レグルス

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レグルス
Regulus
仮符号・別名 しし座α星A[1]
星座 しし座
視等級 (V) 1.40[1]
変光星型 Slightly
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 10h 08m 22.31099s[1]
赤緯 (Dec, δ) +11° 58′ 01.9516″[1]
赤方偏移 0.000020[1]
視線速度 (Rv) 5.9km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -248.73 ミリ秒/年[1]
赤緯: 5.59 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 41.13± 0.35ミリ秒[1]
距離 79.26 ± 0.68光年[注 1]
(24.31 ± 0.21パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) -0.529[注 2]
物理的性質
半径 3.15~4.15 R
質量 3.5 M
自転周期 15.9 時間?
スペクトル分類 B8IVn[1]
光度 150 L
表面温度 10,300~15,400 K
色指数 (B-V) -0.11[2]
色指数 (U-B) -0.36[2]
年齢 5 ×107
別名称
別名称
Cor Leonis, Basilicus
Lion's Heart, Rex
Kalb al Asad, Kabeleced
軒轅十四
しし座32番星[1]
BD +12 2149[1], FK5 380[1]
HD 87901[1], HIP 49669[1]
HR 3982[1], SAO 98967[1]
LTT12716[1]
■Project ■Template
レグルスBC
視等級 (V) 8.14 / 13.5
位置
元期:J2000
赤経 (RA, α) 10h 08m 12.8/14s
赤緯 (Dec, δ) +11° 59′ 48″
絶対等級 (MV) 4.2 / 9.5
物理的性質
半径 0.5 / ? R
質量 0.8 / 0.2 M
スペクトル分類 K1-2 V / M5 V
光度 0.31 L
色指数 (B-V) 0.87
色指数 (U-B) 0.54
別名称
別名称
BD+12 2147, HD 87884, LTT 12714, SAO 98966
■Project ■Template

レグルス (Regulus)は、しし座α星しし座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。1等星の中では最も暗い。

概要[編集]

黄道上の唯一の1等星で、航海位置の計測の基準となる常用恒星。

特徴[編集]

4個の星が各2個のペアになって互いに回っている多重連星である。1組はレグルスAと呼ばれる分光連星であり、主星は青白色の準巨星、伴星は0.3太陽質量程度のおそらく白色矮星で、共通重心の周りを40日間かけて回っている。もう1組はレグルスBおよびレグルスCと呼ばれ、どちらも小さな主系列星で、100AUほど離れており、2,000年かけて回っている。AとBCの間隔は4,200AUで、地球からは177離れて見える。

レグルスの形状[編集]

アメリカカリフォルニア州ウィルソン山天文台の光学干渉計施設(口径1m望遠鏡6台を使用)でレグルスの大きさ・形などの観測が行われ、その結果及び他で行われたスペクトル観測、コンピュータによるモデル計算によりレグルスの形が明らかになった。その結果、レグルスは高速で自転しているために赤道部分が遠心力で膨れ上がり、赤道半径は極半径より30%も大きいことがわかった。そのため、極の温度は15,100℃なのに対し、赤道部は10,000℃しかない(つまり、極は赤道部より5倍も明るい)。レグルスの自転軸は天の北極より86度も傾いている。しかも、レグルスの固有運動の向きはその自転軸の向きに一致している。さながら、回転しながら突き進む弾丸のようである。

自転速度は秒速300km(時速108万km)を超え、所要時間は15.9時間である。自転速度があと16%早ければ、遠心力が重力を上回り、レグルスはバラバラになってしまうだろう。

レグルス食[編集]

1等星の中で最も黄道に近いため、定期的に月による(掩蔽)が発生する。非常に稀ではあるが、惑星水星金星)によるレグルス食も発生する。前回は、金星によるレグルス食が1959年7月7日に起きた。次回の惑星によるレグルス食は、85年後の2044年10月1日の金星によるレグルス食の予定である。他の惑星によるレグルス食は、交点の位置の関係上、ここ2000-3000年の間は発生しない。

名称[編集]

学名は Alpha Leonis(略称:α Leo)。レグルス(Regulus)の意味はラテン語で「小さな王」。コル・レオニス(Cor Leonis、獅子の心臓)とも呼ばれるが、この名も「レグルス」同様ラテン語に由来している。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME REGULUS. 2013年1月19日閲覧。
  2. ^ a b イェール輝星目録第5版

関連項目[編集]

外部リンク[編集]