また、仏教ヒンドゥー教インディアンマサイ族の自然宗教など、様々な形の秘伝的な思想や宗教にも関心をもったという[2][3]

ホフによれば、既に自己統制に関心をもっていた17歳の時に、公園で冷水に1分間浸ってみたことから、氷や冷水への挑戦が始まり、やがて呼吸法を体得して、「無呼吸で5分から7分程度氷水に入れるようになった」という[4]

エクストリームスポーツの取り組み[編集]

ホフによれば、アムステルダムポーランドで生活する中で、極端な寒冷に耐えることができるようになり、いくつかの鍛錬法を身につけたという。2007年5月、記録を残す目的で、つま先が凍える状態で標高7400mに達した。ショーツとサンダルという格好で、エベレストの頂上を目指した。気温は氷点下25度から30度であった。ホフは、それまでにも9回、ギネス世界記録に申請していたが、この遠征では10回目の申請を出した。

ホフは、それ以前にも、雪山に急峻な岩壁を登るための道具や安全のための装備なしに素足で登っていた。1998年末には、北極点で、40cmの厚い氷の下で、水着だけでの寒中水泳をした。1999年3月には、北極海の海中を、水深50mまで潜水した。2000年2月には、フィンランドで、氷点下20度の気温の中、氷の下を潜水して100m泳ぐことに挑戦した。本人によれば、6分間以上息継ぎなしていられるという[5][6]2000年3月16日、ヴィム・ホフは、フィンランドコラリオランダ語版付近で厚い氷の層の下を、57.5m 泳いだ[7][8]

2007年1月26日には、フィンランドのオウルの近くで、北極圏内で気温が摂氏で氷点下20度から30度という中、素足でハーフマラソンを走った。完走した時には二度の凍傷を足に負っており、コラリの病院で処置を受けた[9]。2時間16分34秒というタイムはギネス世界記録に認定された[10]。この試みは、ディスカバリーチャンネルが番組『The Real Superhumans and the Quest for the Future Fantastic』のために撮影し、11月4日に放映された[11]2007年6月、ホフは、氷の中に居続ける世界記録を更新した。アウヴェハンス動物園オランダ語版ホッキョクグマ舎に用意された、キューブ状の氷で満たされたコンテナの中に顎まで浸かって70分35秒を過ごした。この記録は、2008年4月21日に、43歳の中国人ジントゥ・ワン (Jintu Wang) が北京で1時間半の記録を作り、破られた[12]

2009年はじめ、ホフはタンザニアで、ほとんど裸同然で氷点下15度のキリマンジャロの5,892mまで登って「世界記録」を達成した[13]2014年末にも、再びショーツ姿でキリマンジャロに登った。この時には、26人の同行者たちとともに登山開始から48時間以内に頂上に到達した[14]

2008年末には、もはや「遊園地の見世物 (kermisattractie)」にはなりたくないが、自身の技術を他者に伝えることを通して「人類に奉仕した (de mensheid wil dienen)」と述べた[15]。しかし、2010年3月26日には、それ以前の姿勢に立ち戻り、キューブ氷のコンテナに1時間44分12秒に浸っていた。2010年7月には、この記録を自ら10秒更新したが、今回はエネルギー供給会社ヌオンオランダ語版の宣伝と連動する形での試みであった[16]。この時の記録1時間44分22秒は、2011年1月1日に、地球温暖化への関心を喚起するためとして香港で行われたホフ自身の再挑戦で、1時間50分に更新された[17]2015年の時点でホフの記録は、1時間52分42秒とされ、のべ20件のギネス記録をもっているとされた[18]

メソッド[編集]

ホフは、精神的な鍛錬によって人間は自分の神経系に影響を与えることができる、と考えている[19]。彼は、自身の循環器に影響を与える技法を教える学校を設けている[20]。彼のいう「ヴィム・ホフ・メソッド (Wim Hofmethode)」は、呼吸の技法と、徐々に寒冷な環境に順応することで自分の身体は低温への耐性が高まるという信念を結びつけたものである[19]。彼はまた、チベットの瞑想技法であるツンモ英語版を取り入れており[21]、彼自身の言によれば、「自らの意思と呼吸によって、神経系を通して熱を生み出す」助けとなるのだという。この実践によって、より多くの酸素が血流によって運ばれ、中枢神経系に作用するのだという[20]。 ホフの考えでは、酸素が身体中に行き渡ることで、身体はアルカリ化するという[22]

2015年1月14日、ホフは、メソッドを学ぶ弟子たち18人とともに、ショートパンツ姿でのキリマンジャロへの集団登山を敢行した[18]

ホフの考えでは、このメソッドは、リウマチ糖尿病の患者の改善にも役立つものであり、また、広い意味での癒しの効果もあるとしている[19][注釈 1]。彼は、それぞれの病気は、その原因が免疫系のバランスの乱れにあると考えており、病気の90%は治せるものだとしている[22]

呼吸法の鍛錬の中では、一種の過呼吸を起こして、短い間、意識を失うこともある。このような状態が水中で起こると、いわゆる浅水失神英語版に陥り、命を落とすこともある。2016年5月と7月にアムステルダム新聞Het Parool』は、ヴィム・ホフ・メソッドの実践者から4人の死者が出ていると報じた。溺死者が出たことは、一部の例では検死報告書によっても確認された。遺族の中には、この鍛錬法が溺死と関係があると疑い、警鐘を鳴らす者もいる[23][24]。ヴィム・ホフ自身は、鍛錬は安全な方法と場所を選んで行うべきだと述べている[25]

科学的検証[編集]

ホフについての科学的な検証は、複数の科学的な研究機関によって行われてきた。2014年の研究は、彼のメソッドが、特定の呼吸法によって免疫系に作用することを示したが、それはホフ自身が2011年の時点で考えた精神集中や瞑想によるものではないとされた。また、この研究では、ホフの身体が、低温に耐える自然な能力をもち、褐色脂肪組織をより効率的に活性化させ、普通の人間より体温を高める能力が高いことを明らかにした。

ホフによれば、2007年にはニューヨークファインスタイン医学研究所が彼を検査し、さらにフィンランドのオウルにある低温生理学の研究所で[26]、ジェット戦闘機のパイロットが経験する極端な低温の作用を検証しているオクサ (Oksa) 教授の指導の下でも検査を受けたという。それによれば、彼の耐寒性は、長年の鍛錬を経て極端になったものとされた。

免疫系への作用(2010年 - 2014年)[編集]

2010年以降、ホフは、ナイメーヘンラドバウド大学教育病院 である聖ラドバウド大学医療センターオランダ語版の研究者たちによって、どうしてこのようなパフォーマンスができるのか、研究されることとなった[27]。ホフが氷風呂に使っている間、瞑想をしているときに、内毒素の働きに関する様々な検査が行われた[28]。彼の身体は、平均より高いコルチゾールの値を示した。また、免疫反応は、通常より50%低く、炎症性タンパク質が少ないこともわかった[29][30]

ホフ自身は、精神集中と瞑想によって自分の自律神経系免疫反応に作用を及ぼすことができると主張していたが[29]、瞑想が自律神経系や免疫反応に作用を及ぼすという科学的証拠は見出されなかった[31]。次いで研究者たちは、ホフが訓練した人々と、そうではない普通の人々の対照実験を提案した[30][32]。ホフによって訓練を受けた12人が介入群(実験群)となり、訓練されていない12人を統制群として、真正細菌(バクテリア)である大腸菌に由来する内毒素の、血流中の状態が検査された。訓練を受けていた介入群の対象者は、呼吸技法の実践によって、生体組織への酸素の供給が抑えられ(低酸素症)、身体のアルカリ化(アルカローシス)の傾向が認められ、アドレナリンは、初めてバンジージャンプをする人の水準をさらに超える高い値となった[33][34]。よく多く認められた炎症性タンパク質の中には、インターロイキン10 (IL-10英語版) も含まれていた。介入群は、統制群に比べて、病気の兆候は少なかった。この実験結果は、訓練を受けた人々が免疫反応に何らかの作用を及ぼしている可能性を示唆するものであった[33][35][36][37]

フォルヘンス・ウーター・ファン・マルケン・リヒテンベルト (Volgens Wouter Van Marken Lichtenbelt) は、ヴィム・ホフ・メソッドが免疫系に作用することが、この結果によって「決定的に (onomstotelijk)」明らかになったとしたが、メソッドのどの要素が、どのように効果を及ぼしているのかは決定し難い、とした。また、呼吸技法が自律神経系に作用して、より多くのアドレナリンが出た可能性も考えられた[22]。研究者である コックス (Kox) とピッカーズ (Pickkers) によると、深呼吸と長く息を止める行為を交互に繰り返すと、血液中の水素イオン指数 (pH) や酸素量に大きな変化が生じることは、既に以前から指摘されていたという。高い水準のアドレナリンが、免疫系の働きによって生じることも、既に知られていた[34][38][注釈 2]。研究者であるピッカーズによれば、物理的なストレスは、心理とは無関係だという[34]科学ジャーナリストマルセル・フルスパスオランダ語版は、実験によって明らかにされた免疫反応の低下は、ホフが病気に冒されにくいわけではないことを示している、と述べた[39]

褐色脂肪組織(2014年)[編集]

マーストリヒト大学で、その後に行われた研究によると、 ホフと一卵性双生児であるアンドレにも、同じように寒さへの耐性があることが明らかになった。アンドレは、ヴィム・ホフが編み出した耐寒訓練を受けていないが、呼吸技法は同じものを修得していた。研究者たちが明らかにしたところによれば、ふたりとも耐寒性をもっており、褐色脂肪組織をより効率的に活性化させ、普通の人間より体温を高める能力が高いが、褐色脂肪組織の量が多いわけではなかった[40][注釈 3]。研究者ウーター・ファン・マルケン・リヒテンベルトは、褐色脂肪組織の存在と活性化について、「これこそが、鍛錬の有無などより肝要なことであるように思われる」と述べた[42]。この研究からは、さらに、呼吸技法が熱の発生を高めているときには、呼吸の過程における、強力な、静態的筋収縮が生じていることが示唆された[43]。また、筋収縮の際には、グルコースの増加が認められた。

批判[編集]

ホフは、その発言がしばしば批判の対象となってきた。彼は、リウマチや、多発性硬化症、あるいはがんの患者にも、このメソッドが有効かもしれないと主張している。研究者のピッカーズとコックスは、彼らの立場からすれば正当とはいえない、このような健康への効果を宣伝してはならないと警告した[34]。ホフはまた、メディアに対して、検査の結果、彼の身体は真正細菌(バクテリア)を比較的速やかに除去する[20][注釈 4]、あるいは、(メソッドを実践する)「12人に通常は5時間から8時間に渡り気分が悪くなるバクテリアを注射したが、全員が15分以内にその症状を抑えてしまった」などと、同様の発言をしているが[4]これは実際の検査の結果とは異なっていた。[要出典]

おもな著書[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ "Wim Hof: "Als je dit meester bent word je niet meer ziek, want het lichaam is te waakzaam geworden. De levenskwaliteit zal omhoog gaan als iedereen langzaamaan zal leren de eenheid tussen lichaam en geest te smeden. Het Riagg zal werkeloos zijn, de ziekenhuizen zullen alleen nog maar botbreuken hoeven [te] behandelen."(この技法を修得すれば、身体は強壮となり、病気にはならなくなる。身体と精神の統一を作り上げる術を徐々に皆が学ぶようになれば、生活の質は向上する。)
  2. ^ Patiënten die te maken hebben met een anafylactische shock werd al adrenaline toegediend om hun immuunsysteem te remmen. (アナフィラキシーショックに見舞われた患者には、自身の免疫系に由来するアドレナリンが生じている。)
  3. ^ In 2011 stelde de Universiteit van Maastricht vast, na onderzoek onder leiding van Wouter van Marken Lichtenbelt, dat Wim Hof evenveel bruin vet had als een twintigjarige.[41] Echter, in 2014 liet de universiteit weten dat uit het eerdere onderzoek van Maastricht UMC+ was gebleken dat zijn lichaam niet over bovengemiddeld bruin vet beschikte.[40]2011年、ウーター・ファン・マルケン・リヒテンベルトが主導した研究の結果、マーストリヒト大学は、ヴィム・ホフが20歳の成人男性と同等量の褐色脂肪組織をもっていたと発表した。いずれにせよ、2014年の時点で大学は、それ以前にマーストリヒト大学医療センターオランダ語版の検査によって、ホフが平均以上の褐色脂肪組織をもっているわけではないことは承知していたはずである。)
  4. ^ Wim Hof: "Ik heb laten zien dat ik binnen 10 minuten een ingespoten bacterie kan verwijderen uit mijn lichaam."(検査したところ、私の身体に注射されたバクテリアは、10分ほどの間に身体から除去されてしまう。)

出典[編集]

  1. ^ Zomerinterview: Wim Hof Vox, magazine van de Radbouduniversiteit Nijmegen, 14 juli 2014
  2. ^ Wim Hof’s Cold Trickery” (オランダ語). Hof Outdoor/Wim Hof. 2011年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月12日閲覧。
  3. ^ Wim Hof - The Iceman 24 uur met..., VPRO, 19 december 2014
  4. ^ a b 氷水に2時間浸かる男”. Red Bull. 2017年1月15日閲覧。
  5. ^ Waar zit je? - Wim Hof de Volkskrant, 3 oktober 2008
  6. ^ Wat 'The Iceman' doet, kan medisch gezien niet de Volkskrant, 26 mei 2010
  7. ^ (ドイツ語)Jonas Rau, Eiskalt den Rekord geholt, Seen.de, 1 januari 2015. Bekeken op 27 mei 2016
  8. ^ Farthest swim under ice - Guinness World Records, Youtube.com, 20 augustus 2016. Bekeken op 27 mei 2016
  9. ^ Peter Klooster, ‘Runner’s cold’, Runnersweb.nl, 4 februari 2008. Bekeken op 27 mei 2016
  10. ^ World Records - Tag Archives: Finland, world-records.org. Bekeken op 27 mei 2016
  11. ^ The Real Superhumans and the Quest for the Future Fantastic, IMDB.com. Bekeken op 27 mei 2016
  12. ^ Chinees verbreekt record Iceman Archived 2014年12月24日, at the Wayback Machine., NOS Teletekst, 21 april 2008
  13. ^ Icemen climbs Mount Kilimanjaro KickAssTrips, januari 2014, bezocht 3-1-2017
  14. ^ Ted Thornhill, Hardy climbers defy experts to reach Kilimanjaro summit wearing just their shorts and without succumbing to hypothermia 17 februari 2014
  15. ^ “tv”. (2008年12月22日). http://www.trouw.nl/tr/nl/4324/Nieuws/archief/article/detail/1632743/2008/12/22/tv.dhtml 2014年12月19日閲覧。 
  16. ^ Iceman verbreekt record ijszitten. De Telegraaf, 24 juli 2010, bekeken op 24 december 2014
  17. ^ Video van de recordpoging en interview Archived 2011年1月2日, at the Wayback Machine. 1 januari 2011.
  18. ^ a b 「アイスマン」と呼ばれる、パンツ1枚でクライミングに挑み、裸足で雪の上を走り、氷の中を平然と泳ぐ男”. TravelPress (2015年2月14日). 2017年1月17日閲覧。
  19. ^ a b c Sander Voormolen, IJzeren wil (2012). Prometheus. ISBN 9789035139268
  20. ^ a b c van der Zee, Nynke (2013年). “De missie van the Iceman Wim Hof” (pdf) (オランダ語). Friesland Post. pp. pp. 14–17. 2014年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
  21. ^ Dutchman aims to break record in freezing bath” (英語). Telegraph (2008-18-08). 2009年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月18日閲覧。
  22. ^ a b c L1 (2014年5月20日). “The Iceman uit Sittard zorgt voor medisch wonder” (オランダ語). L1. 2014年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月24日閲覧。
  23. ^ Duin, Roelf Jan (2016年5月28日). “'Oefeningen iceman Wim Hof eisen slachtoffers'” (オランダ語). Het Parool. 2016年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月29日閲覧。
  24. ^ Duin, Roelf Jan (2016年7月2日). “'Iceman'-oefening eist opnieuw leven” (オランダ語). Het Parool. 2016年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月18日閲覧。
  25. ^ Waarschuwing voor het uitvoeren van de oefeningen
  26. ^ Deze wetenschappers onderzochten Wim op verschillende manieren:
  27. ^ Radboud gaat 'The Iceman' onderzoeken” (オランダ語). NOS (2010年5月26日). 2016年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
  28. ^ Matthijs Kox, Monique Stoffels, et al The Influence of Concentration/Meditation on Autonomic Nervous System Activity and the Innate Immune Response: A Case Study. Psychosomatic Medicine, juni 2012 vol. 74 no. 5 489-494. doi: 10.1097/PSY.0b013e3182583c6d
  29. ^ a b Radboud University Nijmegen Medical Centre. Research on 'Iceman' Wim Hof suggests it may be possible to influence autonomic nervous system and immune response. ScienceDaily, 22 april 2011
  30. ^ a b Martine Zuidweg, Iceman stuurt eigen afweer. Radboud Universiteit, 19 april 2011
  31. ^ Radboud universitair medisch centrum (2011年4月). “Opmerkelijke resultaten na onderzoek ‘Iceman’ Wim Hof” (オランダ語). Radboudumc. 2014年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月21日閲覧。
  32. ^ ScienceDaily (2011年4月22日). “Research on 'Iceman' Wim Hof suggests it may be possible to influence autonomic nervous system and immune response” (英語). ScienceDaily. 2011年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
  33. ^ a b Matthijs Kox, Lucas T. van Eijk et al., Voluntary activation of the sympathetic nervous system and attenuation of the innate immune response in humans. PNAS, maart 2014. doi: 10.1073/pnas.1322174111
  34. ^ a b c d Ellen de Visser, Trainen in de kou heeft invloed op immuunsysteem. Volkskrant, 6 mei 2014.
  35. ^ Rijnvis, Dennis (2014年5月6日). “'Meditatie in kou kan afweersysteem beïnvloeden'” (オランダ語). Nu.nl. 2014年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
  36. ^ The Iceman, van circusact tot wetenschappelijke doorbraak. Documentaire met beeldmateriaal over training en resultaten.” (オランダ語). AvroTros. 2016年6月12日閲覧。
  37. ^ 't Sas S, van Gool B (2014年5月6日). “Immuunsysteem is bewust te beïnvloeden” (オランダ語). Eenvandaag.nl. 2016年6月12日閲覧。
  38. ^ Adel Moussa (2016年6月19日). “The 'Wim Hof Method' - Effective? What Science Can Tell Us” (英語). Suppversity. 2016年12月18日閲覧。
  39. ^ Heer, verlos ons van Wim Hof: Een overpeinzing bij de IJsman. ThePostOnline.nl, 7 mei 2014
  40. ^ a b Lichaamstemperatuur opstoken door bruin vet en ademhaling” (オランダ語). Maastricht University (2014年7月14日). 2014年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月21日閲覧。
  41. ^ Bruin vet is wapen van ijsman tegen kou. NRC.nl, 15 december 2011, bekeken op 24 december 2014
  42. ^ Dirk-Jan Zom, 'Iceman weerstaat kou door ademhalingstechniek', Eenvandaag.nl, 15 juli 2014
  43. ^ Vosselman, MJ; Vijgen, GHEJ; Kingma, BRM; Brans, B; van Marken Lichtenbelt, WD (2014-07-11). “Frequent Extreme Cold Exposure and Brown Fat and Cold-Induced Thermogenesis: A Study in a Monozygotic Twin.”. PLoS ONE 9 (7). http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371%2Fjournal.pone.0101653 2016年12月21日閲覧。. 

外部リンク[編集]