元期

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元期(がんき、げんき、: epoch)とは、天体観測測量において用いられる指標の1つ。

天体観測における元期[編集]

主に、彗星小惑星衛星などの軌道計算に用いられる。 軌道要素がいつ観測されて得たものかを示し、西暦とその年の1月1日から何日過ぎたかで表される(例:2006年1月1日UT)。

特に、彗星や小惑星など他の惑星などの引力の影響を受け、軌道が変化しやすい天体の観測に用いられることが多い。特に、彗星観測などに於いては、観測毎に軌道が変化するため、長期的な軌道を算出することが困難である。このため、元期が最新の物を使用することにより、より観測時に正確に近い軌道を知ることができる。

測量における元期(がんき)[編集]

地殻変動による位置座標の歪みを修正するために導入されたセミ・ダイナミック補正では、測量成果の基準日を元期という。元期に対して観測を行った時点を「今期(こんき)」と呼ぶ[1] [2]

2012年現在で公開されている日本の「測量成果2011」における元期は、おおむね東日本では2011年5月24日、西日本では1997年1月1日である。

出典[編集]

  1. ^ [1] セミ・ダイナミック補正 国土地理院
  2. ^ [2] 導入の背景 -地殻変動の激しい日本列島-  国土地理院


関連項目[編集]